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グローバル人材とは何か?定義/教育/育成/英語/思考/留学/視点/能力

2017年5月22日

目次

  • グローバル人材について
    • グローバル人材とは?
    • そもそもグローバルとは?
    • 個人的な見解
    • そもそも程度による
    • 英語
    • では何をやったらいいか?
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2017年5月22日
更新日:2019年7月21日

昨今、それも結構前からグローバル人材の重要性は、説かれていますが、果たしてそれが何なのか?というのはあまり明らかになっていません。

というのも定義が人によって結構変わるようですので。

英語?留学?いろいろ言われていますが、今回はそのグローバル人材についてみていきたいと思います。

グローバル人材について

そもそも、このグローバル人材という考え方は日本語か一部の国のみでいわれている可能性が高いです。というのもほかの国で聞いたことがないので。

グローバル人材とは?

そもそもグローバル人材とは何でしょうか?文部科学省が出している定義が見つかりました。

グローバル化が進展している世界の中で、主体的に物事を考え、多様なバックグラウンドをもつ同僚、取引先、顧客等に自分の考えを分かりやすく伝え、文化的・歴史的なバックグラウンドに由来する価値観や特性の差異を乗り越えて、相手の立場に立って互いを理解し、更にはそうした差異からそれぞれの強みを引き出して活用し、相乗効果を生み出して、新しい価値を生み出すことができる人材。

世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間。

○ 「グローバル人材」の概念を整理すると、概ね、以下のような要素。
要素Ⅰ: 語学力・コミュニケーション能力
要素Ⅱ: 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
要素Ⅲ: 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
○ このほか、幅広い教養と深い専門性、課題発見・解決能力、チームワークと(異質な者の集団をまとめる)リーダーシップ、公共性・倫理観、メディア・リテラシー等。
○ グローバル人材の能力水準の目安を(初歩から上級まで)段階別に示すと、
① 海外旅行会話レベル ② 日常生活会話レベル ③ 業務上の文書・会話レベル
④ 二者間折衝・交渉レベル ⑤ 多数者間折衝・交渉レベル

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/02/14/1316067_01.pdf

「世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」(「産学官によるグローバル人材の育成のための戦略」https://www.alue.co.jp/contents/training/global/c150615-2/

といろいろと書かれていますが、特に上記のまとめの「要素」を見ると、分かりやすそうです。

語学力があって、主体的に行動できる日本人、という感じでしょうか?

ただ、それでも定義はまちまちです。

そもそもグローバルとは?

そういう場合にはもともとの言葉で考えていきましょう。

そもそもグローバルの意味は何でしょう?

辞書ではこうあります。

形動 世界的な規模であるさま。また、全体を覆うさま。包括的。「グローバルな視点」

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB-487000

科学でもグローバルな関係という場合には「材料によらず一定の関係」のような意味でグローバルを用います。

上の企業や文部科学省の定義によると、グローバル人材は、よって、世界のどこでも、といった意味あいが強くなるようです。

個人的な見解

ということは、グローバル人材は、上記の「要素」などを見ても、分け隔てなく活躍できる人材ということになる。改めて一行で表すと、こうなりました。

時代も文化も分野も超え、何をやっても、成果を出し活躍できる人材

となりそうなものです。こう考えると、「グローバル人材」は、レオナルド・ダ・ヴィンチやゲーテなどでしょうか。2人とも国際的に様々な分野や形態で成果を残しています。職業にとらわれずに何でもこなす、「ルネサンス期の万能人」がグローバル人材と言えそうです。

ただこれでは非現実的だ、だとか、「グローバル人材」は現存人物にはいなくなってしまうなどになりそうです。

「歴史的に」っていうのを取り除いて、現実味を帯びるようにしていきましょう。

私は個人的な考えでは英語が堪能で国際的な人脈を持つ世界的に活躍する専門家は、あくまでも「その分野の専門家」なので、ここで言っている「グローバル人材」とはまた違うのではないかと考えています。もちろん、おそらくこの時点で文科省の定義には該当しているとは思いまず。

また「どの分野で」というのも、証明が結構厳しそうです。

「一芸に秀でるものは多芸に通ず」とはいうものの、実際に実績がないといかんともしがないものがあります。

また2分野では「A×B」のように表現されることが多いので、これもありきたりになりつつあります。よってもうひとつ増やした3分野くらいにしておきましょう。以上を改めて考えるとこうなります。

