目次
公開日:2015年9月8日
更新日:2018年6月3日
はじめに
奴隷貿易で栄えた、ザンジバル島は、美しい海に加え、その奴隷貿易名残も数多く残っています。
以下の動画に出てくるストーンタウンとスレブチャンバーを紹介します。
www.youtube.com
ストーンタウン
ザンジバル島の西側、フェリー乗り場と空港の近くに位置するこの町は、元々奴隷貿易を中心に繁栄した地域。街ごと世界遺産に登録されています。詳しい解説は他のサイトに譲ります。
町自体が砦としての側面も持っていたようで、非常に入り組んでいる。
建物が色がどれもこれも白く、似通っていて、余計に迷路に見える。
さらに建物同士が綺麗に並んでおらず、それぞれの建物がブロックごとに微妙に向きが異なるため、すぐに方向を見失う。
裏路地。狭くても強引にトラックやタクシーが進んでいく。
どこ行っても白・白・城!
古代の建物と南国の建物の融合。こういった異文化融合的な建物が多かった印象である。
道幅が狭く、その割には建物が高いので、どことなくベネツィアの路地にも似ているような…?
www.hajime77.com
崩れかかった家もそのままになっています。家の前には地域の人々がたたずんでいた。
ストーンタウン自体も小奇麗な地域とそうでもない地域が暗に分かれており、少し小奇麗な地域を通過しました。
ホテル前には車も止まっています。
そんな中、何とも古代の建物にしてはやたら綺麗だし、何人もガードいるし、これなんの建物だろう…?
と思ったら、高級ホテルグループのパークハイアット。
www.expedia.co.uk
Expediaからも予約できます。ご存知の通り学生は厳しい価格です。
夜には、変わったカラフルな模様が一層際立ちます。
海とは一切縁がなさそうなこの白い建物だらけ地域から、路地を抜け1分ほど歩くと・・・
地元の船着き場に出ました。船着き場というよりもビーチに船が結ばれてます。少なくとも日本では、こんなの見たことありません。
そしてなんなんですか、この海賊映画に出てきそうな感じの船は!帆ですよ、帆。ちゃんと現在でも使われているようでした。
これでもかけながら、歩いてみることをお勧めします。
航海に旅立ちたくなる海賊用BGM集
スレイブチャンバー
ストーンタウンから車で約30分程北上したところに、当時奴隷を収容していたといわれる収容施設跡があります。
途中から道路が舗装されておらず、多少ぬかるんだ道なき道を進むと、歴史保護施設の看板がありました。この奥にその奴隷施設があります。
入り口に職員の人がいる場合もあり、職員の人が案内してくださいます。
何もなさそうな草木が生い茂った森の中に、ひっそりと、こちらの石造りの建物が現れます。なにやら家が埋まってるような形をしています。
「入り口」には屋根が。この柱の間から覗き込むと、なんと中に階段が。
この今にも崩れそうな階段を下って中へ。入れます。
内部は階段を隔てて手前と置くの2部屋になっており、男女でわかれて使われていたらしい。(ガイドさん談)
男が使っていたとされる部屋の方が壁に削られた跡などが多く残っていた。これはよじ登ったりした跡だそうです。
壁の土は触るとすぐはがれそうである。もしかしたら石ではなく珊瑚を使っている可能性が高い。
一応光は入ってきているが、相当暗かったのだろう。
詳しくは以下のサイトをどうぞ。日本語では全くヒットしませんでした。
もっときれいな写真は、例によって他の旅行サイトやGoogle 画像検索にお任せします。
終わりに
綺麗なビーチリゾートにも暗い過去があるようです。日本からアフリカまではるばる訪れる場合は、こういった歴史的背景にも目を向けてみるのもいいかもしれません。
尚、気を付けていないと観光客はひたすらぼったくりのターゲットにされるのでご注意を。
ザンジバルでありがちなボッタクリ方法と対策は別途記事にまとめました。