
目次
公開日:2015年11月26日
更新日:2018年3月1日
はじめに
支援していただいている船井情報科学振興財団では、奨学生が半年に1回のペースでレポートの提出が求められています。特に形式やコンテンツに制約はありませんが、「PVがかなりの数に上る」と耳にしてからは、なるべく詳細に、この半年の事柄に触れるようにしました。本ブログを始めたのもこのレポートがきっかけです。
今回第6回のレポートがアップされたので紹介します。といってもブログに書いたことをまとめちゃっただけ感も否めないので、過去記事を適宜貼り付けていきます。
船井情報科学振興財団 FOS奨学生レポートNo6
http://www.funaifoundation.jp/scholarship/201511shinoharahajime.pdf
研究
いやまあ研究って、分野にもよるけれども少なくとも固体物理の合成している実験系では、半年でそんなバンバン結果出るもんじゃないし、少なくとも材料を1個作るのに、電気炉で焼くこと240時間(10日)、その後また、数日かけて計測してだめだったら条件変えてやり直し、と、そんなに早くに劇的に成果を出すのは物理的に厳しい感じです。なので、特に変わらずひたすら作っています。
英語のトレーニングもかねてですが、博士論文の執筆には取り掛かり始めました。
持続可能性に関する物理学の出資者とのディナーで大豪邸に招待されました。
David Harding (financier) – Wikipedia, the free encyclopedia
タンザニアのスラムで水に関する実験調査
あれよあれよという間にプロジェクトリーダーとしてNGOと協力しつつ、タンザニアのスラムでの水質調査と調査方法の評価を行いました。まだ公開はしていないので調査結果の中身については書いていません。
タンザニアのスラムでもKindleは重宝できますよ!!!
この模様はケンブリッジ大学のNGOの公式ページにも取り上げられました。
www.humanitariancentre.org
シンポジウム
上記みたいなことを一度やると、さらにいろいろ招待されるようになりました。ちょっと最近出た中で興味深いものをピックアップしてみました。
Green Computing 2015 — Winton Programme for the Physics of Sustainability
Understanding the Paris Climate Summit (COP21) — Winton Programme for the Physics of Sustainability
パリサミットの内容に関連する会議です。
たくさん参加すると、各知識が付くだけでなく、立食パーティでの会話が上手くなりますね!引き続き出られるときは出るようにします。
スポーツ
コーフボールは順調です。
怪我している間にマインドスポーツのチェッカー・ドラフツを始めて、これでも日本代表になりました。今度また体系的に記事にしようと検討しています。マイナースポーツといえども2競技で日本代表になった人はなかなかいないんじゃないかな・・・?と自己満足の範囲で考えています。
ブログ
もはやレポートをこのブログの宣伝に使い始める。(位には書くことに困っていた。)
まとめ
おそらく傾向としてあまり書くことがなくなると、「まとめ」とか「終わりに」とかが長くなる傾向にある、様な気がする。
「大学院、特に博士課程に進学するなら、日本やアメリカの大学ではなく、ケンブリッジ大学がいいな!」と思ってくれる人が一人でも増えればいいな、と思っている関係で、周りの人や設備などの描写が多くなっています。半年後にはもっと内容のあることが書けることが多くなるようにしたいところです。
実際今のままだと、「周りの特にシニア層の人のレベルはやたら高いけど、なんか間違えて紛れ込んでしまったペーペーの学生」感が否めないので、どうにか頑張りたいところです。
船井情報科学振興財団 FOS奨学生レポートNo6
http://www.funaifoundation.jp/scholarship/201511shinoharahajime.pdf