さらに、昨今のSNS事情を考えると、チームでやる際に「また一緒に働きたい」と思われるような人間性も重要になってくるでしょう。よって

3分野以上で成果を出し、(世界的に)活躍でき、人格的にも優れる人材

これなら該当者が結構いそうです。

追記:グローバル人材・スーパーグローバル人材と分けるため「ハイパーグローバル人材」と名付けておきます。

そもそも程度による

これは以前書いた、「文武両道か器用貧乏か」の話にもかかわってきますが、何事にも程度によります。

上記のように最初の基準を取れば、現存するグローバル人材はいなくなりますし、基準を緩めていけば、ちょっと得意分野があり、ちょっと外国語ができるだけでもグローバル人材です。集団内での位置づけや何を目指すのかでも変わってきます。

英語

さて、英語にも触れていきます。

「グローバル人材≒英語は誤解」という意見をよく見ます。英語だけ出来たってしょうがない、っていうのは的を得ています。

ケンブリッジ大学でネイティブと競い合い、大半がネイティブの中、私が最優秀プレゼンター賞をとった際のスピーチで「入学当時は英語が全くと言っていいほど出来なかった」ことについて触れました。

実際にパブに出掛ければ意味が分からず、会話のテンポが速く、卓球やテニスの試合を間近で見ているような感じですぐに孤立しました。立食パーティも言わずもがなで厳しかったです。

それでも入学条件がTOEFL iBTで100以上くらいですので、この位の英語力はあったことになります。仮に日本でよく話題に上がるTOIECを受けていたら、ほぼ満点が出ていたでしょう。当時はこの位のスコアがあれば、英語もペラペラなのか、とは思っていましたが、それでも全くもってできるという感じではありませんでした。

上記の文部科学省の定義の「要素」ではおそらく「 ⑤ 多数者間折衝・交渉レベル」に当たるのかもしれませんが、実際にはそれでもまだまだ足り無いことを実感しました。

それでも日本でTOEFLで100近いと、英語ができると評価されるのでしょうが、それでも全くと言っていいほど勝負にはなりません。スラングやインフォーマルな環境では必要とされるレベルはもっと上がってきます。

こうなると、英語力で勝負と言っている日本人の大半は、実際には「英語すらできない」という現状になりそうです。

そうなってしまうと、残念ながら、それでは厳しいものがあるでしょう。英語も高いレベルでできる必然性はそれでも存在します。

では何をやったらいいか?

さて、では英語はおいておいたとしても、どの分野にも対応するにはどうすればいいのか?

ということに帰着します。個人的な考えでは、世界が人とモノでできていることを考えると、物理に代表されるような論理的な思考と、人間の本質にかかわる倫理や古典が重要になると考えています。

詳しくはこちらの記事を参照ください。教育や育成もここに力を入れれば何にでも対応できる人材が増えていくかと思います。

的には私もまだまだですが、ここ最近1年以内で、現在の本業の学術以外にも、写真がイギリス研究フォトコンテストの最優秀賞をとったり、ハロウィンで女装をしたらベストドレッサーを受賞したり、ウェブデザインでも受賞、ライターとしての寄稿の依頼や、書いた小説が文学賞にノミネート(ペンネームなのでこのブログには掲載していません。)

ネイティブばかりの中でアウトリーチトークで何回か優勝したりと、スポーツでの外部機関による表彰や日本代表選手、メンバーからの投票による年間最優秀選手を受賞しています。

ライター・小説は日本語、以外は大体イギリスでのものです。詳しくは表彰・受賞歴やプロフィールを参照ください。

国籍年齢問わず、「どうやったら、そんなにいろいろうまくいくのか?」という質問をよく受けるようになりました。

私としては、本質的に同じことをやっているだけなので、なんてことはありません。

ただ「相手の目線に立ったり、これをやったらどうなるか?」を考えるだけです。

最近重要視されているモノの流れとしての論理性だけではなく、このような感情も含めて物理学のように論理的に考えれば、何にでも対応できるのではないでしょうか。その人格や倫理の部分を身に着けるのは、難しいところですが、古典の読書が有効でしょう。

このような倫理観は昨今、人工知能(AI)により人間の仕事が減るなどという話にも有効です。

機械は単純作業や、論理的思考を得意とはしますが、感情のような数値化しづらい、論理的には考えづらいところは依然として苦手です。

人格・倫理観を強化することは、差別化を図る意味でもより重要になっていくでしょう。

よって「グローバル人材」へ重要なものとしての結論は、物理学などをはじめとする論理的思考と、古典などに基づく人格・倫理観となります。

最近では「英語が重要だ」「いや、論理的思考だ、専門性だ」と言われていますが、最重要は、直接的には何も効果がないものの、長期的には何にでも効いてくる倫理観の部分なのではないでしょうか。

私もまだまだなので倫理観の取得も頑張っていきたいところです。

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Filed Under: お役立ち, キャリア 関連タグ:グローバル人材, 倫理, 物理

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慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事。現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。湘南横浜コーフボールクラブ (Vicus United) #77。

200万アクセス突破。直近の目標は書籍化と出版。

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