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日本での博士やポスドクのアカデミア/民間就職のためのおすすめな方法

2021年12月1日

目次

  • 二ホンシャカイの前提
    • 日本は年齢・年次・学部学校歴重視社会
    • 需要のないところに売り込んでも効果はない
    • アカデミアは今後もっと厳しそう
    • じゃあ海外に行けばいいじゃん?について
  • 置かれた状況での最適化・高く評価してもらえる団体・業界を目指す
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2021年12月1日
更新日:2021年12月4日

当サイトへのアクセスで博士の就職が一定数を占めている。

筆者自身も紆余曲折あり日本で就職活動をし、さらにシャカイジンケイケンを積んだ経験から、日本において、特に日本の大学で博士号を取得した人やポスドクを行った人が就職する際に、最も効率的に好待遇になりやすくなる方法を背景を含め考察したい。

海外と日本の就職活動の歴然とした差を実感。海外大博士から見た就職活動

例によって諸外国は、北米や西ヨーロッパ・香港・シンガポール辺りを指す。

二ホンシャカイの前提

まず、現在の日本社会ニホンシャカイのおかれている状況を考える必要がある。

日本は年齢・年次・学部学校歴重視社会

日本は先輩・後輩に代表されるように社会全体に年功序列文化が存在している。この年功序列文化と企業の新卒採用終身雇用がくっついているのが日本の企業の形式である。

また年齢に加えて、同じ組織に長くいた人間の方が価値が高いという年次主義も存在する。結局この年次主義と新卒採用が組み合わさると「プロパー」と呼ばれる新卒採用でずっといる人の権限が強くなる仕組みがある。

シャカイジン・ケイケンというシンソツから3年の丁稚奉公制度もあり、これを飛ばそうとするとやっかみを受けやすい。なんとなく某国の兵役免除と同じ傾向を感じる。

一方で日本では諸外国ほどは大学院で何を専攻したか?のような学歴主義は一部のごく限定された領域以外ではほぼないといっても良さそうである。

こうなると、大学院卒・特に博士卒やポスドクは「ただ年齢が高いだけの外様」の扱いを受けがちである。

社会人経験(シャカイジンケイケン)とは何か?定義・多角的な比較と考察

需要のないところに売り込んでも効果はない

昨今日本における博士の事情が徐々に変わってきているとはいえ、全体に対しては微々たるものである。大半の領域にとっては、その価値が理解されていない。一部の需要があるという分野でも「狭い専門に詳しいだけの人」という認識のことが大半である。問題解決がどうのこうのというのはまず理解されないだろう。そんな理解されていないところに売り込んでも話がかみ合わないので、結局効果がなく、やるだけ無駄である。要らないと言われている顧客に対して営業をしても反応がないのと同様である。

アカデミアは今後もっと厳しそう

ではやはりアカデミアか?となるのか、しかしアカデミアは厳しいのは周知のとおりである。すぐに常勤になるような人はいろいろな理由で既に決まっていることが多い。おそらくこのページを見られている方の大半もそれを感じているのではないだろうか。

今後更にアカデミアは日本国家の衰退や少子化に伴いさらに「斜陽産業化」していくことが予想される。ただでさえ競争が激しい中で、減っていく椅子を取り合う、そして任期もなくなっていくことが予想される。

更に日本よりも海外有力校で博士号を取得し、日本のアカデミアに就職する例も増えている印象である。余計に「国産博士」は立場が厳しくなりがちである。

裏切り者?なぜ大学院・博士課程やアカデミアは歪んでいるのか?

じゃあ海外に行けばいいじゃん?について

となれば、よく出る話題は「じゃあ海外に行けば?」である。しかしこれはあまり有効な方式ではない、特に日本の大学で日本語で博士号を取得した場合に対しては。

もし同じ研究分野で共同研究を既に行っていた等であれば個別のネットワークが使えるが、それらがない場合には「そもそもこの人、コミュニケーション取れるの?英語も出来なさそう」など思われて、書類で落とされるなどが大半であろう。よって日本で博士号を取得してもシグナリングとしては効果がない。例えばここでハーバード大学PhDであれば話は変わってくる。シグナリングとして機能するためである。

以前日本を代表する大学が「博士号はパスポート」という表現を使っていた。

「博士号は、世界を自由に動きまわるための道具。パスポートのようなものだと思います」

「博士号は世界へのパスポート」

ここで博士号はパスポート、の表現に乗るとこういう意味にも取れる。

博士号はパスポート。発行された機関により行きやすいエリアが変わる。

紛争国等のパスポートでは、ビザが取りにくかったり、入国禁止の国もあるので、どこで取るかは重要なように考えられる。

博士号は世界へのパスポート?Ph.D.日本と諸外国のすごさ・価値認識の違い

もちろん就職してから転職するのはまだ易しいと思われるが、まずは経験を積まないとどうにもならない。

置かれた状況での最適化・高く評価してもらえる団体・業界を目指す

上記の状況を整理すると、一部のネットワークがある場合以外では、特に博士課程やポスドクの場合、以下のようになる。

  • 日本において大学院以上の学歴を評価されることはなかなかない
  • 日本の学位で海外に行くのは意外と難しい
  • アカデミアは既に競争が激しく今後さらに悪化しそうな傾向

となる。結構大変である。これから導かれる回答は以下になる。

日本国内において博士号の価値を理解してくれそうな業界や企業を目指す

になる。これをやるには、博士の価値を理解している業界や団体に話を聞くのが最も効率的である。

結局以下が最も確度が高い。博士やポスドクを専門とした求人紹介サービスへの応募である。登録は無料である。

アカリク就職エージェントは、大学院生(修士・博士)、ポスドク専用の求人紹介サービスです。

アカリク就職エージェント

なお博士卒は転職扱いになることもあるので、以下でもよいかもしれない。

大学院生の就職活動を支援してきたアカリクだからこそできる院生を知り尽くした転職サポート。それが『アカリク転職エージェント』

アカリク転職エージェント

どちらにせよ、博士号を取得した人を採用したい組織が集まっているために、有効となるだろう。

状況も徐々に変わりつつあるし、仮に今後企業が博士・ポスドク採用をするとなると真っ先にこれらのエージェントにコンタクトをとる可能性が高い。

まずは日本の大学院在籍者・ポスドク等の方は、登録は無料なので、まずは登録だけでもしておくことをおすすめする。

アカリク就職エージェント

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慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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