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公開日:2016年4月12日
更新日:2019年7月15日
毎年3月下旬から4月上旬はイースターの季節です。確かに最近では日本でも春先にはイ-スターというようになりましたが、そもそもこのイースターとはなんなんでしょうか?
イースターとは?
さてそもそもこの「イースター」とはなんなのでしょうか?困ったときのWikipedia。
復活祭(ふっかつさい、ギリシア語: Πάσχα, ラテン語: Pascha, 英語: Easter, ドイツ語: Ostern, ロシア語: Пасха)は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭。
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。
よって、要するにキリスト教の重要なお祭りです。日本語版のWikiには書いてありませんが、スイセンの花が添えられる等伝統があります。
ディナーイベント
例によってこのイースターをモチーフとしたディナーが開催されました。上記のように、本来はイースターは日曜日ですが、カレッジのイベントディナーは土曜日に行われるという決まりがあるので、土曜日に行われました。このイベント、伝統のようにエッグハントが庭で行われた後に、プレドリンクとディナーが行われました。
エッグハント
さてイースターでは卵とウサギが伝統的にシンボルとして利用されています。(いや、ウサギ哺乳類だし、人間も哺乳類だし、などと突っ込みをしまくっていては話は進まないので、今回はあまり踏み込まないようにします。詳しくはWikiなど他のサイトを参照ください。イースター・エッグ – Wikipedia)
その伝統にのっとり、ディナー前にエッグハントがカレッジの庭で行われました。(正確には去年は行われましたが、今年は行われませんでした。まあ、年によって差はあるよね、企画側もメンバー代わるし、ね?)
エッグハント時には、事前に参加者にメールで案内が来て、ディナーの前にこのような、イースターの花としてしられるラッパスイセンが咲いている庭のあちこちに隠された(半ばばら撒かれた)卵形のチョコレートを探すイベントです。
スイセンが咲くとこんな写真のようになります。ただ一週間ほどでかれてしまいます。尚、枯れる時期になると一気に引き抜いて芝生に戻すという徹底ぶり。
今年はやらなかったので、写真がなかった。今度はあったら撮影したいところです。
プレドリンク
プレドリンクは、確か去年はベイリーズ(コーヒー味のウィスキー)だったと思いますが、今年は通常のシャンパン、シェリー酒でした。
ただ、このベイリーズ、アイルランドのお酒のようですので、3月に行われるセントパトリックデイとコラージュをした可能性も高いです。現に去年のイースターは3月に行われたので。
ただ、プレドリンク会場はオールドライブラリー。(古い図書館)。
Webb Library。ケンブリッジ大学には100を越える図書館があり、そのうちのカレッジ内にあるもののうちの1つです。
結構変わった所にある関係で、看板も出ていました。
壁一面になにやら何かの本。
中国語の何かの本だったようです。残念ながらよくわかりません。
ディナー
やっとディナーにたどりつきました。ディナー自体は4コース。
ディナーカード。暗いですけどこんな感じ。
春の訪れを印象付ける花が飾られています。(通常は何も飾られていない)
スターター。
Teriyaki Tuna Loin, Baby Bok Choi Pickled Enoki Mushrooms and Yuzu Mayonnaise.
テリヤキツナロイン。エノキとゆずマヨネーズ。
まさかの和風。「日本食」にしては味が濃かったかも。
メイン。
Roasted Rump of Spring Lamb Smoked Garlic Dauphinoise, Early Asparagus and Truffled Cauliflower.
長いですが、ラムのステーキと、ガーリックドフィーヌ(ジャガイモ)。アスパラガスとカリフラワー。
デザート。
Rhubarb and Ginger Creme Brulee with Pistachio and White Cholocate Biscotti.
クリームブリュレーとピスタチオ、ビスコッチ。
もはや英語ですらないんですけど。まあおいしかったからいいや。
毎度毎度のことですが、チーズが出てくることにはお腹はいっぱいです。
それでも食べる。
エッグも置いてあります。チョコなので食べられます。
そんな感じです。結構こったセッティング・描写が多いので、食事しながら学ぶことが多いのがディナーイベントの特徴です。