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目次
公開日:2015年12月14日
更新日:2019年7月15日
研究成果や著名な研究者が多いケンブリッジですが、イギリスを代表する観光地としても知られ、観光名所になっている地が多くあります。ただ、説明の看板が立っている部分はそこまで多くは無く、おそらく事前知識が無いと、何のことだかさっぱり分からないことでしょう。これからケンブリッジを訪れる方の為に朝から夕方までのコースを考えてまとめてみました。参考になれば幸いです。
キングスカレッジファーストコート。(例によって写真上手く撮れてなかったので公式から)。
ケンブリッジを観光しよう!おすすめ一日観光名所モデルコース前編
アクセス
まずCambridge Station へのアクセスですが、電車が一般でしょう。London King’s Crossから電車で最速の直通に乗れば約50分で到着します。London Liverpool Streetからも電車があります。遅いやつだと90分くらい。
大体20分に1本程度です。
Trains London to Cambridge Station – Train Timetables & Cheap Tickets
そもそも、イギリスへはどうやっていけばいいのか?日本からですと、ロンドンヒースロー空港(LHR)から、電車でCambridge Stationへ行くのをお勧めします。
意外と言えば意外ですが、ケンブリッジ駅から街中まで、徒歩で約20分程あります。遠い。初めての方はタクシーに乗って街中まで行くことをおすすめします。(約5ポンド)
赤矢印がCambridge駅、青丸がケンブリッジの町の中心辺り。(google maps)
朝食
まず朝食をとりましょう!おすすめはKing’s Collage Cambridgeの目の前にあるThe Copper Kettleです。映画撮影を行われることが多い関係で、多くの俳優が訪れています。
さっきの地図をズームアップして、この辺です。(google maps)
いわゆるイングリッシュ・フル・ブレイクファストが食べられます。
以下English Full Breakfast。
詳しくは別途まとめた以下の記事を参照ください。
キングスカレッジ
朝食が終わったら、早速向かいのキングスカレッジへ向かいましょう。キングスカレッジ(King’s Collage)は、31あるケンブリッジのカレッジのひとつです。ケンブリッジ大学で画像検索して最も多くヒットするのがこのカレッジのチャペルではないかと思います。
Google画像検索
キングスカレッジチャペル
キングスカレッジチャペルは、1441年にヘンリー6世によって建設された垂直方式の代表的なゴシック建築です。尚キングスカレッジへは時期によっては入場できないこともあり、入場料(確か8ポンド)もかかります。学生証がある場合は同伴2人まで無料です。
自分で取った写真上手く取れていなかったのでネットから拾ってくる。
アンテ・チャペル (写真)
チャペル内部(Another Header)
そのほか構造や歴史に関する博物館も中についています。
尚入り口は赤矢印のところからになります。そのままその後は赤線に沿って、カレッジ本体とバックヤード側に向かいましょう。
カレッジ本体
上に書きましたが、かなり有名な光景です。この景観からか、映画撮影などもよく行われているところを見かけます。
キングスカレッジファーストコート。(例によって写真上手く撮れてなかったので公式から)。芝生には入ってはいけません。
尚写真右コーナーにキングスカレッジバーという洒落た学内のバーもあります。学生しょうがなくても入れますが、雰囲気的にちょっと入りにくいかも・・・?
バックヤード
カレッジ内のバックヤードではその景色が見られます。写真では分かりにくいですが圧倒されるような光景です。
バックヤード側からのキングスカレッジ。(これは自分で撮影!!)
なお雪が降るとこんな感じです。
これも自分で雪降った日にわざわざ寄り道して撮影しました。結構きれい。ケンブリッジでは雪があまり積もらず、積もっても1週間ほどなのでこういった景色はなかなか見ることはありません。
さて、ここからは北側に向かってカレッジを3つ抜けていきます。地図がごったになりそうなので1枚にまとめました。
クレアカレッジ
キングスカレッジのバックヤードからの景色を堪能したら、そのまま北側に歩いていきましょう。キングスカレッジの隣に立つこじんまりしたカレッジがこちら、クレアカレッジ。
日本のプリンシパルとも呼ばれる白洲次郎氏が一時期在籍したカレッジが、このクレアカレッジです。バックヤード側の通り道には孔子像も建っています。
孔子像。(Open Learn UK)
クレアカレッジのフェローガーデンはかなり綺麗です、が中に入れません。。。
トリニティカレッジ
Trinity College、この名前を聞いたことがある方も多いでしょう。ニュートンなどの著名な出身者を多数輩出しているケンブリッジ大学で一番リッチなカレッジ、トリニティカレッジです。「くまのプーソサエティ」の由来にもなっているWinne the Poohの著者もトリニティカレッジ出身です。
グレートゲート
まずは入り口です。何でもかんでも「グレート」がつくのがトリニティの特徴です。このゲートにも様々な伝説があります。が、よくわかりません。紅葉の時期に行くと結構きれいでした。
ニュートンのリンゴの木
グレートゲートの右側に一本だけなんだかやたら綺麗に整えられた芝生の上にたたずんでいる木があります。これがかの、ニュートンのリンゴの木の末裔です。
リンゴの木の末裔。偽者疑惑もあるけども象徴としての意味は果たしています。中国人ツアー客がリンゴを持って撮影している光景も見たことがあります。ただこの木にリンゴがなっているのは、みたことが無い・・・。
写真を撮るなら、写真を撮って中に入りましょう!
私もここで写真を撮ったものをプロフィール画像として使ったことがあります。こんな感じでした。
やっぱ説明がないと何の木かも分からない感じですね。。。まあいいや。
チャペル
トリニティのチャペルには様々な像が建っています。細かいことは英語版ウィキペディアでも参照ください。
Trinity College, Cambridge – Wikipedia, the free encyclopedia
トリニティカレッジグレートホール
中央の建物にはディナー会場のなるダイニングホールがあります。ホールはおそらくケンブリッジ大学で一番豪華でしょう。収容人数と豪華さゆえに様々な国際会議のディナー会場として使われることが多々あります。
なお、ここもトリニティカレッジの友人がいればここでディナーに招待してもらって、参加することはできます。
セントジョンズカレッジ
トリニティのライバルカレッジ。建物が赤いレンガ。伝統的に悪役として言われることが多い。考えてみると、伝統というだけで勝手に悪者にされるのってちょっとたまったもんじゃないような・・・。
チャペル
セントジョンズカレッジにもチャペルがあります。ただどこも似たり寄ったりなので省略。
ため息の橋
イタリア・ヴェネツィアの監獄にかかる橋、ため息の橋をモチーフにしたといわれる橋。Bridge of Sigh.
この橋がため息の橋といわれる理由は、橋の左側に学生寮があり、端の右側に試験会場となる教室があるから、だそうです。対して、ベネツィアのため息の橋は、裁判所と牢獄が繋がっているから、とのことです。
さて本当に似ているんでしょうか・・・?比べてみましょう!
んー、似てる、かな?言われてみれば、確かに橋の下の曲線の曲率が同じくらいなような・・・?ここで曲率に注目しちゃうあたりが、やっぱり私、理工系の人なんでしょうね。
さて、結構まわって歩きつかれて、お腹も空いてきたきた頃でしょう。昼食をとりましょう!後編へ続く。
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本記事を題材に英国政府観光庁公式ブログへ寄稿させていただきました!
人気オックスフォードブロガーAkiさんが執筆する、姉妹記事のThe Other Placeオックスフォードの観光記事です。
2016/0730 追記 人気オックスフォードブロガーAkiさんのオックスフォード関連の新作です。
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