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文武両道・デュアルキャリア・アスリート教育のパラドックス/矛盾

2017年6月29日

目次

  • 文武両道・デュアルキャリア教育のパラドックス
    • 日本の義務教育の傾向
    • スポーツ推薦
    • アスリート「支援」
    • 文武両道・デュアルキャリア
      • 両方頑張れという割に、できると煙たがれる
    • 書籍「文武両道、日本になし」
    • 海外事情
    • ベンチャースポーツ(マイナースポーツ)では?
    • 終わりに
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2017年6月29日
更新日:2019年7月21日

文武両道の重要性については度々触れています。デュアルキャリアも文武両道との関係を述べてきました。しかし、二つ以上で秀でるという考え方は、「出た杭は打たれる」・「二兎追うものは一兎も得ず」に代表される日本人の考え方は、本質的に矛盾しています。

文武両道・デュアルキャリア教育のパラドックス

日本の義務教育の傾向

日本の教育では、「勉強も課外活動も頑張りましょう!」と言われており、推奨されています。おそらくここは大多数の人が納得する部分でしょう。勉強はテストがあるでしょう。課外活動も部活動以外にも、合唱祭や、体育祭、場合によっては絵画や書道などもあります。

参考までに個人的な義務教育での思い出話です。何年かにわたっています。自慢でもなんでもないのであしからず。むしろそんなこと自慢するまでもないというか、もはや古すぎるし。

  • 勉強はそんなにできなかったと思いますが、それでも確か学年1位を取ったことくらいはあります。(大学受験では冊子に載ってたりも。)
  • 運動会では選抜リレーの選手でした。
  • 球技大会はピッチャーやってたこともあります。
  • 合唱祭は、ピアノをやっていた関係で、伴奏や指揮もやったことがあります。担任の先生に伴奏をアドバイスしたり?などをした記憶も。お別れ会の卒業生総代指揮も担当しました。
  • 文化祭の演劇で主演を務めました。
  • 書道で書いたものが、学校を代表して県大会だか全国大会に送られたこともあります。
  • 夏休みの自由研究も、優秀賞もらったことあります。
  • 部活ではバスケ部の主要メンバーとして試合に出ていました。先輩より先に出場したこともあった。
  • 他にも武道の授業で剣道部に勝ってしまったことがあったりもしたような。

・・・さてどうなるでしょうか?「何でも屋」として称えられますか?

もちろんご想像のように、一部の同級生から嫌がられます。

 

百歩譲って、そこまでで終わればまだ問題はありません。

しかしながらそれ以上に問題だと思うのは、一部教員からいやがらせを受けます。

自分たちで「いろいろ精一杯頑張りましょう!」って言ってるのにですよ?いろいろ頑張ってるやつにいやがらせするとは、なんなんでしょうか。

これは予想ですが、教員たちの構想では「みんな勉強も課外活動も頑張って!」の想定している状態はこんな感じでしょう。

  • 「A君は勉強はまあまあだけどスポーツが得意だから運動会ではリレーの選手!」
  • 「Bちゃんはお勉強もできるし(と言っても上位20%くらいで)ピアノが弾けるから音楽祭では活躍!」
  • 「C君はお勉強は苦手だけど部活頑張って!」
  • 「演劇部のDさんは文化祭。」

この想定の中に、「スポーツが得意で、ピアノ弾けて、文化祭でも活発で、書道出来て、勉強ができる子」は出てきません。

想定外の人は排除したがる傾向にあるんでしょう。教員が学生時代に上記のような学生が「目の上のたん瘤」であったのであれば、ほかの生徒の気持ちも考えて、という発想も自然ではあります。

「二兎負うものは一兎も得ず」という表現が多用されることや、「この道一筋何十年の人物を褒賞」する黄綬褒章のように、日本は、脇目もふらずに1つだけの専門家を好む傾向にあります。

また、「出た杭を打つ」傾向ももちろんあります。学校を離れて就職活動などでも「なんかこの人取ると脅威になりそう」と思い落とす、というのもあります。

この傾向をまとめると以下に集約されます。

  • 日本は分業制が好き
  • 予想以上は嫌い

さて、日本の特に義務教育では、こういう分業志向の精神が根付いていることを前提に考えていきましょう。

 

スポーツ推薦

もちろん、スポーツで推薦を受けられるレベルまで上達するというのは、非常に難しいというのがあります。しかし一方で、スポーツの汎用性と1人の選手としての中央値としての市場価値を考えると、あまり大きいとは言えません。なんだかんだで数学などのほうが汎用性は高いです。

こういう記事もあります。スポーツ推薦のリスク

毎年、スポーツ推薦で入学した生徒のうち、結構な数が退学に追い込まれている。もちろん、こうした実態を学校側は教えてはくれない。しかし検索サイトで「私立高校 スポーツ推薦 リスク」などと検索すれば、山ほど私立高校スポーツ推薦の実態が出てきます。

私立高校にとって、スポーツ推薦の入学者は学校の宣伝役。入学後、学校の宣伝にならないとみなされた生徒へは、私立高校側の対応は非常に冷たいものです。高校は教育機関だから、ケガで部活動に出られなくなっても温かく対応してくれる? 都立高校とは違いますよ。私立高校は私企業なので、役立たずはどんどん切り捨てます。

https://www21.atwiki.jp/schooljyuken/pages/37.html

よってスポーツ推薦などのスポーツ一筋制度は、本当に一部のいい選手を生み出した一方で、多数のいわゆる敗者を生み出すシステムで、全体としてみるとうまくいっていないことを示唆しています。解決方法として完全にスポーツだけの推薦にせず、スポーツができたら得点を1割増しにするのようにすること等はできないんでしょうかね。

