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公開日:2016年1月28日
更新日:2019年7月20日
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id=”はじめに”>はじめに
世界的人気映画シリーズ「スターウォーズ」、エピソード7も公開され盛り上がっています。スターウォーズと言えばライトセーバー!ですが、彼ら、形にもよるけど、ライトセーバーを日本刀風に構えていますね。
ちょっと待って…?物理学的に考えると持ち方変えたほうがより効果的なのでは?なんて思ってしまったのでちょっと考察してみました。
ライトセーバー
ライトセーバーは、スターウォーズに欠かせない武器です。この光ってる剣。
How Many Times Is “Lightsaber” Said in Star Wars? [Video] – ChurchMag
ライトセーバーは一般的に戦闘と防衛のために使用された。生身の敵からブラスト・ドアに至るまで、ライトセーバーは実質的にあらゆる全ての物質を切断することが出来た。ライトセーバーの他にライトセーバーの攻撃を防ぐことが出来る武器はエレクトロスタッフしかなかった。熟練した使い手は、ライトセーバーを使ってブラスターの弾を偏向したり、攻撃者に向けて弾き返すことが出来た。経験豊かなジェダイはライトセーバーでフォース・ライトニングの攻撃を吸収した。
ジョージルーカスは日本好き?
こういう考察はもっとスターウォーズに詳しい熱狂的ファンが説明してくれると思いますが、おそらく、作者のジョージルーカス氏が、黒澤明監督から影響を受けているなど、日本文化のファンの可能性が一つあげられます。そう思ってぐぐったら「スターウォーズ 日本好きすぎ」と予測変換が出ました。
www.excite.co.jp
ジェダイは時代なのか。確かにそういう細かいところも、言われてみればそうな気がする。
とかいろいろ調べているうちに・・・?
なんと構え方が7パターンもあるようです。全然知らなかった。ついでに日本好きって言うのを念頭にそれぞれの構え方を見ると、なんとなく全部日本語に聞こえてくる。
ライトセーバー=日本刀?
さて本題ですが、このライトセーバー、現代剣道の竹刀の実戦的な構えではなく、どことなく日本剣道形の日本刀の構えに似ている。あれです。(高校のとき剣道をちょっとやってた。木刀の「形」に出てきた気がする。)
八相の構え
細かいこと言うと上記のように7通りあるようですが、全体的には日本刀を連想させる構えです。この構えは前から見たときに「漢字の八の形」に見えることから八相の構えといわれる。
真剣を用いた多対一あるいは多対多の乱戦や、野外や市街地など障害物の多い場所での戦闘において、武具を装備した状態で真剣を抜刀したまま全力で戦場を動き回る必要がある状況では役立つであろう構えである。いつ終わるとも知れぬ戦闘では余計な体力を使えないし、そもそも単純に重い武器を何時間も構え続けるのは難しい。また、乱戦においては仲間の位置との兼ね合いで、他の構えを取るスペースが無い場合も大いにあり得る。
あそうか。ただ、彼ら、場所によって構えを変えているようには見えないし、ただ、日本刀は切れる面が、刃の側だけである。逆側はみねうちとなり、殺傷能力はほぼない。これに対しライトセーバーは360度どの角度でも切ることが出来る。突きも有効。
どの面でも切れる剣の構え
さて、日本刀と比較して、剣のどの面でも切ることができる剣の構えにはどのようなものがあるのだろうか?ちなみに彼らは盾を持っていない。
そのような剣の競技で、代表的なものだと次の2つが挙げられる。フェンシングの「エペ」と「スポーツチャンバラ」である。両競技ともに全方面で切ることができる。エペでは一般的によく知られるフェンシング同様に突きも有効である。
フェンシング
フェンシング・エペ部門フェンシングには3部門あり、サーブルは切るだけ、フルーレは突きだけ有効。サーブルは何でも有効です。
その試合がこちら。
Men’s Individual Epee Final Full Replay | Fencing | Baku 2015 European Games
スポーツチャンバラ
もうひとつはスポーツチャンバラ。スポーツチャンバラのエアーソフト剣は有効範囲がライトセーバーのように円形で360度あります。
ソフトチャンバラ(色指定不可)
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その動画がこちら。
ただ両競技ともに、相手の攻撃を剣で防御してつばぜり合いのようにするわけではなく、バックステップなどで回避している。
では、なぜ日本刀の構えなのか?
