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目次
公開日:2015年7月30日
更新日:2019年7月15日
アフリカを始めとした諸外国では、マラリアや黄熱病など、予防しないと危険な病気が万栄している地域もあります。そこで予防接種が必要となります。日本ではまだ情報がたくさんありますが、イギリスではどうでしょうか?
hare-kangoshi.com
地の利を生かして、イギリスで予防接種が必要になった際のやり方を以下にまとめました。(さてそんな状況になる人で、さらにこの記事にたどりつく人はどれくらいいるのだろう・・・?というのは置いておいて。)
具体例にはタンザニアを利用します。というのも自分が行くので。
手順
手順ですが、そこまで複雑ではありません。
- 何の接種が必要かを調べる
- 予防接種の予約をする
- 予防接種を受ける
- 渡航!
まずは、渡航の際にどの予防接種が必須で、どの予防接種はオプションであるかを調べます。
国によってまちまちなのはもちろんのこと、どの国から渡航するかによっても変わり、アップデートもされるので気をつけたほうがよさそうです。
ただ予防接種を受ける際に、確認されるので、主なものがどれかだけを把握していれば問題はありません。
1.調べる
国際的にはWHO(世界保健機関)等が各国についての基準を定めているはずです。
ただ、日本から、特定の一カ国について調べるのであれば、以下外務省のページがよいでしょう。随時更新されているようなので、時たま見ておいたほうがよさそうです。
いやー、マラリアとかコレラとか、どこかで聞いたことあるような病気が一杯並んでいる・・・!
2.予約する
次に予約ですが、Bootsというイギリスのどこにでもある(と思われる)御馴染みの薬局でできました。
予約する歳に、例えば「タンザニアに何日から何日までで、どれとどれのVaccineを接種したい」などと店員に伝えると、なにやら時間を提示され予約をしてくれました。
ちなみにワクチンはVaccination, 予防接種はinjectionで伝わります。
費用はまちまちですがページに乗っていることが多いです。場所に寄るかとは思いますが、大体似たようなものでしょう。
Travel Clinic Cambridge | Superdrug Travel
3.受ける
予約した当日にまた同様の行くと、個別の部屋に連れて行かれ、そこで詳細に聞かれます。
予防接種を受ける際に、どこにどれくらい行くのか等のアンケートに答えます。その結果として、必須の予防接種とおすすめの予防接種を教えてくれます。自分で調べてきたものを照らし合わせて、どれを受けるか決めましょう。同様にリスクアセスメントのアンケートに答えます。
この際、今までのワクチン接種などについて聞かれるので、事前に調べていったほうがよさそうです。
日本での予防接種の内容は以下のページにまとまっていました。
国の方針での改定などもあり、年代によって受けているワクチンが違うこと、ワクチンによっても効き目の長さが異なるので、調べておいたほうが無難です。
なんとも分かりやすいページがあったので以下からどうぞ。
http://www.nih.go.jp/niid/images/vaccine/schedule/2015/JP20150518.pdf
何を受けるか決まったら、予防接種して会計をしておしまいです。
黄熱病について
個人的には、「アフリカといえば黄熱病でしょう」位には、調べる前は知識がなかったこと、一応低リスクではあるもののノーリスクではないということで、黄熱ワクチンを接種しようと思いました。
しかし、数回拒否されました。理由は、
タンザニアのみの渡航であれば、黄熱病は低リスクであり、黄熱ワクチンを接種するリスクの方が高い
からだそうです。
ワクチンにも種類がいろいろ有り、黄熱病のワクチンは生ワクチンと呼ばれる種類に分類されるようで、予防接種自体にリスクがあるようです。
なので接種を拒否されても見殺しにされたり意地悪をされているわけではないのでご安心ください!それでもちょっと不安ですけどねぇ・・・。
CDC – Africa Map – Yellow Fever
え、でも低リスクとはいえ、色ついてるじゃん・・・。まあ医者を信用しましょう。
ちなみに価格は場所に寄るかと思いますが、58ポンドでした。
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終わりに
予防接種はイギリスでも結構簡単に受けられます。丁寧に答えてくれるので、困ったらいろいろ聞いてみることをおすすめします。