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小手先テクニックを使わないことが最大のテクニックであるという話

2019年10月15日

目次

  • テクニック=飾り
  • 基本に忠実に
    • 大学受験
    • 英語でのプレゼンテーション
    • プログラミング
    • スポーツ
    • テクニックを使わないのが最大のテクニック
  • 最近の自己啓発系との関係
  • 「誰でも出来るたったひとつの成功法則」
    • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2019年10月15日
更新日:2019年10月20日

最近、様々な機会の折に、次のような質問を受ける。

「どうやったらすぐにできるようになるのか?簡単にできるコツとかテクニックが知りたい。」

毎度毎度どう返せばいいのかが困るのだが、一言でいうとこうなる。

「変なテクニックは使わないのが、最大のテクニック」

このことについて考えていきたい。

テクニック=飾り

「テクニックは、最後に飾りとしてつけるもの」という認識である。テクニックだけでは安定感もなければ、汎用性も効きにくい。

楽をしたいという気持ちはわかるが、上手くはいかないことが多いだろう。形だけ取り繕っても、まあバレる。(それでもだまされる人も多いんだろうけども)。

運が良く一発屋のように、たまたまうまく行く可能性もあるだろうが、それではうまく行くコツというよりも、ただ運が良かっただけだろう。ずっとやっているとボロが出てくる可能性が高い。

基本に忠実に

こういうのは昔から話題になるのか?

急がば回れ

学問に王道なし

初心忘るべからず

のようなことわざが世界中にある。

大学受験

日本人の皆さんが大好き受験ネタで行きましょう。

大学受験でいうと、高校までの教育指導要領の内容の理解が実力の部分で、各大学の試験問題の出題形式に特化した練習がテクニックといえる。それを踏まえたうえで、以下のセンテンスはどうだろうか?

「東京大学とFラン大学だと出題傾向が違うから、東大理科三類(医学部)に受かっても、ちゃんと対策しないとFランに落ちる可能性だってある!」

さてどれだけ信憑性あるだろうか?もちろん仮に東大医学部に合格する人が、Fランク大学に応募していたとしたら、センター試験利用ですでに受かっているとすら思うが、まあ極端な例ですので。それでも受ければ受かるだろう。なんかもはや科目が全然違っても受かりそうなもんである。Fラン大学でなくても早慶とかマーチくらいでも何でもいいかも。

要するに、真っ当にいわゆる受験勉強が出来れば、日本の受験では受かるわけなので、テクニックがどうのこうのいう前に「受験勉強で優秀」になればいいだけの話である。

英語でのプレゼンテーション

また、よく聞かれる例を紹介したい。

Q「英語での特に分野外へのプレゼン、うまくできる方法ないですか?」

A「中身を熟知していて展開が分かりやすく、専門用語を使わないわかりやすいプレゼンを、英語で話すだけですよ。」

大体の場合は、「それは分かっている。でもコツが欲しい」みたいに言われるか、またはものすごく嫌な顔をされることが多い。半ば私も分かっていて言っているところがある。

当たり前だが、発表は中身がまず大事。最重要。替えが利かない。

実際には中身がないものを、あたかもある様にハッタリや半ば捏造で表現する界隈はあった。最近大規模なマネロンが発覚していたが、今後はどうなるのだろうか。MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか

さて中身があるとして、あなたの仕事は、あなた本人の仕事である。たとえ上司がいるとしても、自分が行っている仕事を、自分が世界一レベルで詳しくないという状況がすでに問題ではないだろうか?たとえ上司でも、自分が直接取り組んでいることよりも詳しいことは、さすがに少ないはずである。特に具体的な例に対しては。

そして分野外に説明する際も、適切な例えをするには、内容を正確に把握している必要がある。さらに多くの事例からわかりやすい例を出すには、幅広い教養が必要となる。

英語での表現では、「ありがちな表現を覚える」であるとか「結論を話す」みたいなものは確かにあるが、それらはそもそもの英語の表現構造を考えると、当然である。

よって、とっかかりにはなるかもしれないが、テクニックで対処しようとせず、腰を据えて英語できるようになった方が時間はかかるかもしれないが効果はある。英語がネイティブ並みに出来て、かつ、プレゼンテーションが上手ければ、ただ普段通り話すのを英語で行うだけである。

確かにこれだけ出来ても、なんだか「んー普通?」となんとなく、普通過ぎてしょぼくなりがちである。そこで大衆に合わせて、ちょっとしたジョークを混ぜるなどの「テクニック」が初めてここで出てくる。そもそも英語がネイティブ並みにできて、ある程度上手いプレゼンなだけで既に大半のセッションで頭角を現しているはずではある。

プログラミング

最近では、どうやらプログラミングスクールがあふれているように感じる。少し中身を見たことがあるが、パターンを暗記してコードが書けるよりも、そもそも、アルゴリズム自体がどのような構造になっているかを熟知し、これには数学的な考えが重要になる。

アルゴリズムの数学に関係する部分を熟知しつつコードが書ければ、他の言語に移ったとしても、応用がききやすい。もちろん例外も存在するだろうが、基本はアルゴリズムの中身の方だろう。

スポーツ

 

変なワザよりも真っ当に強いほうがおそらく強い。基本が出来ている人がテクニックを身に着けるほうが良い線行く可能性が高い。例えば大体の球技の場合、

体格が良く、身長が高く、足が速く、身のこなしに長け、出来れば左利き

のようであれば、新しいことをやらせても上達も早い。特殊なワザよりも、そういうところのほうが重要ではないだろうか。特に、新しいスポーツを始める際には、トライアウトなどで採用する側もそのあたりを重視するだろう。

テクニックを使わないのが最大のテクニック

小手先のテクニックに惑わされずに、真っ当な実力をつけていくのが結局は近道という話である。愚直に真っ当に正面から片付けていきましょう。それが結果的に一番上まで行けるし、その過程でいろんなものが身について、自然と付加価値も高くなります。

最近の自己啓発系との関係

真っ当にやればいい、ということは分かっていただけただろうか?

しかしそれでもおそらく、真っ当にやってみたら上手く行かなかったか、途中で投げ出した人がいるからだろう。

真っ当にやってうまく行く割合よりも、途中でいろんな理由で投げ出した割合のほうが人数が多い可能性がある。そんなところで「いや真っ当にやれよ」といってもSNSでは拡散されにくい。特に「彼ら」のような人種に一番重要なのは「共感」であるから。

それでも宝くじを当てるようにたまたまできてしまう人が現れる。構造としては適当なことを言っても当たる占いとかと同じだろう。何人かは当たる。それを「ほらできるでしょ!」と誰にでも当てはまるかのように思い切り持ち上げ購買・信者をあおる。

「誰でも出来るたったひとつの成功法則」

そもそも「成功」の定義がよくわからないのだが、ということで言うとすればこんな感じだろうか。

「裏技やテクニックなど何もないので、正面から正々堂々と真っ当にやれ。心してかかれよ。」

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ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所においてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした外資コンサルに従事。現在外資系IT企業の研究職として人工知能/基盤モデル関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。

200万アクセス突破。直近の目標は書籍化と出版。

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