公開日:2017年11月10日
更新日:2019年7月20日
コーフボールは合球と書きますが、意味はTogether ballです。
クラブからスポーツ賞を受賞した際に、即興でスピーチしたものを日本語に意訳し、文章として読みやすく、それっぽく形を整えたものです。思うところがあってアップロードしておくことにしました。
どうもありがとうございます。全く予想もしていなかったので戸惑っています。
最初はバスケットボール流で、ファールを連発していましたし、「なんだこのわけのわからないスポーツ」笑。と、自分でやりながらも自嘲していた部分もありました。
今となっては、僅差で負けて涙が出るようになったくらいには、真剣に取り組むようになりました。
最近でもタイムアウトの際には、英語が速すぎて指示がよくわからなかったりなど、大変ご迷惑をかけましたが、それでもまだ辛抱強くチームに迎えてくださって大変ありがとうございます。
ところで、日本語では、スポーツ名を漢字で表すことがあります。例えば、サッカーは蹴球。意味はKick Ball。球蹴りです。テニスは庭球。意味はGarden Ball。庭でやる球技ということです。
では、コーフボールは何でしょう?コーフボールは「合球」と書きます。意味はTogether Ballです。
ことあるごとに言及していますが、コーフボールはチームスポーツの中でも、かなりチームワークを必要とするスポーツです。
1人では何もできません。シュートすら1人では打てません。コートに立っていたとしても、反対側のコートにボールがある時には、見守っているしかありません。
1人だけが強くてもどうにもなりません。男だけが強くても、女だけが強くてもダメです。男女で協力して戦う必要があります。
コートに立っている人だけではなく、控えの選手も、スタッフやクラブのメンバーも、もちろん同様です。みんなで力を合わせてやることが重要になります。
よって、本受賞は皆さんと共にやってこなかったら、あり得ないものです。この賞は皆さんで勝ち取ったものです。
皆さんと共にコーフボールをやってこれたことを誇りに思います。
Stay Together, Play together. Let’s Play Korfball. Thank you for your attention.
全員で力を合わせないと勝てないという部分は日本人には合いやすい特性を持っているように思います。
男女で力を合わせないと勝てないという部分は、世界での男女平等やオリンピックをはじめとしたスポーツ大会での混合競技の公式化の流れに沿っているように思います。
つぶやいたら、International Korfball Federation 国際コーフボール連盟、サッカーでいうところのFIFA公式に引用されました!
Did you know that #korfball is written as “合球” in 🇯🇵 Japanese (Chinese characters)? It means “together ball”. @HajimeShinohara: “This fits very well to the rule and spirits of #Korfball. Stay together. Play together.” 😉#korfbal #corfebol #korfbol #corfbol #КОРФБОЛ #合球 pic.twitter.com/hJNK0zHMeG
— Korfball.org – IKF (@korfball) November 10, 2017