アスリート「支援」

さて昨今では先進国に比べて、スポーツの資金不足であるのは周知の事実です。日本は全体的にスポーツ後進国・発展途上国と呼ばれています。

そもそも、他の国では、ゴリゴリの部活やスポーツ推薦のような勉強放棄系の進路はなかなか耳にしません。例えばアメリカでは、そこまで本当にやっているのかはわかりませんし、聴く話によると、それでもまだフェイクなどもありうるとは聞きますが、それでも学校の成績が悪いと出場停止などもあります。イギリスでは、それでも入学には、good markは必要だと聞きました。知らないだけかもしれませんが、あまりアスリートの引退後の生活が危ういというのはそこまで聞きません。

こういった支援団体・支援事業の目的は、今までスポーツしかやってこなかった人をまともに働けるようにすることでしょう。そのために金銭的・ネットワーク的なサポートをする、といったところが主でしょう。これから伺えることには、アスリート支援は、「スポーツ推薦などスポーツ一筋で来た人の支援」ということになるでしょう。

そもそも「支援」するとは、「君たちはスポーツくらいしかできないだろうから、お利口な私たちが助けてあげよう」という、なんとも上から目線な印象を受けます。もちろん「応援」ならわかります。

文武両道・デュアルキャリア

もちろんスポーツでは、勝つためには全力で取り組む必要があるでしょう。しかしながら、フルコミットでない方がいい。というのが私の意見です。

人間、一日の間で一つのものに集中できる時間が限られていますし、スポーツは、身体の消耗を考えると、スポーツ以外のことも同じ日に出来ます。よってスポーツが終わった後に、勉強なり、資格なり、事業なりが並行して出来るはずです。ただこれは、幼少期から、「1つのものではなくいろいろなものに通じるようにしなさい」という意識が教育されている前提があります。今までこの道一筋で来ていた人が、スポーツ引退後突然、「いろいろできなさい」と言われても、無理なのは火を見るより明らかです。

 

両方頑張れという割に、できると煙たがれる

同時に日本社会では、表面上は「文武両道・デュアルキャリア」という割に、実際に出来ると嫌がったりする傾向を感じます。データはないですが、「出た杭は打たれる」の延長で感じる人もいるでしょう。

 

ではこれを踏まえて、上記の「アスリート支援」にこんな方が応募してきたらどうでしょう?

スポーツ「オリンピックメダリスト」

最終学歴「ハーバード大学MBA」(MBAじゃなくてもいいですが、とりあえずハーバードMBAってよく見ますので、そういう感じで。)

さてどうでしょうか?

予想は、審査員に「こんなやつ、支援する必要ないだろ!」と言われて落とされそうです。まあこういう人の場合は、支援・事業団体よりも強いネットワークを持っていそうな気すらします。

こちらは最近流れてきたツイートです。

ある文科省に行った知り合いから,しばらく前に「文科省内では高学歴が嫌われることがあるから,Ph. D. の入った名刺と入ってない名刺を 2 種類用意して,相手によって使い分けてます」と聞いたことがあるなあ…

— H. Hosaka (@H_H) June 9, 2017

もちろん文部科学省に限りませんが、自分よりも「下」だと思っていた人が、スポーツでも学歴・職歴など両方で「上」だと納得いかない、という人も世の中にはいます。

 

よって、こういったゆがみを解消するには、支援などそもそも必要がなくなるような体制を整えるほうが合理的です。

書籍「文武両道、日本になし」

さて、今までの説明から考えるに、日本では、「文武両道」を推奨する割には、多芸に通じる人が嫌われる傾向にあり、さらに予想以上の人が出てくるとさらに嫌がる傾向があるので、日本では文武両道・デュアルキャリアは、育ちにくい環境であるという結論付けることができます。

外国人から見た日本に対して、こんな本までありますから。

海外事情

個人的には、人種が多様な国外の特に英語圏などでは、まだやりやすい印象を受けます。

私情ですが、最近では同シーズンにスポーツ賞をいくつも受賞したことに加え、研究講演でもいくつか表彰されたことが、大学のニュースに取り上げられました。日本代表についても触れられています。

「大学院生コーフボール(スポーツ)と研究講演で数々の賞を受賞。」

これ以外にもいろいろありますが、多方面に表彰いただくようになったのは、イギリス(ケンブリッジ)に来てからです。(受賞歴参照)。日本ではこうはいかないと思います。多様化されているためか、そこまで同調圧力を感じません。よって好き放題できます。

ベンチャースポーツ(マイナースポーツ)では?

このブログではお決まりのようなこの切り口です。

スポーツとビジネスは関係ない。というのは理想ですし、競技・試合中はそうでしょう。

しかしながら、社会の一員である人間である以上、生きていくには経済的に繁栄、持続可能にする必要があります。経済的観点だけを考えると、マイナースポーツ・ベンチャースポーツ一筋というのはあまりにも無謀です。さらに自分たちで普及などのマーケティング能力も必要になってきます。よって経済的な面だけでなく、デュアルキャリア以上にトリプル・クアッド・ペンタキャリアが有効になっていきます。

Development Sports(発展途上スポーツ)という言い方があるのは知っています。しかしながら、発展途上というとよく連想されるのは、発展途上国≒支援が必要、となり、結局イメージの向上には至っていません。

終わりに

よって、「出た杭は打たれる」に代表される日本の横並び意識は、「二つ以上で優秀」という文武両道・デュアルキャリア教育は本質的に矛盾しています。しかしながらアスリートの今後を考えると、デュアルキャリアのやり方は非常に重要です。これを解決するには、この影響が及びづらい海外などから、成功例を作って、聞く耳を持ってもらうようにしていくような、序列から外れるやり方が有効になると考えています。

長いな。

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Filed Under: スポーツ, ベンチャースポーツ, マイナースポーツ

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慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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