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公開日:2015年7月17日
更新日:2019年7月15日
一般的にパーティやイベントではドレスコードというものがあります。状況に合わせてフォーマル、スマート、カジュアル、スマートカジュアル等が広く知られているかと思います。場合によってまちまちなので逐一調べることをオススメします。
ガウン
ガウンといえば卒業式などで着ているイメージが強い袖と丈が長い上着かと思います。
例:ハーバード大学
東京大学
(例はとりあえずハーバードと東大にしておけばどうにかなるっしょ!というくらいには安易な発想。)
上記ではおそらく卒業式くらいしかガウンを着る機会はないかと思いますが、ケンブリッジには「ドレスコード:ガウン」があります。ちゃんとDress Code:Gown と書かれています。
The dress code is gowns for Jesuans, and smart for guests.
mcr.jesus.cam.ac.uk
入学式や卒業式以外で主に着るタイミングはフォーマルホールです。尚似たようなガウンを着る風習はオックスフォードでもあり、オックスフォードではガウンのことをサブファスクと呼ばれているようです。
ガウンを着た感想・・・。
初回
おお、かっこいい!なにこれハリーポッターみたい!
1回目から数回
おお、だんだん様になってきてない?
5回目くらいから
なんか意外と歩きにくくない?夏場だと暑いし、脱いでもこれ運ぶの結構手間だし。
食事しているときも袖がスープとかバターに付きそうだし、いやむしろ付いたし!!!
結果的に友達来たときに着せて写真を撮るのが、ガウン関係で唯一の楽しみになっていく。
デザイン
ガウンと一言で言っても、実はかなり細かい取り決めがあります。
24歳未満の人が着用するBAガウン
Ex-Rental B.A Gown – Ryder & Amies
24歳以上の人が着用するMAガウン。BAガウンよりも袖が長い。
Ex-Rental M.A Gown – Ryder & Amies
学部生のガウンは、カレッジによって形が違います。詳しくは以下の公式ページ参照してください。
Product Categories Academic Robes Archive – Ryder & Amies
値段は50ポンドほどです。ちなみにただの黒い布だと思われるので、そんなに保温機能などは高くありません。ただの布です。
卒業式
卒業式の日にはまたさらに複雑です。これも学位の種類によってつける装飾品が変わってきます。自分が卒業するときに触れることとします。尚、ケンブリッジ大学でPhDが取れると赤い目立つやつを着られるようです。他の大学ではPhDを含めたどんな学位であれMAガウンとなります。やっぱ伝統的に誇り(?)があるんでしょうかねぇ・・・。
終わりに
ガウンはただの黒い布切れではなく、いろいろと細かいしきたりがあるのでした。
ちょっと絶対に合うだろうと思ってライトセーバーを買って、持ってみた結果がこちら。
意外と合うんじゃね?