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年末年始の過ごし方は中学生くらいから変わっていないという話

2020年1月3日

目次

  • 変わらないこと
    • 場所に困る
    • 読み書き
  • 変わったこと
    • イベント
    • テレビ
      • 流行
      • スポーツ
    • 続きは配信で
    • 姿勢
    • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2020年1月3日
更新日:2020年1月4日

今年も年末年始休みがやってきた。ある意味一年で一番疲弊する時期である。

世界中の大部分が、一部界隈や業者を除き一般業務が止まる年末年始。傾向としては、イギリスをはじめ欧米などでは、日本の正月休みの雰囲気や位置づけは、クリスマスに酷似しているが、一週間くらいしか差がないので、実質同じと捉えておきたい。

考えてみれば生まれて初めて、「受験」とかいう選抜試験を受けることになった中学校3年くらいから、毎年似たようなことをしている。もちろん、イベントとしては、初詣やテムズ川の花火などもあるが、日本の実家にいるときにはジャニーズカウントダウンを見ながら、ジャニーズが好きな母親に「もう少しイケメンに産めば良かったのに」とコメントするいうのはあったが、それらを合算しても一週間ほどの正月休みのうちの数時間であり、微々たるものである。

変わらないこと

場所に困る

基本的にどこもメチャ混んでいるか、閉まっているかで行く場所がない。しかし家にいても寝てしまうだけであろう。(いや別にだらけてもいいのだが。)カフェに逃げ込もうにもめちゃ混んでいることが多く、なんだか疲弊している思い出が多い。

高校の予備校の自習室なども普段よりも混んでいて、用事がなければ常にいたような大学の図書館やサークルの部室棟は閉鎖。ケンブリッジではクリスマス付近は店も閉まり、電車も止まる。町もゴーストタウンと化すので、町自体から非難したほうがよさそうな勢いであった。よって基本年末年始は、毎年何らかの形で場所に困る印象がある。

読み書き

そして年末年始に結局何をしているかというと、何かを読んでいるか、何かを書いている。

中学校・高校では受験参考書・単語帳。

大学ではTOEFL・GREの参考書。

大学院修士の時は、スコアを求める必要がなくなり、論文もあったが、代わりに普通の本も増えた。

博士に進学した後も、やはり変わらず、Kindleでの買い物が増えた。

これに、このブログを書くきっかけになった、船井情報科学振興財団の奨学生留学レポートをきっかけに全方面の成果報告を書くというものが加わった。もうこのブログも5年近くになる。

シャカイジンになったら、Kindleとブログの他に、またフラッシュカードをめくっている。要は受けようと思った資格が出てきたためである。

変わったこと

行動は同じでも、国や業界の裏事情などをいろいろ知ってしまった結果、見方、見え方、捉え方が変わっている。

イベント

以前は「年末といえば初詣だ。」と1年の通過儀礼として受験で忙しくても、必ず行っていたように思う。

一方で、現在では「そもそも初詣に出かけるって、いちいち混んでいるのが分かっているところにあえて行くとは何事何だろうか?しかも、寒い中ひたすら待ち続けるだけだろう。何が楽しくてあれをやるのだろうか?」と、いちいち考えてしまうようになってしまった。

ここで止まらずに、突っ込んだ考えをし始める。どうやら日本人というのは、本当に「みんな」が大好きである。おそらく年明けに「え?初詣いってないの?」とか言われたときに、感じる必要もない、引け目を感じることになり、そう感じることを防ぐために「みんなに合わせて」初詣に行く、ということなのだろう。田舎なら猶更である。などである。

テレビ

流行

以前は「確かに今年流行ってたからなー、良くテレビにも取り上げられるんだろうな。」とか「そんなに周りにはいなかったように思うけど、流行語大賞ってあれらしい。調べとかないと」みたいに思っていた。

しかし現在では、「今年は○○が流行りました。」は大体の場合、正確には「様々な利権争いの結果、今年は〇〇を流行らせようと、メディアをはじめ各ステークスホルダーが躍起になっていました。」とみるようになった。特に今年は「あー、(観客動員数が多く、収益が高くなるし、オリンピックまでは首の皮をつなぐ意味合いもあって)ラグビーは本当に流行らせて売りたいんだな」というのを感じる2019-2020年、年末年始であった。

「流行語大賞」の言葉、ホントに流行してるの?

