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3分プレゼン/スピーチのコツ!ネタや構成,スライド,文字数まで

2017年5月27日

目次

  • 3分プレゼンの構成やスピーチのコツ
    • 3分プレゼン
    • 構成
    • ネタ
    • スライド
    • 間の取り方
    • 文字数
    • やってはいけないこと
      • 自己紹介
      • 分かりにくいアナロジー
      • 前フリ
      • 細かすぎる説明
      • 早口で詰め込むように話す
      • 「えー」とか「んー」
      • 謝辞
    • やったほうがいいこと
      • ゆっくり・はっきり話す
      • 感情的に熱を持つ
      • 練習あるのみ
    • 社内の場合
    • 参考になりそうなサイト(英語)
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2017年5月27日
更新日:2019年7月21日

ケンブリッジ大学の3分大会にも決勝に残っていることや、アドバイスを頂いた方は、イギリスの国会議員であったり、世界経済フォーラム(ダボス会議)で一般向けの講演を行っている人であったりすることから、役に立ちそうな部分をまとめました。言わずもがなで、イギリスや世界大会だと必ず英語のため筆者は英語で行いました。が、本質的には日本語でも同じはずです。研究発表を想定していますが、構成を少し変えれば他のものでも同様に利用できます。

3分プレゼンの構成やスピーチのコツ

本質的に言って、プレゼンは相手に何かを伝えるだけです。本質的に時間は関係ありません。ただ、短い方が必然的に難しくなります。

https://sciences.adelaide.edu.au/3mt/

3分プレゼン

やったことがある人は分かるかと思いますが、一見短いほうが簡単そうに感じますが、実際は短いほうが難しいです。1時間よりも3分のほうが断然難しい。1時間であれば多少脱線しようが、ちょっと多すぎるくらいに説明したり、何を言うかを忘れようが、何しようがどうにかなります。しかし3分では余計なことを話していては、重要なことを話す前に時間が過ぎてしまいますし、突っかかっていても終わってしまいます。3分では無駄なく、重要な概念を網羅しつつ、相手に何が重要かをわかってもらう必要があります。

構成

時間が短いので、なかなかトリッキーなことも難しくなります。標準的な構成は、

  • 背景(1分)
  • 具体的な問題(1分)
  • 解決方法(1分)

になります。もちろん分野によっては背景を多く説明しなければならないもの、そこまで言わなくても分かるもの、いろいろです。聴衆によっても変える必要があります。例えば話す内容が、「町内会のごみの片づけ、分別方法」の場合と「低次元量子物理学」の場合には、知っている前提が全く変わってきます。

(これだから、基礎研究の物性物理とかは大変になるんですよ!笑

実際、英語でのプレゼンでは”Imagine(想像してください)”「どんなに働いても収入が月100ドルだったら~」のように”Imagine”を使って惹きつける人が多いです。

しかしながら仮に”Imagine”「想像してください、量子スピンの相互作用が~」とかいうと、恐らく誰も聞いてくれなくなります。)

 

ネタ

ネタを入れるのであれば、おそらく最初でしょう。いわゆる「つかみ」です。身近にあるものや、分かりやすい問題がいいでしょう。例えば、使っているスマートフォンの機能がよくなることなど、日常に使えることや、地球温暖化などの一般常識となりつつある問題です。

スライド

スライドが使える場合は、重要なグラフや概念の図を入れておくといいでしょう。ただし入れ過ぎはよくありません。完全に首尾よく動くスライドであれば、ひたすらアニメーションで最後までというのもありかもしれません。一つ言えることは、一見してすぐにわかることです。複雑だとかえってその図や絵に気を取られて話を聞いている状態じゃなくなります。

間の取り方

ずっと同じペースで話すと聞いている方は疲れてきます。メリハリをつけていきましょう。

特に、間の取り方が重要です。ちょっとやってみましょう。

 

 

 

 

こんな感じでスペースを開けると、少なくとも以前の段落と、この段落は、意味が違うように感じませんか?文字上では行間数が空くと、話題が変わったように見えます。スピーチでは一瞬の間が、話題の切り替えや段落に相当する役割を持たせられます。

文字数

一般的には日本語では1分300文字というのがあります。しかしながら、文字数は気にする必要はないかと思います。というのも個人によって話のスピードは変わってきますし、抑揚の付け方でもちろん変わってきます。

 

やってはいけないこと

時間が3分なので余計なことをしている暇はありません。いらないものをそぎ落としていきましょう。

自己紹介

司会が紹介しているでしょう。要りません。

分かりにくいアナロジー

類推・アナロジーを使うのは有効ですが、それが少なくとも業界で一般的ではない場合には、むしろ逆効果です。分かりやすいもので行きましょう。何が分かりやすいかというと、今までの人生で一回は経験しているであろうことです。生活に関係していることが無難です。

紙で指を切った、

大事な時に限って忘れ物をする、

地図の見方

などなど。

前フリ

だから、3分なんですよ?時間ないんですよ?余計なことしている場合じゃないですよ?

