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付加価値をつけて差別化をするためには、残業している場合ではないという話

2019年8月19日

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公開日:2019年8月19日
更新日:2019年8月19日

私は会社員だが、意識して残業をしないようにしている。主な理由は「差別化」のためである。

基本的に、狭い分野のひとつのことを追求していても、わりとすぐに飽和する。既に飽和しているのに、ずっとそのことを続けていたのでは、新しいことが身につく率は、時間単位に対してどんどん少なくなる。

ちょっと図で書くとこんな飽和曲線のグラフみたいな感じ。

また仕事によっては、どんなに時間をかけようと、クオリティが向上される率は、微々たるものだろう。下手をしたら「時間は相当にかけたけど、やっぱり元のままで変えない方が良かった。」という可能性すらあるし、実際になったこともある。

であれば、要件を十分に満たし、完成したものであれば、すぐにでも終了した方が、効率が良くないだろうか?

 

確かに一つのことを突き詰めて、ひたすら向上をする領域はある。プロの演奏家とかもその類だろうし、100メートル走などもそうだろう。実際に、私もイギリスで競技プレゼンをやっているときは、それだけに集中していたこともある。私も特に直前は。

分かりにくい発表は犯罪だ。~分かりやすいプレゼンとは何か~

しかしそれでも、毎日ずっと、単調にただ練習・仕事をするだけではなく、いろんな方法を取り入れたりはしているはずである。

 

特に変わった発想や、イノベーティブな考えというのは、同じ道を追及していても、そこで現れることは、基本的にないことは歴史的にも分かっている。突飛な発想が出てくるには、元々ある業界では突飛だと感じるような、他の領域の常識を認識していない限り厳しい。

これには何が必要だろうか?

おそらく使い古された言葉ではあるがおそらく「幅広い知性と教養」というやつである。

T型人材・π型人材の横棒の長さと厚さである。丁度こんな感じ。

幅と厚さ。

ということは、やはりインプットが多様でなければならない。

日本の特にSNS界隈では軽視されがちのようだが、いわゆる成金ではない富裕層など「階層」が上がっていけばいくほど、「知性と教養」の求められる率が上がっていく。

https://www.huffingtonpost.jp/hajime-shinohara/japanese-classics_b_14703114.html

残業をしてまで、そんな微々たるもののために、かけていたのでは効率が悪いどころか、むしろチャンスを逃していないだろうか?

では、やはり「残業はしないで、他の分野のことを積極的にやる」ことは理にかなっていないだろうか?

さらに、人間の同じものに対する集中力は一日に制限がかかるようにすら思う。

仮に、一つのものに集中できる時間が3時間だとすると1日24時間。9時間は休むとする。それでも残りは15時間。1日に5つの事柄に力を入れられないだろうか?そのままずっと続けていたら5分野で成果が出て、さらに相乗効果も狙える。

「一芸に秀でるものは多芸に通ず」というように、一つに秀でるものはほかのものにも秀でる可能性が高い。

よって、必死に一つのことを突き詰めるよりも、敢えてより多様なことに取り組んだ方が、かえって「本業」にも役に立つのではないだろうか?

 

もちろん様々な事情がある。あくまでも個人的見解である。業種や状況にだいぶ依存すると思うが、こういう考え方も、なかなか悪くはないのではないか、と感じる今日この頃である。

注:

「十分に」と書いたが、ここの「十分に」の程度が難しい。だから時間内に用件を満たしていたら、あえて残業する必要もないのではないか、という視点である。

さらに、「飽和」しているかどうかは、一回は何かしらの分野でトップレベルまで到達した経験がないと、現状が飽和しているかしていないかどうか、すらもわからない可能性がある。この点では、こういう考えの前に、一度はトップレベルまで何かしらで到達しているほうがわかりやすいかもしれない。

なお、職業柄、「帰れない」という状況もあるかもしれないが、この辺も働き方改革に期待していきたいところである。

最も、他にもいろいろやりたいことがある現状を正当化している側面も否定できない。まあそんなもんでしょう。

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ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所においてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした外資コンサルに従事。現在外資系IT企業の研究職として人工知能/基盤モデル関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。

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