スポーツ

メディアとの関係で最も大きい味方の変化はこちらである。ご存知のように年末年始にはスポーツイベントやスポーツ番組が多く開催される。部活のバスケットウィンターカップ、高校サッカー、ニューイヤー駅伝、ボクシング、戦力外通告のドキュメンタリーなどなど。

以前は「おおー。」と思ってみていたが、スポーツに真面目にかかわるようになって、裏を知るようになってしまってからは、見方が大きく変わった。

「あー、物心ついた時から既に現代の志願奴隷の方々だ。この一瞬はスポットライトを浴びるんだろうけど、将来が辛いだろうな。ここが人生のピークの人が大半なんだろうな・・・。(そしてこの構造どうにかできないかな?)」

アスリートと奴隷 -歴史的な背景から-

さらにスポーツによっては、全資産を使って宝くじを当てにいくようなもので一攫千金も狙えるものもあるが、一等ですらハズレのようなスポーツもある。特に女子スポーツは大変そうである。

アスリートと宝くじ

というように考えるようになってしまった。そして見るのが少し辛くなった。

運営の業者はそんなことどうでもいいし、メディアは数字が取れれば何でもいい。そうなるとこのままいくとこの仕組みは変わらない。

続きは配信で

連続ドラマなどでも「続きはHuluで」「Paraviで」がやたら多くなってきた。以前なら「へー、こんなサービスあるんだ!」で止まっていたが、現在では「あー。テレビの視聴率も広告費も下がってるからテレビ局も必死なんだな。いかにして課金させようかを考えているらしい。」とCMのメッセージだけでなくメッセージから読み取れる構造まで読み取ろうとしてしまっている。ついでに、「強制的に放送料を取れないから、といってもこのままだとなんでもかんでも有料放送になりそうな気がする。でも印象悪くないだろうか?」のように余計なことまで考え始める。そして似たような記事を発見して引用するまでがルーティンである。記事だけでなくKindleで本も探すこともある。

日テレ「続きはHuluで」に大失望する視聴者心理 高視聴率、ビジネス成立でもブランドにリスク

姿勢

受験勉強は主体的というよりも、むしろ受け身で、試験の恐怖におびえるような形で取り組んでいた。(そもそも付属高校だからやる必要はなかったのだけれども。)

しかし、今では「勉強」と感じることは非常に少なくなった。資格試験すら必須ではない。業務や資格試験の対策ですら、物理学の研究と同じノリで取り組んでいる。

実際に「何故こんな方法があるの?」や「そもそも何でこんな取り決めがあるのか?」と、ただ単に覚えるだけでなく、客観的で論理的な理由を考えたほうが、定着もいいように感じる。実際に受験勉強の際のただ名前や、化学物質の色を覚えるのは苦痛極まりなかったが、資格試験にあるような領域はシステムの構造として捉えると、存在理由がよく分からない無味乾燥なものが非常に少ないように感じる。

(要は理由を考えろというだけなのだが、「効率的で有効な資格試験対策法」は、これはこれで需要があるようなので、一度まとめておきたい。)

興味に任せて調べている状況が、客観的に見れば勉強に見えるのだろう。さらに個人的には、数学や物理の研究程には、世の中の構造は特に定量的な部分に関しては複雑な構造をしていないように感じるようになった。

 

「連休がもったいない。外国にでも行ったほうがいいかな?」という考えも一瞬はあったが、そもそも1年の1/3程が海外であり、観光は結構できることを考えると、わざわざ観光だけのために外国に行くこと自体を無駄に感じるようになっている。

 

よって、多少の「何かしたほうがいいかな?」と感じつつも、結局カフェ辺りで何かを読んで、何かを書くことに落ち着いている。環境が変わっても、結局はあまり変わらないようである。

やっていることは同じでも、捉え方次第ではどうも変わる「何も変わらない年末年始の過ごし方」であった。

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Filed Under: キャリア, 日本と海外

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ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所においてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした外資コンサルに従事。現在外資系IT企業の研究職として人工知能/基盤モデル関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。

200万アクセス突破。直近の目標は書籍化と出版。

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