公開日:2019年4月1日
更新日:2019年7月20日
この度、激化するサイバー空間の統治を目的に設置された、国際組織e-Interpol(e-インターポール、世界警察)の地域アドバイザリーボードメンバー(Regional Advisory Board Member)へと就任しました。
これに伴い e-Interpolの本部があるエストニアのe-residency(電子国籍)を取得し、駐日エストニア大使館へ表敬訪問しました。
量子物理学の経験と、サイバーセキュリティ・AML/CFTのコンサルタントの経験を活かし、今後さらに過激化する量子コンピューターと量子暗号によるサイバー空間の統治という国際的な取り組みへ貢献したいと思います。
In accordance with this, I obtained my e-residency in Estonia and made a courtesy call for Estonian Embassy in Tokyo as the headquarter of the institution is in Estonia known as highly e-tech country.
【エイプリルフールネタ】でした。
e-Interpolという組織は存在しません。
ただ、エストニアの電子国籍を取得し、エストニア大使館へ訪問したのは本当。
尤もらしい単語を並べて、それっぽい写真を添えると、不思議とそれっぽくなる不思議。
- エストニアがe-residency等で世界的に進んでいるのは本当。
- サイバー攻撃が激化しているのも本当。国際的な対策が必要なのも本当。
- 量子コンピュータ・量子暗号が今後重要になるのも、おそらく間違いない。
- 私は量子物理学のPh.D.を取得し、サイバー系の経験もある。コンサルは本業である。
- などなど、題材としては結構尤もらしいといえばもっともらしい。
https://withnews.jp/article/f0180609000qq000000000000000W01l10701qq000017385A
よく考えると、仮にこういう国際組織の場合、だれに聞いているかを伏せるはずだし、公表もしないことが多い。もし仮にサイバー組織が存在する場合でも、いちいち電子国籍を取得する必要もないだろう。
さらに仮に声がかかるにしても、コンサルの経験期間が半年なのはさすがに短すぎる。
など挙げればきりがないほどガバガバな設定ではあった。