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公開日:2016年2月14日
更新日:2019年7月20日
海外旅行先では観光客をターゲットにしたお土産で溢れています。毎回何買おうか迷う・・・。と言う方も多いのではないでしょうか?特に頻繁に様々な国へ向かう人は、「せっかく来たんだし、なんでもいいからなんか欲しい」などとと思う人も多いのではないでしょうか?今回はどんなものが適しているのかを考えてみました。
そもそも「土産(みやげ)」とは?
まあね、一応ね。こういうものを考えるときは、定義に従ったほうがいいよね。
土産(みやげ、どさん、とさん)は、知人や縁者に配る目的で旅行先などで買い求めるその土地にちなむ品物(進物)のこと。また知人や友人に渡すことを目的でのおみやげは日本人特有という説もある。
観光地で「おみやげ」を買うのは日本人だけ? – “本”人襲撃 – 連載コラム|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
ということで、日本以外ではあまり見られないとのことですが、しかし少なくともケンブリッジでは学会などで国外に行った場合はティータイム用のお菓子を買ってくる習慣はあります。おそらくコミュニティによります。
んで、土産自体は、「旅行先などで買い求めるその土地にちなむ品物」となっているので、その地方特有の何かがあるものがいいのでしょう。間違っても「これ、ラトビアのマクドナルドで買ったチキンナゲット」とかはやめておいたほうがいいでしょう。これを元に最適なおみやげの条件を考えます。
おみやげに最適な条件
では、どのようなものがおみやげに最適なのでしょうか?経験を元に最適な条件を考えると以下のようになりました。
リーズナブルな価格
高いと、そもそも買う気がうせてしまいますね。自分用としてならまだ貰ったほうも超高級品だと気が重いですし・・・。リーズナブルな安いもので行きましょう。
例えば、500-1000円以下ならいいかも。
体積が適度に小さい
スーツケースってそんなに大きくないし、ある程度大きいと入りきらなくなって、イミグレーションでとめられたり、特に格安航空を利用していると、手荷物制限もシビアです。
かといって、小さすぎて見失ってすぐ無くなくなってしまうのも問題です。(いやふざけてるんじゃ無いんですよ、小さいと結構簡単になくなっちゃったりするじゃないですか。)
このため適度に小さいものがいいでしょう。具体的に言えば、手のひらサイズくらい?
似たようなものが何個もあっても困らない
本質的におみやげで売られているものは似通っています。このため、もし買い続けると、物で溢れかえることになります。例えばいくら柄が可愛くても、マグカップが数十個あっても使いきれなく困ってしまうでしょう。
このため、柄を考えなくても、何個もあっても困らないものにしたほうが良さそうです。
気に入らなくても問題ない
自分で自分用のものを買う場合にはまだ、好みを選べます。しかしもらい物の場合は、要らないものだと結構困っちゃいますね。
よって、特に人へのおみやげの場合は、仮に貰って気に入らなくても、どうにかなるものの方が都合がいいでしょう。
さて、上記をいろいろ試行錯誤した結果、大体以下の3つに落ち着いています。
Tシャツ
Tシャツなら下にも着られるし比較的何枚あっても困りません。
旅行先に売ってる、ご当地Tシャツ。これ相当便利です。主なお土産としても確立されているのか、どこの都市でも豊富な柄と品揃え。パロディ満載のTシャツも結構あります。気付いたら、たんすの中は、世界各国のご当地Tシャツばかりになっている。
ポストカード
もはや世界中どこででも売っているであろう、世界各国各都市のポストカード。いつからはじめたのかは定かではないが、行く度にポストカードを買い、オフィスの壁に貼っていたらこんなになってしまった。
カンヌ映画祭のポストカードまである。
さらにポストカードは通常、1枚だと50ペンスでも5枚買うと1ユーロなどと、割引方が異常。買って損はしない。
ついでに頂いた「不思議な国のアリス」のものも貼っていたら、研究室の友人には「ついに不思議の国にまで行ってきたのか・・・。」等とからかわれてしまうほどであった。
ただそれでも一部地域では売っていない所もあります。確かタンザニアでは空港以外では売っていなかったような・・・?
