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【コーフボール】バーシティ・オックスフォード・ケンブリッジ対抗戦2017

2017年3月14日

目次

  • バーシティマッチ・コーフボール
    • プロモーションビデオ
    • 会場
    • メンバー
    • 試合
    • Varsity Dinner
    • MVP
      • 二次会
      • 三次会
    • ゲン担ぎ
    • 終わりに
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2017年3月14日
更新日:2017年3月15日

2017年2月26日、オックスフォード・ケンブリッジの大学最古の対抗戦、バーシティマッチ, Varsity Match コーフボールの部に出場した。

バーシティマッチ・コーフボール

バーシティマッチ(Varsity Match)は、世界最古の大学対抗戦として知られるオックスフォードとケンブリッジの対抗戦です。共にスクールカラーが青であるため、一軍の試合は、ブルースマッチ(Blues Match)と呼ばれる。オックスフォードがダークブルーでケンブリッジがライトブルーである。

雰囲気的には日本でいうところの知名度は早慶戦(早稲田大学・慶應義塾大学)のようである。対して、クオリティは大学の入学にいわゆるスポーツ推薦入学は全くないのでいわゆる東大京大戦(東京大学・京都大学)といったところでしょう。

プロモーションビデオ

一種お祭りのような雰囲気もあるので、各競技がこぞってプロモーションビデオを作ってアップしている。コーフボールも例外ではない。

なお元ネタはアベンジャーズである。

https://www.youtube.com/watch?v=25L69T66YMY

私もあの10秒くらいのシーンのためにユニフォームの上からガウンを着て観光地のクレア橋の上でバサッとガウンを脱いで走り出すというカットを数十分かけて撮影した。何やってるんだって感じだが、楽しいのだからしょうがない。

会場

会場は、ケンブリッジ大学のスポーツセンター。特設スタンドも設置されている。チームカラーにちなんで、座席も風船で色分けがされていた。

コーフボールの試合の前にネットボールが行われていた際の写真。

観客は、親族や友人を中心に、約百人弱程度だろうか?なお公式カメラでは丁度オックスフォードサイドの人がいない観客席ばかり映ってしまっているというなんとも悲しい状況である。ケンブリッジ側は満員ではないが「結構人座ってるね」という位には埋まっていた。

座席にはコーフボールのルール説明の紙が。やはり振興スポーツ。こういう努力は必要です。

 

 

日本のように開会式があるわけでもなく、時間になったらウォーミングアップが始まり、試合が開始される。尚、3大バーシティマッチと呼ばれる、ボート・ラグビー・クリケットの3種目は、競技によって開会式や第一次世界大戦の追悼などもあった。

 

2軍、卒業生、1軍の順に進む。

メンバー

2017年のバーシティマッチメンバーは、国際試合経験者が多く、6人。コート上の選手は16人のため6/16=0.375と約4割が国際試合経験者。ケンブリッジは国際試合経験者は、私を含め男性3人、オックスフォードは男性1名女性2名。私はこの女性2名を非常に危惧していた。特にヨーロッパでの大会がある場合にはお互いに知っているらしく、メンバー表を見ながら「あ、こいつ知ってる!」とか言い合っていた。当日も、お互いに知っているような様子であった。世の中はやはり狭いようである。

オックスフォード大学はメンバーの写真を事前に挙げていた。

試合

ケンブリッジのイングランド代表とオックスフォードのチェコ代表がマッチアップ。私はキャプテンと、アイルランド代表兼イギリスユニバーシアード代表のペナルティシューターと共に逆側のコートに入った。若干不安ではあったが、今回、マッチアップする相手が、日本国外では大変珍しい自分よりも背が低い選手。俄然やる気が出てきた。普段から背が高い選手に囲まれているので自分より身長が低いというだけで「何でもいけるで!」という感覚になる。

試合開始後、運よく即1点取ることができた。後述のゲン担ぎを行った効果か、個人的にはシュートがよく入った。その後もリードを続けたまま、9-5で前半を終える。後半もじりじり粘り、結局15-9で勝利した。気付いたらこの試合、個人で6点取っていた。コーフボールの得点は、大体8倍するとバスケットボールでの個人的な得点のような雰囲気になる。よってバスケットボールでいうところの50点弱取っているような感じになった。それに関する考察はこちら。

試合の様子はケンブリッジ大学コーフボールクラブ公式Facebookページに上がっている。試合中には大学のバーシティマッチ公式フォトグラファーも来ていたが、大会のカメラもいたものの、いつ写真が上がるだろう?

