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公開日:2016年5月31日
更新日:2019年5月12日
最近日本におけるコーフボールの知名度と、競技人口の向上に従って、本ブログにルールを求めて訪れている方の人数が日に日に増えている現状があります。
特に目立ったのが反則があった際のペナルティショットについてです。本記事では一般的なペナルティを紹介します。
Korfball Tactics And Tips For Beginners | Korfball
ファールの種類
ファールの種類は大きく分けて、オフェンスのファールとディフェンスのファールがあります。ペナルティはディフェンスがオフェンスにファールした場合にのみ発生します。ルール自体は相当に長いので簡略化して書きますが、一般的にはファールによって3段階に分けられます。(ファール自体もそのうち記事にまとめようと思います。)
当たっただけ
ディフェンスが不意にオフェンスにあたってボールが落ちたりした場合。この場合その場からリスタートとなります。
シュート中以外の強い接触
シュートモーション以外の状態で比較的強くぶつかったり、肘で相手を押したりしているとフリーパスになります。
シュート中の接触
シュートモーション中に横や後ろからの接触はペナルティショットとなります。正面のディフェンデッド状態からの接触はディフェンデッドが優先されます。よってオフェンスのファールとしてディフェンスボールになります。
ペナルティショットの種類
ペナルティショットにも2種類あります。フリーパスとペナルティショットです。
コーフの周辺に書いてある線がフリーパスとペナルティ用の線です。こちら。ちなみにオランダ以外でも、イギリスではコーフボールの歴史が長く、学校の体育館でもコーフボールのコートが書かれています。
どうにかパワーポイントを駆使して描いた図がこちら。黄色がコーフ。
別々に見ていきましょう。
フリーパス
フリーパスは、シュートモーション中以外でディフェンス側の強めのファールがあった際に行われます。フリーパスは、パスを出す人がサークルの中心に立ち、笛ののちに円外にパスを出したのち(正確には首から下が動くまで)にゲームを再開するものです。利用する線はこちらの赤線です。(パサーから2.5mの円)
もっとも一般的な攻め方としては円外の見方にパスをし、すぐにパスを返しシュートをするというものです。この際オフェンスはお互いに2.5m以内に近寄ってはいけません。
ペナルティショット
シュートモーション中にファールがあった場合、やフリーパスでフライングが2回、フリーパスからファールがあった場合には、ペナルティショットが行われます。ペナルティは、直接コーフにシュートできます。利用するのは外側の楕円です。(シューターとコーフ両方から2.5m)。外したら怒られるレベルです。一般的には下手で放り投げます。
Korfball basics 7 – Penalty Shot
尚、バスケットボールと異なり、ファールされた人以外でも同じディビジョンの人であれば、だれが担当しても問題ありません。カウントはすべて1点です。
ルールに関してはいい動画がありましたので、さらに詳細はこちらを参照ください。
The Rules of Korfball (Korfbal) – EXPLAINED!
コーフボール一般についてはこちら。