• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to footer

はじめのすすめ

  • ホーム
  • プロフィール
  • バズ記事
  • ネタ
  • 試験
  • キャリア
    • プレゼンテーション
    • 海外留学
      • 船井情報科学振興財団
      • ケンブリッジ
  • お問い合わせ

あなた(日本人)も受ける!人種差別。事件と対策・対処法

2016年2月4日

目次

  • 事例
    • 地下鉄での差別発言がYoutubeにアップロードされ逮捕
    • スポーツは差別に最も厳しくなっている
    • 日本人が受けた差別まとめ
  • 体験談
    • ルールなどが自分にだけやたら厳しい
    • 試合に出してくれない
    • 目を合わせない・絶対に当てない
  • 対処法
    • 短期的な対処法
    • 長期的な対処法
  • 教育など
  •  日本人も気をつけて欲しいこと
    • 日本国籍以外の人を呼ぶとき
    • 日本語で話しかけてるのに、日本語で返さない
  • 最後に
  • 関連記事(自動アルゴリズム)
記事をシェアする

公開日:2016年2月4日
更新日:2019年7月21日

奴隷制度などは撤廃されたものの、世界には依然として人種・国籍差別がはびこっていることはご存知のことだろう。サッカーの試合などで差別発言で話題になっている。人種差別、レイシストは酷く忌み嫌われるので、公言されることはなかなかないだろう。法律で禁止している国もあるので、公言すると逮捕される可能性もある。

ニュースなどで見るだけではあまり実感はないかもしれないが、一般的な留学や駐在などでも十分起きうることである。

21世紀にはいって久しいが、依然として残る人種差別を、事例や経験と共に対処法も交えて紹介したい。

f:id:HajimeShinohara:20160204033555p:plain

  • 事例
    • 地下鉄での差別発言がYoutubeにアップロードされ逮捕
    • スポーツは差別に最も厳しくなっている
    • 日本人が受けた差別まとめ
  • 体験談
    • ルールなどが自分にだけやたら厳しい
    • 試合に出してくれない
    • 目を合わせない・絶対に当てない
  • 対処法
    • 短期的な対処法
    • 長期的な対処法
  • 教育など
  •  日本人も気をつけて欲しいこと
    • 日本国籍以外の人を呼ぶとき
    • 日本語で話しかけてるのに、日本語で返さない
  • 最後に

事例

歴史的に根深い問題なので、例を出せばきりが無いが、少し最近で目立ったものを紹介したい。

地下鉄での差別発言がYoutubeにアップロードされ逮捕

酒に酔っていた52歳のこの男は、地下鉄にたまたま乗り合わせた日本人女性に対して、第二次世界大戦中にタイに流れるクウェー川で叔父が戦死したと主張。その際、叔父は拷問を受けたとしており、その犯人が女性だと怒鳴り散らしました。さらに「電車を降りろ」や「国から出て行け」などの暴言を6分間にわたってわめき散らし続けました。

commonpost.info

動画がこちら。

‘Racist’ abuses Japanese girl on London Underground

スポーツは差別に最も厳しくなっている

フェアプレーの精神が求められるスポーツでは差別にかなり敏感です。サポーターも例外ではなく、追放もされます。

www.huffingtonpost.jp

日本人が受けた差別まとめ

海外で活躍選手が多い中、やはり多いのでしょう。有名選手がひたすら語っているもののまとめです。最近だとフクシマネタが多い印象。

matome.naver.jp

体験談

スポーツ選手のエピソードなどを見ても、「たかが無視されたり、からかわれただけでしょ?」程度にと思うかもしれない。実際、正直私自身も被害にあうまでは少しはそう思っていた。しかしながら、やられて気付いた。たちが悪い場合だと、体が震えだすほどである。大概やられた日は動揺し、その後集中できなくなる。

言動や行動をやられた瞬間は、なんとなく分からないことがあるが、よくよく考えると、「それって、差別だよね?」っていうのに気付くことがある。しかし、本人が「私は差別をしました。」ということは絶対に無いので、その場の雰囲気と本人の言動から予測するしかない。

ルールなどが自分にだけやたら厳しい

他の白人が何か少しグレーなことをやっていても誰も何もとがめないが、私みたいな日本人がやっていると、真っ先に「これはだめだ」等と急に厳しくなったりする。審判の判定が自分にだけ厳しかったりもした。

試合に出してくれない

スポーツをやっていて、どう考えても自分の方が上手くても、試合に出してもらえないこともあった。出さない瞬間は、普段やさしい主犯以外の白人の友人も、どこと無く目を合わせてくれなくなったり、よそよそしく感じ、「あ、これが差別ってやつなんだな・・・。」と打ちひしがれながら感じていた。

スポーツはまだ明らかに実力が目に見えるので、分かりやすいだろう。それでも起きているのである。他の政治が少しでも関係してくるものでは、表に出てこないだけでいくらでもあるのだろう。

