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目次
公開日:2016年4月4日
更新日:2019年7月15日
日本では高校のインターハイと大学のインカレは、それぞれ高校・大学のチームの大会として知られています。少し形式が違いますが、イギリスにも高校や大学の大会はもちろんあります。ちょっとまとめてみます。
British Universities and Colleges Sport (BUCS)
大学の大会はBritish University and College Sports (BUCS)が管理しています。
Wikipediaによると説明は以下のようになっています。
British Universities & Colleges Sport (BUCS) is the governing body for university sport in the United Kingdom. BUCS was formed in June 2008 following a merger of the British Universities Sports Association(BUSA) and University College Sport (UCS) organisations.[1] BUCS is responsible for organising 50 inter-university sports within the UK and representative teams for the World University Championships and the World University Games.
British Universities and Colleges Sport – Wikipedia, the free encyclopedia
要するにInter-University Sports (要するにインカレ)とイギリス大学代表チームを管理しています。
ポイント制についてはよくわかりませんが、各競技にポイントがあり、そのランキングで上位が決まるみたい。
開催期間
開催期間は大学の学期シーズンに行われ、それ以外はしっている限りではOFF。競技によってシーズン中は毎週水曜日に行われるものと、数日で一気に行われるものがあります。基本的には数が多いものは毎週、比較的少ないものは1期間に行われます。例えばサッカーやラグビー等は水曜日に行われますが、コーフボールは1期間に行われました。
そのこともあって、3月のこの時期は、インカレ準決勝以上の終盤とオックスフォードとの戦いの話で持ちきりです。
With no fewer than 10 Cambridge Sports involved in BUCS Semi Finals today (what an achievement!) the Blue Bird has decided to do what it does best; a live blog! Stay up to date on all the action, drama, and hopefully victories throughout the day!
ただしレベルは…?
国が変われば文化が変わるのは世の常ですが、スポーツ事情も相当に異なります。
日本では例えば、スポーツ推薦なども充実していて、高校・大学のスポーツのレベルも相当高い、いわゆる一芸を重視する言ってみればアメリカ式です。強豪校はそのスポーツ以外は何もやっていないのではないかと思うくらい、練習も相当厳しいです。
これに対してイギリスは、スポーツ推薦は、ほぼないに等しいようです。(一部の競技ではあるのかもしれませんが、少なくとも好成績がいるとイギリス人の友人も行っていたので、日本と比べるとないようなものなのでしょう。)練習も週に2回と程度ということが多いようです。
このため選手が継続的に入ってくるわけではないので、大学間のレベルも毎年変わります。前年度インカレ優勝チームが次の年は一回戦敗退なども十分あり得ます。
この状況でインカレが起こるとどうなるか?
いわゆる勉強とスポーツが全く違う別物として独立に存在することになります。こうなると、日本でいうところの偏差値と、スポーツに関連性がなくなってきます。例えば究極的には「東大がインカレで優勝する」ようなことが起こってきます。
だからオックスブリッジでスタメンなどの「ブルー」みたいなのも重要になってくるんですかねぇ…?
雰囲気
なんか個人的な印象では、そこまですべてをかけているわけではないのか、負けてもそこまで落ち込むことなく、「負けたけど楽しかったから良かった!」という日本では信じられないようなコメントも結構飛び出したりします。正直これには私は戸惑いを隠せませんでしたが、これも一度なれてしまうと「こういう考えもあってもいいかな」と思えるようにはなりました。
終わりに
国が変われば文化も変わるのはスポーツでも同じようで、学校スポーツも例外ではないようです。もっとしっかり調べれば面白いかも。