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公開日:2017年2月12日
更新日:2019年7月15日
グローバルナビゲーション(パソコンから見れば上部のカテゴリーバー、スマートフォンから見ればトップのトグルメニュー)に、「旅行記」を追加しました。
主に地名別のものです。
ラトビアやタンザニア、オーストリアなど、日本人から見ると馴染みのない国も結構あります。
理由は、国際試合や国際会議、フィールドワークなどの用事に合わせて、出かけていき、合間に会場の周りを観光しているためです。
このため、大体の場合において一人旅をすることになります。
よって、意図して一人旅をしていたわけではなく、必然だったわけですが、
「旅行はグループよりも、一人で行く方が得るものが多いのではないか?」という考えを得たため、理由をまとめます。
俗世的な理由から、順番に書いていくことにします。
話しかけられる・話しかける
2人以上で歩いていると話しかけられることはあまりないですが、1人だと話しかけられる可能性が格段に上がります。
そしていろいろ教えていただけます。
友人といると、日本語や英語で話してしまいそうですが、1人だと話し相手もいません。
周りの人は海外であれば少なくとも日本語以外で話すことになるでしょう。
こうなればしめたもので、語学力の向上にもなります。
レストランなどでも、一人で食べていると、定員さんが話しかけてくれます。1人でいると「お兄さんかっこいいから、可愛いから、面白いから、おまけしてあげるよ!」と、リップサービスとしか思えませんが、おまけしていただける機会が明らかに増えます。
滅多に自分の写真はあげませんが、1枚だけ。王子様の休日みたいな格好と言われてしまった服装@パリ・オペラ座。ダッフルコート・スキニー・ブーツ。インスタグラムとかでありがちな、今日のコーデ☆みたいな。
おまけには、服装が重要だったりするんでしょうかね。確かにこういう格好の時の方がおまけ率は上がっている印象。
同じような理由で、国際会議なども1人で参加した方が、いろいろな人と話す機会が増えるのでお勧めです。以下の記事の国際会議の際は、私は1人で参加し、会議の中に含まれていなかった昼食は毎回違うグループの人々と食べに行きました。この結果、初対面の人とも大量に話すことができ、結局その後の関係した連絡もいただけるようになりました。
その際話しかけづらかったのは日本人のグループでした。詳しくは以下の記事を参照ください。
国際会議・国際学会で最も話しかけづらいのは、あまり発言しない日本人同士のグループだった話
場合によっては、研究などのその後の仕事としての交流以外にも、「この後、観光に行かない?」といわゆる逆ナンパ(?)にあうこともあるでしょう。実際に国際会議でありました。(やはり、何事も顔や目の幅ではなさそうです。)これも1人で参加していたことが大きいでしょう。総じて、グループでいるよりも、1人でいるときのほうが、「特典」が増えます。ただ、同時に観光客を対象とした詐欺なども多いので、気を付けましょう。
自由にできる
当然ですが、1人で行けば自由です。自分で起きる時間からどこへ行くか、何を食べるかまで、好き放題できます。
逆に言うと、自分ですべてを決めなければいけません。すべて自己責任の下、決断力や判断力が付きます。
人によっては風変わりな趣味もあるでしょう。2人以上で行くとその興味に対して存分に時間を使うことができなくなります。仮に時間を使っても気を使ってしまうでしょう。
先日パリへ行ったのは、またこれもエミレーツ航空の期限切れになりそうなマイルを、マイル提携がされているヨーロッパの格安航空会社EasyJetの航空券を使っていくためだったため、またも必然ではあったのですが、向かった理由は、最近空き時間に読んでいるものは、古典や哲学書が多く、そのゆかりの地に行ってみようという気になっていて、パッと思いついたのは、
- イタリア・フィレンツェ
- ドイツ・ヴァイマール
- フランス・パリ
でした。結局期限切れマイルで払えるもので、一番使える空港などを考慮して最も合理的だったのは、フランスのパリでした。フランスは、最近では「つながらない権利」などで、にじみ出ているように、市民革命の歴史もあり市民が強いわけですが、これも一説にはフランス哲学の影響が強いと考えられています。
で、こんな理由で、「ちょっと、ロダンの地獄の門を見に、パリ行こう」って言っても、なかなか一緒に行ける人はいない気がします。それでも1人なら大丈夫です。好きな時に行けます。
これはロダン美術館の地獄の門ですが、パリにはもうひとつ、オルセー美術館にも地獄の門があります。それはこちら。
地獄の門を観るためだけに二か所も美術館に行くのも自由です。
上記のオペラ座では、こんな素晴らしい訳を見つけました。
素晴らしすぎてよくわかりません。詳しく見てみましょう。
仮に2人以上ですと、こういうのを真剣に見るのも「そういうのはいいから早く行こう」と言われると、まじまじと見ることもできなくなりますが、1人だとこれを好きなだけ鑑賞できます。オペラ座内部以上にこの看板に興味があればこれだけを見つめていることもできます。
オペラ座の写真はGoogle検索で他の方々が撮った奇麗なものを参照ください。
スマートフォンがつながらない
これが一人旅の最大の理由かと思います。普段ひっきりなしに連絡が来る現代では、海外旅行中は、スマートフォンがネットににつながらないため、連絡が途絶えます。
ホテルでは使えるかもしれませんが、外に出れば全くつながらないでしょう。
ということは、何もかも決めなければならない状況で、1人でネットで検索もできない状況で地図を見ながら町や自然の中を歩くことになります。
異国の地で普段気にしないようなものや現象にも目が行きます。
そうすると、必然的に普段考えないようなことを考えるようになります。新たなアイディアも生まれそうです。いわば無人島にこもったような状況になります。
アイザックニュートンの主要な業績は、「創造的休暇」と呼ばれている一年半の休暇中にあげられているなど、効果は歴史的に証明されています。
また、普段考えない自分の考えなどにも、考えが行きます。内面を見つめるという意味でも効果があるんじゃないでしょうか?
1人で出かけると予想外なことが起こります。その予想外がいいんです。
【すべての旅人が共感!】一人旅があなたを成長させてくれる「15の理由」
かしこい一人旅、エクスペディア
さて、一人旅に行くとなると、必然的に個人予約となります。
ツアーではなく、1人で行きましょう。日本人同士でくっついて旗振って歩いて何になるんですか?得るものが激減します。
1人で予約するには、航空券と、ホテルだけで十分です。
エクスペディアで予約すると、航空券とホテルセットで割安になります。下手したらホテル代全額割引まで。(全額割引って、どういう状態だろう。無料ですよ、無料。)
直前だとさらに安くなったりもするので、急な休みに週末シンデレラ弾丸トラベラーしてみるのはいかがでしょうか?