目を合わせない・絶対に当てない

とあるセミナーで質問がある人といわれ、手を上げる。どう考えても分かりやすい位置で、ずっと手を上げていても、当てない。他の人が後から手を上げるとそちらを当てることを数回繰り返す。最後は時間なので、と区切られて結局当てられず。まるでいないかのように扱われた。偶然か必然か、周りは全員「白」かった。

とまあ、ちょっと考えただけでも、これだけ出てくるし、思い出しているだけでも心に刺さるものがあった。

ただ、この時最も申し訳無いのは、差別を受けた(と感じた)あと、疑心暗鬼になってしまいそんなそぶりは全く見せない友人のことを、差別をしてきた人々と同じ人種の人を、たとえ少しだとしても、疑いの目で見てしまうことだ。 友人は全く悪くない。こういったことが、戦争のきっかけなのか、とすらも感じてしまう。

対処法

個人的な経験に基づく対処法をまとめてみました。

短期的な対処法

短期的な方法は、残念ながらないでしょう。あるとすれば、言いがかりがつけようがないように、きっちりしておくことでしょうか。こればかりは、地震とかと同じで予測できない天災くらいに考えるほかないかもしれません。まあ、そう理解しようと思っていても、やられると、心が折れちゃうんですけどねぇ。。。一応ほかの方が書いた対処法はこちら

長期的な対処法

長期的な場合は、忍耐が必要ですが、経験上、人間性と、実力勝負に持ち込むことが出来ます。分かりやすいのでスポーツを題材にします。仮にあなたが、どんぐりの背比べほどの実力しかなかったら、戦略によっては、他の人を選んだという「理論的な裏づけ」が成立するので、相手の真意が人種差別であっても問題には出来ません。なぜなら論理的な説明が出来てしまうから。ただこれが、あなたが、もう明らかに数段実力が上田と、もはや試合に出さないわけには行かないので、出ることが出来るでしょう。仮に試合に出られなければ、「論理が成り立たない」ので、差別的だといわれると言い逃れが出来ません。

もうひとつが、人格が認められることでしょう。「人種がどうだって、あなたはあなた」と思ってくれるくらいになると、もう人種も肌の色も関係ありません。こうなるには、何か一箇所でも、一目置かれることが重要です。

地道に粘っていた結果、コーフボールクラブでは、次代キャプテンに推薦されました。結局上記短期的理由と同様に「日本人がイギリスのチームのキャプテンをやっていると不都合が出てくる」と説明し、辞退には至ったが、それでも、そのあたりから差別を感じることは無くなった。

教育など

クラスの白人を青目と茶色目で分けて差別を体験させるというもの。

www.dailymotion.com

クラスの生徒を青い目と茶色い目に分けて、理不尽な差別を子どもたちに実感させる実験授業。ジェーン・エリオット先生がこの授業を初めて試みたのは1968年4月のことでした。

青い目 茶色い目 ~教室は目の色で分けられた~ : これは人生観が変わる、衝撃的すぎる心理学実験 《トップ 5!》 – NAVER まとめ

差別された経験がない人はなんとも思わないだろうが、この動画、差別をされてから見ると、相当に応えるものがある。

有利に立っている側はなんとも思わない、またはちょっと得した、くらいに思うものだが、やられた側は、たまったものではないだろう。

そんななか、このプレーはとっさにこんなことができるなんて、凄すぎる。

ダニエウ・アウベス ピッチに投げ込まれたバナナを食べる

歴史的に見ても人種差別撤廃に向けて動いた偉人が様々いる。特に「強い側」にいる人が行動を起こせるというのは、すさまじい精神力を感じる。諸説あるだろうが、差別撤廃で最も有名なのは、おそらくリンカーン大統領だろう。「リンカーン」で日本語で検索しても、日本語のKindleの本は全くヒットしなかったので、最近発売されたらしい、こちらを英語版で読んだ。レビューはそのうち書いてここに挿入しておきたい。

Abraham Lincoln: The Man and The Hero (English Edition)

Abraham Lincoln: The Man and The Hero (English Edition)

  • 作者: Michael Klein
  • 発売日: 2016/02/22
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る

 日本人も気をつけて欲しいこと

日本人の皆さんは、差別なんてしてない、と思っている人も多いかと思います。果たしてホントでしょうか?ちょっとやっていそうな身近な例で見てみましょう。

日本国籍以外の人を呼ぶとき

さて、皆さん日本国籍以外の人を呼ぶとき、なんと呼んでいますか?

「外国人(ガイコクジン)」と呼んでいますか?

まさか「外人(ガイジン)」と言っていませんか?