食べ物
さて、自分用に上記の2つはかなり便利でしょう。ただし、友人向けに買うにしてはシャツはちょっと高いし、趣味合わなかったらあれだし。ポストカードをぺらっと渡されてもさてどうしよう・・・?って感じだし。
上記の条件「気に入らなくても問題ない」を考慮するとやっぱり、仮に気に入らなくても食べてしまえば問題ない食べ物がいいでしょう。
さて食べ物と言っても、様々あります。チーズでしょうか?ワインでしょうか?生肉とかは税関で没収されがちです。やっぱここはお菓子が無難なんじゃないでしょうか・・・?
お菓子はお菓子で、世界は広いので、様々なお菓子があります。中には「・・・?何これ?」と思うものまであります。食べても何がなんだか分からないようなものまで。
ただなるべく、多くの人に、大きなリスクを負うことなく楽しんでもらえるものを考えると、私はチョコレートに行き着きました。
チョコレート
チョコレートって、世界中にワインなどのように様々な種類があって、世界中の人に愛されています。ご当地のチョコレートもあり、かなり好評です。少々高めのを買って行ったとしても、そこまで膨大な値段になることはほとんど無いでしょう。今までに大幅にはずしたことはありません。確かにミント味や、中のペースト状のものが苦手な人、アーモンドアレルギーの人などもいらっしゃるので、完全な万能ではないものの、守備範囲は相当広いのではないでしょうか?さらにチョコレートは元々保存食として利用されていた歴史もあるので、一部の生チョコ系のものでなければ相当に長持ちします。ちょっと買っていって受けが良かったチョコレートを紹介します。
スイス・Lindt チョコレート
スイスの有名チョコブランドのチョコレート。スーパーで売っていますが、お土産として大好評でした。
ジュネーブのスーパーマーケット。壁一面チョコレート。
モナコ皇室御用達チョコレート ショコラトリー・ド・モナコ
モナコを訪れた際に、モナコの皇室御用達のチョコレートショップ「ショコラリードモナコ」がありました。こちらで買っていったところ、評判のいいお土産となりました。
Chocolaterie de Monaco
当時は自分で写真とっていなかったので、ブログから拝借。
Monaco | CAZU
モナコの丘の上側にあります。
オーストリア・モーツアルトチョコレート
オーストリアの首都ウィーン。音楽の町として知られるこの町では、モーツアルト関係のお土産が数多くありました。
モーツアルトのチョコレート。
これこれ。例によって写真撮り忘れていたので、他から拝借。
ラトビア・ネレウラ
ラトビアのリガ旧市街に店を構える森から来たチョコレートがコンセプトのチョコレート。
日本では販売中止になったそうです。こんな日本では珍しいジェリーチョコレートまで。
こちらも大好評でした。詳しくはこちら。
日本・抹茶キットカット
もはや日本では見すぎてなんとも思わないほどの、抹茶、緑色のキットカット。ドンキホーテとかで大人買いも出来ちゃいます。ただこれ、相当人気です。
ネスレ日本 キットカット ミニ オトナの甘さ 抹茶 12枚×12袋
- 出版社/メーカー: ネスレ日本
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
なんか毎回どこかに行くごとにチョコレートを買って帰っていたら、研究グループ(職場)の同僚からは、旅行先でチョコレートを買ってくる人という印象をもたれています。
ブランドとかは気にする人もいるかと思いますが、私はご当地感があって、おいしければ何でもよくない?気持ちの問題でしょ!位に考えているので、値段は安くても満足してもらえるお土産がいいのではないでしょうか?もちろんあげる相手にもよりますよ!
もちろん世界中の王室御用達の超高級チョコレートは存在するようです。
アルコール
アルコールは、お土産としてはとうとう喜ばれます。ワインなんて大人気でしょう。ただ、課税対象なのでちょっと厳しいかな・・・。葉巻・タバコも同様です。
終わりに
お土産に最適な条件を考えるとTシャツとポストカードとチョコレートが最適なように感じています。
ごくたまにですが、「安い趣味してるよね。」などと言われる事もある上記の買い物ですが、そんなときはこう返すことにしています。
「安すぎてプライスレスですよ」