目次
公開日:2015年8月24日
更新日:2019年7月15日
はじめに
地球上どこにいても病気や怪我にはなりたくないものですが、なってしまったらどうにか治すしかありません。イギリスの医療事情についてまとめました。
PHE’s National General Practice Profiles updated – News stories – GOV.UK
GP制度
イギリスにはGeneral Practitioner制度というものがあり、
General practitioner – Wikipedia, the free encyclopedia
住所でかかりつけ病院が割り当てられる。
なんと治療費無料。処方箋発行費も無料。ジェネリック医薬品などの安いオプションも教えてくれる。イギリスの医師は、患者を慢性的な病気にして抱え込むなどの方法が取れないようになっているそうである。処方箋を薬局に持っていくと薬を販売してくれる点は日本と同じ。
ちなみに「イギリス GP」で検索するとF1が出ました。やっぱり。
受診方法
事前登録
利用するには、まず元気な時に事前に登録する必要があります。
予約
予約をしないといけないが、おそらくこれは拠点にもよると思われるが、かかりたい日の早朝に、つながりにくい電話をかけて予約しないといけない。
チェックイン
病院に着いたらチェックインをする。仮にこれをやらなかったらどうなるかは、定かではない。
ちょっと試してみたいところではあるが、基本的に病院に行っている時にそんなことをする余裕はない。。。
受診
待合室で待っていると、予約した時間に呼ばれ、診察室へと案内される。診察自体は日本のものと変わらない印象。ただしすべてPCで管理しているようで、カルテに走り書きということはないようである。
帰宅
診察が終わると、会計がないためそのまま帰宅です。
利点
なんといっても無料であるところ、日本の一部の病院のように「次回は?次回は?」と無理やり次回の予約を半ば強制的に取らされて、医者に「飼われる」心配がないところだろう。
問題点
事前予約が結構大変。具合が悪くても当日の朝、予約開始の時間が来たらつながりにくい電話を書ける必要がある。まるで劇団四季などの人気チケットを取るために電話やパソコンに張り付いているような状態に体調が悪い時にやらなければならない。そして予約が取れないと具合が悪くても、何日も待たされたりする。
筆者も一度風邪を引いた際に、何日も待たされた結果、病院にかかる前に治ってしまった経験がある。
薬は高い。薬に寄らず1ついくら、という感じである。(確か約8ポンド)
詳しくは、以下のようなサイトをどうぞ。
www.uk.emb-japan.go.jp