残念ながらガイジンは差別用語です。

「そんな気があって呼んでいない。」と主張するそこのあなた。差別かどうかを感じるのは受け取った側の気分次第なので、どういう意図で言ったかどうかは二の次になります。なので、差別だと受け取られたら差別です。セクハラ・パワハラと同じ様なもんです。

日本語で話しかけてるのに、日本語で返さない

日本に来てつたないけども、頑張って日本語で話している外国人の返答に承諾も無く他言語(主に英語)で返したりしていませんか?これは定義によっては差別とは言わないかもしれが、多少相手に軽蔑しているととられてもおかしくありません。

親切心でもそう取られることもあるので注意が必要です。ケースバイケースではあるものの、受け取られ方は人次第なので。

例えば、どこかに旅行して頑張って英語で話していたのに、お土産屋の店員が、日本語で返してきたら、ちょっとムッとしませんか?相手はおそらく上手く英語が話せていないあなたに対する「親切心」で日本語で返してきたんだと思います。ただそれでも「お前ちゃんとしゃべれてないよ?大丈夫?」と軽蔑に感じる場合もあるのではないでしょうか?

最後に

このブログでも何度も出てきていますし、よく言われていることではありますが、相手の立場に立って深く考えることが重要なのは、おそらくこういった問題においても例外では無いのでしょう。

強くこびりついた汚れは、何回も洗わないと取れないように、この問題も世代を超えて繰り返し続けることでしか解決策は無いのでしょう。そんなときに、少しでもいいから私たちを認めてくれた人々が、少なくとも日本人としては、「日本人は凄いんだよ、だって、昔こういう人がいて~~」と次の代に伝えてくれ、次世代が理不尽な対応を受けないように、ひとりひとりが日々開拓していくことが重要なのではないでしょうか。

気をつけたいことは、いくらやられても絶対にやり返さないことです。やり返していては何の進歩もありません。そんな低俗な嫌がらせには、徳の高さ・人格で上回り、こんな人に嫌がらせをしていたなんてなんておろかだったんだ、と感じてもらえるくらいになれれば最高です。

ひとりひとりの小さな積み重ねで、今後差別が無くなっていく、少なくとも社会的な地位向上への近道になればいいな、と思って日々地道な行動を積み重ねていきたい。

 

記事をシェアする

関連記事(自動アルゴリズム)

  • 英語ネイティブスピーカーによる「ネイハラ=ネイティブハラスメント」
  • なぜ「ベンチャースポーツ」なのか?由来と意図
  • 日本人にも起きる人種差別についてを対策・対処する以前に遭遇しない方法を考えた。
  • モンテッソーリ教育の本人の体験談/感想/効果/日本人/有名人/出身
  • テストスコアはイケメン具合。「奨学金や就職活動・オーディション提出『スコア』」と「ただしイケメンに限る」の関連性
  • ケンブリッジ大学の日本事情/日本人会/日本人/日本食材/ブログ
  • 引越しの下見に行ったらゴミ屋敷。家主の雰囲気までヤバかった話。

Filed Under: キャリア, 日本と海外, 海外留学

Footer

プロフィール

はじめ(Hajime)

ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所においてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした外資コンサルに従事。現在外資系IT企業の研究職として人工知能/基盤モデル関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。

200万アクセス突破。直近の目標は書籍化と出版。

詳細なプロフィールはこちら。
寄稿・取材・依頼等のお問い合わせはこちら。

「このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも所属団体の立場、戦略、意見を代表するものではありません。」

  • Twitter
  • Personal website
  • RSS Feed

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

アーカイブ

人気の投稿とページ

  • 総括や要約「まとめ」のコツ/書き方【要旨/紀要/意味/レポート】
  • スタバのモバイルオーダーニックネーム面白い「10文字アート」推し
  • とあるコンサルの憂鬱 高級文房具?派遣?バリュー?辛い?辞めたい?意味ない?
  • ケンブリッジ大学のコピペ:文字の順番を入れ替えても読める研究について
  • 運がいい背番号を真剣に考える。験(ゲン)担ぎ。各種意味。
  • CAMS(公認AMLスペシャリスト)に独学で合格。マネロン資格試験難易度対策
  • 博士号は世界へのパスポート?Ph.D.日本と諸外国のすごさ・価値認識の違い

最近の投稿

  • とあるコンサルの憂鬱 高級文房具?派遣?バリュー?辛い?辞めたい?意味ない?
  • 回転寿司湯飲み醤油さしペロペロ問題に見る「低学歴の世界」の認識まとめ
  • 未経験分野の外資IT研究職への転職体験と採用基準まとめ!ポストコンサルキャリア
  • 外資コンサルを退職し外資IT研究職に転職【退職エントリ】
  • 「広めたい!」「知ってほしい!」の本心の考察・居場所/社会的地位
  • テレワーク/フルリモート在宅勤務から転職した際に起こる事体験談まとめ
  • 勤務先の会社が買収されると待遇や扱いはどうなるのか?企業買収体験談!

ブログ内サーチ



カテゴリー

etc お役立ち キャリア ケンブリッジ コーフボール スピーチ スポーツ ネタ バズ記事 プレゼンテーション ベンチャースポーツ マイナースポーツ リスク 国際会議 旅行 日本と海外 海外留学 船井情報科学振興財団 資格

Tweets by Hajime77com

Copyright はじめのすすめ © 2023

  • ホーム
  • プロフィール
  • バズ記事
  • ネタ
  • 試験
  • キャリア
  • お問い合わせ