非常に多くの写真を撮っていただいていたようで、多く映っていた。例えばこんな3コマ漫画もできた。

1.ボールを受ける。

2. フェイントで相手をかわしてパスを返す。

3.完全に抜き去って得点チャンスになった。確か確実に決めました。

自分の写真でこんなシーンはなかなかないと思うので、記念にコマ漫画風にしました。

コーフボールではディフェンスがゴールとオフェンスの間にいる場合にはシュートを打てない「ディフェンド」というルールがあるので、近くでシュートを打つにはこういう風にかわす必要がある。

Varsity Dinner

昨日の敵は今日の友、ということで試合後は合同でディナーが開催。会場は数学の橋でおなじみのQueens’ Collegeのすぐ脇にあるパブ”Anchor”。

http://www.anchorcambridge.com/

両チーム意図的に混じって着席。「昨日の敵は今日の友」ならぬ「数時間前の試合相手は夕食の友」という感じ。去年あった人も多いが、初対面の人も多い中、ざっくばらんな会話が始まる。

MVP

ディナー中にスピーチが始まる。各チームのキャプテンが、相手チームのMVPを選出。1軍の試合、オックスフォードのMVPは先述のチェコ代表。ケンブリッジのMVPは、大体の場合イングランド代表が受賞している。が、今回は、私がMVPを獲得してしまった。

確かに、試合後に観客席の方々からも口々に「君がマン・オブ・ザ・マッチ確実だよ!」と話しかけてはいただいてはいたものの、いざ本当に受賞となると、驚きを隠せなかった。

これに関して明確な記録が残っているわけではないので定かではないが、日本人として考えると競技にもよるが往々にして1軍の試合に出場するだけで貰える「(ハーフ)ブルー」の称号でさえも、おそらくそこまで多くない。数十人から多くても100人前後だろう。

歴史的・統計的に考えて、日本人でバーシティマッチでMVPを表彰された例は、どの競技でもなかなかないのではないか…?と予想している。おそらくMVPと被っていることが多いであろうホークス賞(Hawks’ Award)でさえも、国籍の表示こそないものの、日本人と思われる名前は見当たらない。

ただ一方で、スポーツにおける国籍は「国際試合に、どの国の代表として出場するか?」以外にはほぼ意味をなさない。クラブの代表として試合に出ている以上、それ以上でもそれ以下でもない。個人的な記録・表彰のひとつとして心に留めておくことにする。

MVPに関してはケンブリッジ大学スポーツ報に掲載される記事にコメントを出したので、そのうち公開されると思う。公開され次第こちらに入れることとする。

二次会

その数学の端でおなじみのQueens’ Collegeのカレッジバー。やはり立ち飲みである。ひたすら混んでいてあんまり覚えていない。とりあえず写真はいろいろ取られていたようである。「MVP写真撮って!」と「一日警察官代行」ならぬ「一日スター代行」である。実際に表彰されるよりも、こういう風に依頼をされる方が嬉しい。

三次会

ナイトクラブ。ケンブリッジではおなじみのCindies.既に足の筋肉痛が始まっている状態で深夜2時過ぎまで、アップテンポでクラビング。最後の方は、疲れと眠気と、ハイテンションで何が何だかよくわからなかった。でもいいイメージだけを覚えている。ナイトクラブの公式ページに写真があった。

ゲン担ぎ

上手くいった時と同じ行動をとれば、またうまくいくはず、というのはどの国でも共通のようである。実はこの試合の2日前にリーグの試合があった。この日は調子がよく、シュートがよく入り個人で8点取っていた。コーフボールの得点は、ルール上一人でとれる最高得点は、理論上合計得点の半分までである。またコーフボールはどのようなシュートも全て1点での計算となる。そして1チームは8人である。このことから、個人得点のインパクトとしては、コーフボールの得点を大体8倍すると、バスケットボールでの個人得点と似たような感じになる。よって、バスケットボールでいうところの1人で50-60点近く取っているような状況であった。

その際には、私は電子レンジで温めるタイプの「チキンコルマ」を食べていた。その日の試合の帰りにチームメイトが「今日、何食べた?バーシティの前にも同じもの食べなよ!」と提案してくれていたので、素直にそれに従った。同じスーパーマーケットの同じチキンコルマを同じ棚の同じ位置から購入し、前日の夕食と、当日の昼食にそのチキンコルマを食した。その結果が6得点、得点王・MVPであったので、「チキンコルマ」作戦は功を奏したように思う。今後も勝負時には使っていきたいところである。背番号の77番といい、チキンコルマといい、全く論理的ではないが、勝負所では、藁にも縋りたくなるのは世の常である。全く物理学専攻の博士とはいいがたい非論理的だというコメントを頻繁に頂く今日この頃である。

終わりに

思えば最初にケンブリッジ大学コーフボールクラブに来た際には、あまり相手にもされず、判定も明らかに自分にだけ厳しかったり、なんとなく嫌な雰囲気を感じた。試合にもなかなか出してもらえなかった。それでもしぶとく続けていたところ、徐々に状況が変わってきて、次期キャプテンへの打診など、徐々に信頼も得るようになってきた。

粘り強く取り組んだ結果次第に実績も上げてきて、気付いたらクラブの中心人物の一人のような地位を確立していた。コーフボールのような比較的知名度の低いスポーツとしては異例の、大学スポーツクラブ・ホークスクラブからの表彰や、カレッジからの表彰も頂いた。もはや一部では「コーフボール?ああ、Hajimeがやってるスポーツね」という認識すらされるようになった。そして最後の最後に、今年でおそらく学生という身分では最後の重要な大会で、日本人としては歴史に残る記録ともいえそうなVarsity MVPをいただいた。

ただの大学の試合のMVPと言えばそうかもしれない。しかしながら、始めた最初の状況を考えると、成長を実感できる個人的には非常に達成感のある表彰であった。「最後の早慶戦」ならぬ、「最後のバーシティマッチ」も有終の美を飾ることができ感無量である。

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Filed Under: ケンブリッジ, コーフボール

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はじめ(Hajime)

慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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