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【ケンブリッジ博士TOEIC】海外大博士から見た就職活動続編

2019年5月5日

目次

  • 就職に何を求めたか?
    • 1. 日本・都内
    • 2. 副業可
    • 3. 非長時間労働
    • 4. 面白そうな業界と業務内容
    • 5. 拡大している業界で今後のキャリアにつながる
    • 6. 好待遇
    • 7. (海外大)博士を優遇
    • 8. ちょっと変わったところ
  • 外資の有名どころ
  • 結局
  • そもそもなぜ就職したい?
    • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2019年5月5日
更新日:2020年7月14日

面接官「へー、ケンブリッジ大学で物理学の博士なんだ。TOEICの点数は?」

で知られるようになってしまったこちらの記事。もう乗っかってこの記事のタイトルに入れてしまった。いまだに連絡やトラックバックが来たりと、何とも息が長いようだ。それにしても、読み違いとかも多数あるようですし、問い合わせとかコメントも来てしまったので、この背景や、続きを書いておきたい。なお、個人的には外資の日本支社が「Rirekisho Shokumukeirekisho」のほうが衝撃的であった。

海外と日本の就職活動の歴然とした差を実感。海外大博士から見た就職活動

就職に何を求めたか?

当時の就活の軸は以下のようであった。

  1. 日本・都内
  2. 副業可
  3. 非長時間労働
  4. 面白そうな業界と業務内容
  5. 拡大している業界でキャリアにつながる
  6. 好待遇
  7. (海外大)博士を優遇
  8. ちょっと変わったところ

大体上から順番に重要な順であった。出来るだけ全部満たすように就職先を決めた。なお、この記事では例によって、海外・諸外国は、西ヨーロッパ・北米・カナダ・香港・シンガポールなどを指す。

1. 日本・都内

海外大学の博士で日本・都内という、この項目が既に超鬼門であることは言うまでもない。しかし日本では、扱いがほかの国と違う。日本フィールドにおいて「シャカイジン・ケイケンゼロのレベル29」となる私は、中々に敬遠されがちであった。一応ここに、すでにセーフティネット(?)を敷いた。最悪副業のほうを遠隔操作などにするという感じにし、国外で就職するという選択肢。これがこちら。同時にバズっていた。内定者が考えるクオンツ・ヘッジファンドの就職対策

2. 副業可

日本にいたい理由がこれである。副業が日本で存在しているために、日本で就職ということである。ということはこれがダメだと、もはや日本にいる意味がなくなる。近場の香港やシンガポールであっても飛行機移動で半日以上かかってしまうのは結構大変である。

3. 非長時間労働

副業可になったとはいえ、残業でがんじがらめではどうにもならない。慢性的な長時間労働は困ったものである。どれくらいを長時間労働というのかは人によると思うが、働き方改革法令で40時間以上はだめ、と言われているのであれば、残業40時間は既に超長時間労働である。

4. 面白そうな業界と業務内容

副業が出来れば、本業がなんでもいい、わけではない。つまらないんならやってられないだろう。なので興味がある業界と業務内容である必要がある。何をおもしろいと思うのかというのが重要ではあるが、これはいまだに答えが出ていない。個人的には「凝り性」なので、やりこみ要素が強いもののほうがよさそうである。

5. 拡大している業界で今後のキャリアにつながる

仕事も面白ければなんでもいいわけではない、斜陽産業だと辛いことになるだろう。知識経験自体にも市場価値あるので、ここも費用対効果と汎用性を追求していきたい。キャリアなんてサーフィンみたいなもんなのだから、波が今後来ないところにいたら、そりゃ退屈であろう。

6. 好待遇

似たようなことをやるのであれば、そりゃ待遇は高いほうがいいだろう。当たり前である。常識的に似たようなことをやるなら、高いほうがよくないか?むしろあえて低いほうがいいというのも、もしかしたらあるのかもしれない。でも私は知らない。そういう感じは、ちょっとマゾ気質が強い気がする。

