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文化の違いによるスポーツに対する捉え方の相違比較 -日本とイギリス-

2016年3月28日

目次

  • 全体的な印象
  • チームに対する捉え方
  • 形・フォーム
  • ソーシャル
    • 武道の流れ
  • 終わりに
  • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2016年3月28日
更新日:2019年7月15日

気付いてみれば私は日本とイギリスの両方で部活やクラブチームを通して様々なスポーツを経験してきた。個人競技ならまだしも、団体競技・チーム競技では如実な違いを肌で感じることができる。ちょっと比べてみましょう。

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  • 全体的な印象
  • チームに対する捉え方
  • 形・フォーム
  • ソーシャル
  • 日本のスポーツは教育、イギリスのスポーツは競技
    • 武道の流れ
  • 終わりに

出来れば「日本と海外」と言いたいところだが、国や地域は無数にあり、それぞれ微妙に違うことであろう。日本国内でも様々な流派や文化が異なるので言うまでもない。ここでは私が直接経験した日本とイギリスに注目したい(これでも広すぎるくらいだろうけども)。もちろん、イギリス流は他の欧米に通ずるところは、いくらかあるのではないかと思う。尚比較の仕様がないので、できる限り客観的に書こうとは思っているものの、どうしても主観が入ります。あらかじめ御了承ください。

全体的な印象

全体的な印象として日本の方が礼儀正しい印象。私は剣道や空手、柔道も少々やっておりましたが、道場に入場退場するときは、必ず道場に対して一礼がありました。その流れを汲んでか、日本では体育館やプールに入るときも一礼することがあるのではないでしょうか。場合によっては「お願いします。」「ありがとうございました。」と挨拶をしたりもします。また土足で道場や体育館に入らない等の暗黙の了解があります。(ありますよね?少なくとも私はそうでした。)少なくとも私もこのような風習は日本で学んだ記憶があります。

またこの辺は競技には直接は関係ないが、競技が終わった後は掃除をしたりもするだろう。、日本人は必ずと言っていいほど、コートやロッカールームの清掃を行っている印象である。このことサッカー日本代表のサポーターが試合に負けても掃除をしていったことを各国のメディアに取り上げられていた。

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これに対してイギリスでの試合後の体育館、特に観客席近くでは、ゴミが落ちていることが多い。チームメンバーが見つけても「あれは私のではない」と放置をする傾向がある。 私も放って置けばよいのだろうが、気分的にはあまり良くないため、少しだったら私が片付けたこともある。

チームに対する捉え方

チームに対するとらえ方は全く違う印象。例えば日本では部活やクラブのメンバーが試合に出ていたら、真剣に観戦し、応援するだろう。特に重要な試合であれば、よほど遠くない限り現地まで行くこともあるだろう。日本では試合に出ていない選手も必死に応援したり声をかけたりするのをよく見かける。メガホンや太鼓もそのためだろう。

これに対してイギリスでは、基本的にメンバー外との一体感というものは感じない。仮にクラブのメンバーであっても、ベンチ入りなど実際にプレイする選手以外は、気が向けば観戦する人もいるものの、基本的には部外者のような意識を持ち、部外者のように振舞っている印象がある。場合によっては「試合に出ないなら見にも行かない」という人も多い。「控えなら大会にも行かない」というものまでいた。チーム競技でさえも「みんなで一緒に」という感覚がなかなかない。競技にもよるのだろうが、日本ではめったに見かけない光景ではないだろうか。

この傾向もあってか、試合後応援に来てくださった観客への挨拶などもない。(個人ではある。)もはやどちらかというと「ああ、来てるんだ。」位。

練習が終わって帰るときも勝手にそれぞれ帰ることが多い。いわゆる一体感は全くと言っても過言であるほどない。

形・フォーム

日本は「形」に忠実な一方で、イギリスでは、出来さえすれば何でもいい印象。例えば、日本はシュートフォームやランニングフォームにものすごくうるさい印象がある。フォームがよくないというだけではずしたりもする監督すらいることかと思います。

これに対して、イギリスではシュートは入れば何でもよく、ランニングは、速く走れさえすれば何でも良い傾向がある。ただ傾向があるだけで、アドバイスなどはあったりもする。ただ日本ほどうるさい印象はない。

ソーシャル

日本はおそらくスポーツのスキルなどを少なからず引きずっている印象がある。例えばスポーツが強い人は、飲み会でも扱いが良い、など。対してイギリスでは全くと言っていいほど感じない。スポーツはスポーツ、それ以外はそれ以外と、切り替えが激しい。

例えばイギリスではコート上ではひたすら怒っていても、試合が終わった後、飲み会などでは、先ほど試合中に切れていたのはどこへ行ったのか分からないほど、けろっとニコニコしていることも往々にしてある。

日本では、試合で明らかに誰かのせいで負けたら、打ち上げなどでもその話でもちきりになったり、何かとその選手に気を使ったりもするだろう。責任を感じて来なくなってしまうかもしれない。

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日本のスポーツは教育、イギリスのスポーツは競技

上記を踏まえて思うことは、日本のスポーツは教育の延長線上にあり、イギリスでは、スポーツはあくまで競技のみと捉えているように感じられる。この日本の流れは、日本の武道のものでしょう。少し調べたら以下のような記事がありました。

どんなときも他人に対して礼儀正しく、敬意を持ち、感情を激しく表現しないことは日本人の国民性のようです!

日本スピリットを説明するには、武道が一番。 | 渋谷のカスタマイズ英会話スクールWe | 英会話スクールなら渋谷のカスタマイズ英会話『We』

その流れを汲んでいる日本のスポーツの礼儀などは、この武道や宗教の流れを汲んでいるのではないでしょうか。イギリスにもエールの交換はありますが、心からやっているというよりは、一種の儀式として存在している印象を受けます。

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武道の流れ

この傾向は日本の武道の特徴から説明できそうです。日本の特に武道教育では、上記の日本の特徴を全て重んじています。武道には「形(カタ)」という、組み手等の実践の他に、動きの美しさを競う部門があります。道具は大切にする傾向もあるでしょう。防具を蹴ったりしたら、その場で怒られるのではないでしょうか。仲間を重んじる傾向も有ります。これらの武道の特徴は、上記の礼儀正しさや、フォームの重要さ、チームの捉え方、ゴミそうじなどに全て同じ考え方によるのではないでしょうか。

競技中以外でも「日頃から」礼儀は正しくという考えから、スポーツと生活の境界がイギリス式よりもあいまいであるため、打ち上げや飲み会でも試合中のミスなどの話をしたりと引きずる傾向があるのではないでしょうか。

終わりに

これに加え、アジア式の集団主義か、欧米式の個人主義かの傾向も相まって、上記のような傾向が見て取れるのかもしれません。上記私が、経験を通してみた感じではこんなところです。もしかしたら競技や地域によっても違いがあるようですが、大体こんなもんじゃないでしょうか?おそらく根本的な部分に、哲学的・宗教的なものの捉え方が関わっていると思いますが、これ以上は長くなるので今回はこの辺で。

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Filed Under: お役立ち, スポーツ, マイナースポーツ, 日本と海外, 海外留学

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慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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