こんな便利な動画がありました。「スターウォーズ、全ライトセーバーでの戦闘シーンこれを見ながら行きましょうか。
Star Wars – All Lightsaber Duels 1080p by NexGen
ちなみに忠実なレゴ版もありました。
Lego Star Wars All Lightsaber battles
仮説1 重すぎて片手では持てない
まず、八相の構えの特徴として、重い真剣を長時間持つのにはこの構えが適しているという特徴があります。このことから、「実はライトセーバーってめっちゃ重いんじゃないの?」という疑問がわきます。
または、起動しない状態だと軽いけど、ライトセーバーが起動すれば重くなるのか?
と思いきや、起動した際に構えが変わることが無く、起動によりライトセーバーが重くなっているような描写はない。残念ながらこれには2つの反論が出来ます。
また、2本で二刀流で戦っているシーンがあるので片手で持てることは、映画の中で実証されている。いろんな人が片手で持ったり、二刀流しているシーンがあります。
よって片手では持てるはず。
仮説2 実は突きは使えない
じゃあ、もしかしたら突きは使えないんじゃないの?って思うはずです。でも、残念ながら、歴代のエピソードで突きで死んでいる人多数。なのでこれはありえないですね。
仮説3 盾としても使うには良い
じゃあ、攻撃だけじゃなくて、守備にも使うにはライトセーバーは体に近いほうが良いのでは?
確かにこれはあるかもしれない。片手で突き出して持っていては、ライトセーバーを振り回して弾丸を避ける盾にすることは難しい。体の近くに持っておけば、手首のスナップだけでブラスターなどからの攻撃に対する防御にも使うことができる。
ていうか弾丸を刀を振って打ち返すってどうなの。弾丸の速さとか腕のフルスピードとか、そもそも人間の動体視力的にどうなの。
でもその場合は、ライトセーバーVSライトセーバーのときと、相手が銃の時に持ち方を変えればより効率的だと思います。はい。困ったときのフォースですよ、フォース。
また、上記の設定によると、基本的にライトセーバーを防げるのはライトセーバーだけなので盾として使える材料がない。確かにこう考えると、片手で突き出して持つと、守れる範囲が身体から離れて防御力が低下するように見える。
ライトセーバーを防御にも使うには、身体から遠いところに構えるのは厳しい。確かにこれは一理ありそう。
仮説4 イメージ的な問題
ていうかね、これしかないでしょ。確かに実践的とは言っても、動きが相当小刻みで避けるだけだと、残念ながらそこまで戦ってる感じ見栄えはしない。 やっぱバチバチやってお互いの剣と剣で打ち合ってるほうが迫力あるし。
あと、当たったら即死の剣で、フェンシングやスポチャンの1ポイントみたいに競ってたら、映画の戦闘シーンとしての画が持たない。
終わりに
ということで結論としては、物理学的には片手でフェンシングやスポーツチャンバラのように突き出すように持つほうが効率よさそうです。
SF映画を物理学的に考察するなよ。。。そもそもライトセーバーみたいに高エネルギーをあういう形に保つのが物理学的に厳しいのでは?など考えたらきりがなさそうです。
ま、物理学的に正しいかどうかは別として、確かに、日本刀の構えの方が見栄えはする、気がする。
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誰用とかも再現されているようですが、好きな方はこちらもどうぞ。
スター・ウォーズ フォースの覚醒 ベーシックライトセーバー アナキン・スカイウォーカー
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