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公開日:2016年6月28日
更新日:2018年6月3日
洋式の、サーブされるタイプの食事の際はテーブルマナーがつきものです。通常の肉や魚、ケーキなどでは疑いの余地はありませんが、たまに「これは、どうやって食べるのがいいんだろう?」と思うものがあります。今回は最近見かけたもので戸惑ったものを紹介します。セッティングは常にフォークとナイフ、スプーンを利用するコース料理です。
串モノ
居酒屋や焼き鳥屋であれば手で食べますが、串がコース料理で出てきたらどうしましょう?例えばこういう串。(写真なかったんですよね。でも確かに串出たんですよね。)
基本的に料理は手で触ってはいけないようなところがあるので、串はフォークとナイフで外すのだろうか…?
手で持って外すんだろうか?その場合、串は手で持っていいんだろうか…?
こういう串にささった料理はプロジェットと呼ばれるようです。
左手で、串を固定します。
串が汚れているようであれば、ナプキンを使って串を固定します。
もしくは手で固定をして、後からナプキンで汚れを拭く手順でも結構です。ブロシェット(串焼き料理)の上手な食べ方。 | 洋食フルコースで心がけたい30のテーブルマナー | HappyLifeStyle
なるほど。串は手で触ってもいいんですね。
フォークとナイフで串を外すのは、よほど熟練の技でない限り難しそうなのでやっぱり串は手で触っていいんでしょうね。
ナン
カレーを食べる時に不可欠なナンが出ました。ものにもよるようですがインドにおいては、左手は使わず右手だけで食べるのがマナーだそうです。しかし、今回はナイフがあります。…これ、ナイフで切って食べるんでしょうか…?手でちぎっていいんだろうか…?
正解はよくわからないし、検索しても出なかった。少なくとも見渡した限りではほぼ全員手でちぎって食べていたので、恐らくそれで問題ないのだろう。
ポパドン
同様にインド料理ですが、焼き菓子のようなポパドン。
ヨーグルトやからしをつけて食べるあれです。前菜と同じ感覚で出てきます。
さすがに、これは手で食べてもいいんだよね?相変わらずナイフあったけどいいんだよね…?
ここで少々論理的に考えた。
「仮に手で食べてはいけないとすると、これはフォークとナイフで食べなければいけないことになる。しかしながらポパドンは非常にもろいのでフォークで刺すことも、ナイフで切るのも至難の業である。切ろうとすると粉々に成るのがオチである。よってフォークとナイフでは技術的に困難であることから、手で食べても問題ない。」
多分そうなんでしょうね。ただ、出てくると少々どうすればよいのか迷うところです。
こんなページがあったので、インドのテーブルマナーに興味がある方はこちらをどうぞ。
インド料理のテーブルマナー
シュークリーム
さて、デザート。ケーキやプリンのような入れ物に入っているものであれば、容易に想像がつきます。例えばこういう感じ。普通にスプーンとでは、これはどうでしょう?
シュークリーム。スプーンとフォークは通常のデザートのように置いてあります。
小さめ。ただ一口にしてはちょっと大きいかも。なんかイメージ的にはシュークリーム、切ったらクリーム出てきてしまってあまりきれいに食べられないイメージ。
答えがありました。もうちょっと大きかったら、切って食べたほうがいいんでしょうね…!
できるだけ一口で食べるようにしましょう。
一口サイズは、一口で食べてもらうために、作られています。
なのでこういう場合は切らずに口にほおばったほうがいいらしい。
終わりに
どうやら手で食べていいのかどうかを考えそうなものはテーブルマナー的には困る要因です。他にもどうやら見ている限りでは、一般的に一口サイズのパンやチョコレートは手でつまんで食べていいみたいです。