細かすぎる説明

細かすぎる説明は不要です。3分に誰もそんなこと期待していません。概要を分かりやすく簡潔に。

早口で詰め込むように話す

短いからと言って早口で詰め込むように話せばいいわけではありません。それでは余計にわかりにくくなります。リスニング試験ではありません。聞く方もそんな張り詰めた雰囲気で聞いていられないでしょう。人数が多ければなおさらです。取捨選択をしてゆっくり話す方が得策です。

「えー」とか「んー」

えーとか、んー、とかえーっと、とか言っている暇はありません。やったほうがいいことの最後を参照ください。「練習あるのみ」

謝辞

謝辞を入れている暇があったら、内容の話をしましょう。謝辞を入れないと苛立つ上司とかがいると厄介者ですが、そんな人はいないに限りますが、もしいた場合はどうしましょうね。相手にしないが得策です。私はそれでも、3分トークには謝辞は入れないことをお勧めします。

(何でそんなこと言うんだ、と司会に言われたら「言わないと怒られるので。」とか言ってほしいところです。こういったら余計怒られそうですけど。)

やったほうがいいこと

では逆にやったほうがいいことをまとめます。

ゆっくり・はっきり話す

「3分なのにゆっくり話せだって?矛盾しているじゃないか!」ええ、まあまあ落ち着いて。

詰め込むように息が詰まる話し方では聴いている方も疲れてきます。人数が多いと「うわー、またマシンガン3分始まるよー・・・。」と思われても仕方ありません。この時点で共感されることはないでしょう。

経験があるかとは思いますが、一般的に話している人の感じているスピードよりも、聞いている人のほうが、同じスピードでも体感で早く聞こえます。

そんな中を口げんかのように早く言うと聴いている方も意味も分からず、うんざりです。

しっかり取捨選択をして必要なことだけに的を絞ってゆっくり・はっきり話しましょう。

感情的に熱を持つ

機械のように、やる気なくただ突っ立って話していると聞いている人もなんだかうんざりします。貴方はボーカロイドですか?違いますよね、人間ですよね。

ここは、やる気をもって熱意をもって話しましょう。

ただ、自分でやっていることを話すのであれば、自然と熱がこもってきませんか?

練習あるのみ

さて3分が完成したら、何回か話している間に「ここはこうした方がいい」とか考え出すと思うので、そうしたらちょっと変えて修正していきましょう。

最終的には、もうピアノで目隠しをしながら引いても指が勝手に動いて弾けるようになるくらいに練習しましょう。

練習してうまくできてくると、残り30秒のベルが鳴るタイミングと、自分が話しているジェスチャーやセンテンスのタイミングが±1,2秒の範囲で同じになってきます。むしろ話している間に、3分ピッタリが体内時計で測れるようになってきます。慣れてくると、次のセンセンスが勝手に出てくるようになります。

むしろ意識しないと「えーっと」等が出てくるタイミングがなくなります。

社内の場合

さて上記は研究発表を想定していました。ここを見ている人は会社などの人もいるでしょう。その際の差異を説明します。

上記のように私が取り組んでいる3分論文コンテストなどの競技プレゼンでは、分野が多岐にわたります。国際政策から中世文学、医学から化学まで何でもありです。そうなると事前に共有している背景知識は全くと言っていいほどありません。

これに対して、社内や業界内では、発表前に事前に共有している部分が大きくなる点があります。そうなれば、背景をそこまで説明する必要はなくなります。場合によっては問題も共有しているでしょう。

その場合は、「今日はこの問題についての提案です。」と最初の1,2センテンスで説明し、後は解決方法や提案を、詳しく説明していけばいいでしょう。

参考になりそうなサイト(英語)

今回の記事の元になっている大会 3分論文コンテスト”Three Minute Thesis (3MT)”。オーストラリアのクイーンズランド大学発祥のコンテスト。現在も世界大会の決勝はクイーンズランド大学で行われている(らしい)

https://threeminutethesis.uq.edu.au/

その3MTのイギリス版。今回私はこの大会のケンブリッジ大学大会に出場し、予選を突破し決勝で敗退。

https://www.vitae.ac.uk/events/three-minute-thesis-competition

2016年の各大学の優勝者(=イギリス全国大会出場者)の動画や、それを元に選ばれた6人のイギリスファイナルの動画も見られます。

https://www.vitae.ac.uk/events/three-minute-thesis-competition/uk3mtsemifinalists2016

そちらに向けて作られたと思われるヒントやコツがこちら。

https://docs.google.com/presentation/d/1rKvDNTq8V0tMEVTVRyXTtO1pZFzarH27Fhet5GmQUwg/edit#slide=id.g14b61fae_1_26

https://grad.ucsd.edu/_files/student-affairs/grad-slam/3MinThesisHints.pdf

追記:さらに、抽象的な応用範囲が広いまとめ方をしました。
3分トークに魅せられて~分かりやすいプレゼンとは何か~
ついでですが、私が実際3分トークをしたケンブリッジ大学の大会の様子まとめ。

予選:3分プレゼンで専門分野外に研究の内容を英語で発表する大会/スライド

決勝:3分プレゼントーク決勝大会ケンブリッジ・ユニオン・ソサエティ

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Filed Under: プレゼンテーション 関連タグ:3分プレゼン, アウトリーチ

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はじめ(Hajime)

慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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「このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも所属団体の立場、戦略、意見を代表するものではありません。」

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