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公開日:2015年8月21日
更新日:2017年1月15日
タンザニアをはじめとした発展途上国では、日本ではあまり見られない乗り物が見られます。そのひとつにジャージーと呼ばれている乗り物があります。今回はジャージー(バジャジ)について説明します。
探している際に、まず「ジャージー」で画像検索したら、
牧場ですね。
いや違うから!!!スクーターの方だから!ということで、「ジャージー スクーター」では、
ジャージースクータースカート。いやだから違うから・・・!!!
こちらではみなジャージーと呼んでいるため検索しても出ずに戸惑いましたが、どうやら正式名称は「バジャジ(Bajaji)」というようです。このブログではジャージーで統一します。
バジャジ / Bajajihideeastafrica.wordpress.com
ジャージー(バジャジ)
ジャージーは三輪スクーターを改良して作った簡易タクシーに何度もお世話になりました。
ドライバーにもよるが、総じて運転方法が非常に乱暴である。特に10代の子供が運転しているときは、ひどい揺れ方をする。コンクリートの道路のみを走っているジャージーは皆無。一回だけ舗装された道路を交通標識を守る非常に常識的なものにも乗ったが、違う乗り物のようだった。
ショッピングセンターなどの前にはタクシー乗り場のようにジャージーが列を作っている。
渋滞していたら、ほとんどトラックやバスにこすりそうなレベルで間をすり抜けたり、
反対車線側に飛び出して逆走など何でもあり。道も歩道を通り歩行者をはねそうになって、クラクションを鳴らしまくり。
中はこんな感じ。基本は客は2-3人乗りだが、頑張れば7人くらいまでなら物理的には乗ることはできる。
タンザニアの舗装されていない道は、かなりボコボコである。その上を全速疾走するため、もはやジェットコースターのよう。車輪が用水路の溝に引っかかって危うく転倒しかけたりと、やりたい放題。
丁度東京ディズニーシーの「インディージョーンズアドベンチャー」といった感じ。
実際にインディージョーンズのテーマをかけながら乗ったらめちゃくちゃ雰囲気が出た。もはやリアルなアトラクション。
他にも一方通行の道を逆走して、警察に捕まったり。
その際はそのジャージーからは降りて、すぐ隣を通った、新しいジャージーに乗ることに。その際は、新しく乗った方も逆走していた。逆走で警察に足止めされている現場を脇目に同じ行動をとるとは…。 あるジャージーは道に迷って、道端の人に目的地までの道を聞く始末。日本でタクシーが道聞いてたら結構面白いよね。下手したら炎上もの。
価格
値段は乗る前の交渉制。値段は大体近場で2000シリン=100円から。彼らは観光客を相手にしていることもあり、英語が結構できる。ただスワヒリ語しかできない人もいる。
30分以上のかなり遠くまで行っても15000TZS≒900円と、日本人にとっては使いやすい。ただしふっかけてくるので、安めに言って交渉することが重要です。
注意点
乗り物酔い注意。事故が多いことが原因か、ダルエスサラームの中心地には入れません。中心街へ行く場合にはタクシーを利用しましょう。
終わりに
皆さんもジャージーに乗る際にはインディージョーンズをかけてリアルなアドベンチャーを楽しんでみてはいかがでしょうか?