目次
公開日:2015年9月7日
更新日:2017年1月9日
はじめに
ザンジバルの地下は洞窟になっています。元々島自体が珊瑚でできている部分が多く、珊瑚の洞窟があります。市街エリアから数十キロ離れた珊瑚の洞窟へ行ってみました。
Coral Cave
Coral Caveというと珊瑚できた洞窟を指します。例によってGoogle画像検索で調べてみましょう!
Coral Caveのみで調べるとスキューバダイビング用のものが主に出てきます。確かに珊瑚の洞窟なら海中に沈んでいそうな感じはします。
ザンジバルのものはもう少し鍾乳洞に近いものが出てきました。
Mangapwani Coral Cave
日本語訳はマガプワニ珊瑚洞窟でしょうか。日本語で「ザンジバル 洞窟」等と検索しても全くヒットしませんでした。
ほぼ草原しかないような道の奥地に、なにやらゲームではイベントが起きそうな碑がたっていました。
碑にはなにやらこの洞窟の説明が書いてあります。
まとめると1600000年前の大昔にできた洞窟が後々発見され、奴隷を隠すために使われていたようです。
ガイドに連れられて、やたら急な階段を下って中へ。幸いなことに壊れそうながら手すりはあった。が、触ったら壊れそうなほど錆びている。階段もどこと無く崩れそうで、仰々しい雰囲気であった。
階段を下っていくと、もはや足場が足場でないほどでこぼこしていてさらに湿気でつるつるすべる道なき道を約1分ほどいくと、既にもう光景がこんなに。
あとはヘッドライトで照らしつつ奥へ。電気消すとほぼ全く見えない。石を飛ぶように奥へ奥へと向かう。ヘッドライトもあまりクオリティが高くなく、点滅し始めて少々恐怖心にとらわれた。
奥へ行けば行くほど、湿気が強くなってきた。なんと天然のプールがあった。その水辺を許可を取りフラッシュをたいて撮影したのがこちら。
沖縄の鍾乳洞ぶりくらいの眺めだった。ちなみに水は結構暖かい。静まり返った何も見えない洞窟の中で水が時たま滴るのが聞こえる程度。
帰りは、引き返すか進むかの二通りがあり、進むことになった。ほとんど人が来ていないのか、プールにたどり着く前よりもまして人が触った形跡がほぼ無かった。 そして突然急になった。もはや崖をよじ登る感じに。
斜度80度くらいはある崖で、さらに何も見えない。しかも岩は力を入れると取れそうなものもかなりある。闇の中の命がけのボルダリングといった感じだ。
光が見えてきた。出口。ただ非常に狭いところをほぼ垂直ののぼることに。もはや縦に穴をロッククライミング。これ結構きついコースです。
街からは少々遠いですが、おすすめです。