これは5とも長期的に見れば費用対効果としても強く関係する。

7. (海外大)博士を優遇

前回は「海外大の博士の学生の就活」ということで拡散されていたが、実は、ケンブリッジ大学で博士を優遇するかどうかは、それはそこまで重要ではなかった。

「実際どんな仕事をしたとしても、まあすぐ頭角を表せるんじゃね?そんなに気にしなくていいっしょ!」位の気分であった。

ただ記事を書くほどに気になったのは「他の国ではこれくらいなのに、日本だけ海外Ph.D.に対する基本的な態度・待遇がやたら低い」という点だけである。

それでも、直接的に恩恵を受けたほうがいいのは言うまでもない。恩恵も受けられるものは、受けられるうちに受けておこう。

8. ちょっと変わったところ

ただのあまのじゃくなのだが、同じって、あれだ。まああれだわ。「ケンブリッジ大学博士でその後有名どころに就職って、普通過ぎない…?無難過ぎない…?」と感じていた。個人的にあまり好きではない。いい選択肢だとは思うけれども、私はあまり好きではないというだけである。

 

ということで、これらをすべて満たす就活は、もはやゲーム開始から装備を全く使わずにラスボスを倒すドラクエ、回転を一切しないで挑戦するテトリス、最初の村を出たところの洞窟の中ボスで挫折しそうなレベルのスーパーウルトラデスマーチハードモードのような状況となった。

外資の有名どころ

こう見たときに、候補として真っ先に上がるのは、外資の有名どころだろう。しかし、いわゆる「ハイキャリア」としてよく知られるような外資系のとある業界だと、勤務時間が非常に気になった。徹夜とかは無理だし、残業が100時間などだと、相当に厳しい。80時間どころか協定の40時間でも厳しい。いやもしかしたら20時間でも。「22時に帰りたいコンサル志望」どころか、正直残業は嫌なので18時には帰りたい。フリー素材画像のお兄さんのように頭抱えてしまいそうである。

実際にそのような企業をヘッドハンターのお勧めで受けた際に、「短所は、長時間労働出来ないことです。どんなことがあっても1日7-8時間は寝たいです。」的なことを言ったら、面接官の顔色が急変して不採用になったりなどいろいろあった。残業にビビりながら受けるのもよくないようだった。激務体質さえどうにかなれば、ああいうエリアもよさそうだな、とは思っていたのは言うまでもない。

また、エンジニアリング系のところも、日本よりも、コアな開発の部署はシリコンバレーなどにあることが多いために、日本在住で副業というところからはやはり離れていた。(実際これも「シリコンバレーのグローバルに超有名企業だけど、コード書いてばっかで面白くはない」という話は割と聞く)

海外と日本の就職活動の歴然とした差を実感。海外大博士から見た就職活動

日系を受けた理由のひとつはこの残業や働き方の部分がある。しかしながら、そもそも副業が禁止であったり、たとえ日本語不要ポジションであっても、SPIという日本語にしか対応していない試験を要求してきたり、TOEICがどうのこうのというのもあったし、待遇が大学院の時よりも下がるなど、いろいろあった。その時のものが先述の記事の、こちらの記事という状況であった。

結局

結局紆余曲折はあったが、入社先は結局外資である。上記の要求をすべて満たしている(と今のところは感じている)。

正直なところタイミング的にも運がよかった感が半端ないが、装備を全く使わずに、ラスボスを倒すことができた。スーパーウルトラデスマーチハードモードは運で乗り切ることができた。

少なくとも就職する際には、私も知らなかったことからも「8. ちょっと変わったところ」を満たすこともできた。副業も入社した際には「篠原さんが入社されるので就労規則に副業可を追加しました」と、就労規則に改定をいただいた。

そもそもなぜ就職したい?

「フリーでやれば?起業すれば?」とかもいろいろあった。現に副業では一般社団法人として法人登記し、代表理事をしているし、付設の株式会社も申請準備中である。

個人的にリスクが嫌いな体質である私は、特に、変わった事業を積極的にやる団体を本業にしたいとは思わないし、もしそんなことをすれば、短期的に生き延びる方向に目が行き、本来の目的を軽視しがちである。このため、こういう変わったことは副業でやることを選択した。

最も、私自身「会社員をやってみたかった」というのもある。

よって、結局は外資になったのだが、「有名どころに共通する長時間労働が嫌」という点で、いろんなところを探したら、タイトルにも使うようになってしまった「TOEIC」や「SPI」「RirekiSho Shokumukeirekisho」などがいろいろ出てきてしまった、という感じであった。書いてはいないが、外資日本支社でも日本歴が長いと、Rirekishoを要求してきたりしている。

まあそれも含めて「世の中は広い」と思い直すいい機会であった、と感じておくことにする。

この就活自体も仮に、ある程度うまく行ってなかったら、多分これも記事にしていないだろうし、日本にも戻ってきていないだろう。塞翁が馬とはまさにこのことである。

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Filed Under: キャリア, 海外留学

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はじめ(Hajime)

慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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