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公開日:2016年8月22日
更新日:2017年1月13日
コーフボールは、通常屋内のスポーツですが、ヨーロッパの夏のシーズンには、ほかのスポーツと同様に、屋外で行われることも多々あります。今回、ありがたいことに誘っていただき、サマートーナメントに参加してきたので、その模様をまとめることにしました。
サマートーナメント
サマートーナメントは、文字通り、夏に開催される大会の総称です。通常屋外です。一般的な傾向として、室内のシーズンの大会よりも、よりアットホームな印象を受けます。(それでもまじめにやりますが)
こういう掲示板もあり、参加したい大会にエントリーし出場します。
Korfball.com Forums – Viewing Message
確かに、Wikipediaも屋外版が上がっている。
屋内の場合は体育館なので、シューズですが、屋外の場合は、芝生上につき、プラスチックのスパイクを利用します。
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クロムコート状の場合もあり、その場合は、運動靴で問題ないでしょう。
Didcot Tournament
今回参加した大会は、Didcot Tournament. Didcot Dragons Korfball Clubが主催した大会でした。
didcot.korfball.com
Didcot(ディドコット)は、地図で見るとこのあたり。オックスフォードの近郊にあたります。
クラブの公式Facebookページにも掲載されていました。
天気
8月ですが、このあたりの気温は約17度。しかも強風の中結構寒い。それでも太陽が出ればどうにかなっていた。しかし、侮れないブリティッシュウェザー。雨ももちろん降ってきた。コーフボールをやったことがない人は、雨の中でバスケットボールをやることを想像してください。ボールは滑るし、足元も滑るし、シュートを打つために上を向いたら雨が目に入ってくるし…。とまあどれだけ悲惨だったかは、想像に難くないでしょう。
特にコーフボールはオフェンスとディフェンスが分かれているので、自分の側のコートにボールがない時は、正直ただ休憩・待っている必要がある。雨の中立っているだけとか、結構あれですよね。
大会進行
大会は予選と順位決めに分かれて計6試合。20分流し。コートは4面あり、パラレルで進行。そのほかのルールは通常通り。ただし交代自由。
どこのチームもテントを張ったりして拠点を作っています。
コートは4面まで。
コートもちゃんと書いてあります。
昼休み
ご丁寧なことに、昼食は主催者側がBBQセットでバーガーとホットドッグを販売していました。共に2ポンド(≒300円)と良心的な値段。個人的にこういう時は、家から持っていくよりも、あえて現地で買うようにしています。
この典型的な感じのBBQ。
昼休み中にはキラーと呼ばれるシューティングコンペティションが開催。(私は知らぬ間に登録が締め切られていた。)
キラー:要するに、最初の人がシュートを打った後に、列の後ろの人がシュート。もし先攻が決めたらセーフとなり、その人はさらに後ろの人にボールをパスし、列の最後尾に並ぶ。もし後攻が決めたら、先攻はアウトとなり列から外れる。
これを繰り返して最後まで残った人が勝利。詳細はこちらのベルギー代表のものを参照ください。
All Access England Korfball- Belgium Playing Killer- Day 3
なんだかんだ勝ち進み決勝へ。ただ、一日に既に5試合やっていたので、お互い疲れが見えていたりと、結局4-4で延長戦へ。
コーフボールでは、時間内に決着がつかないと、ゴールデンゴール方式(得点を取ったチームが勝ち)の延長戦が始まる。(これについてもいろいろありますが、今回は省略します。)そんな中2分間の延長戦。2分なんて一瞬で過ぎ、決着つかず。
コーフボールでは延長戦で決着がつかなかった場合にはペナルティースロー対決になります。延長戦といい、ペナルティといい、サッカーと似た形式です。
ペナルティーシュートはこんな感じ。
結局自分たちが決めたというよりも、相手が外しすぎて勝利。(後攻で3回目までに2得点、相手4会連続ミス)
ということで、優勝してしまった。
試合後に撮影。メンバーのInstagramから引用。大会主催者側のカメラにも表彰式の写真などが写っているはずですが、公開されていたらこちらに追加します。
www.instagram.com
総じてサマートーナメントは結構楽しい大会なので、出てみるのもいいかもしれません。コーフボールについてはこちら。