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ケンブリッジ大学のカレッジの表彰制度。人気ランキング・選び方を左右しているかも。

2016年6月2日

目次

  • カレッジの表彰・助成
  • スポーツ
  • 終わりに
  • 関連記事(自動アルゴリズム)
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公開日:2016年6月2日
更新日:2019年7月15日

ケンブリッジ大学とオックスフォード大学はカレッジ制をとっていることは何度か書きました。大学対抗のクイズ番組University Challengeにも両校はカレッジごとの出場が慣例となっています。日本でいうところのサークルやソサエティ活動も大学のものとカレッジのもの両方あります。

これに伴って、表彰やある種の奨学金も、大学のものに加えて、カレッジごとに分かれているものがあります。

 

例えれば、ハリーポッターでいうところの、ホグワーツ魔法学校賞とグリフィンドール賞が別に存在する感じです。

f:id:HajimeShinohara:20160601052946p:plain

ホグワーツ魔法魔術学校 – Wikipedia

カレッジの表彰・助成

これはカレッジによりけりですが、学生の活動の援助や実績の表彰を盛んに行っている印象です。各カレッジには教会でのオルガンを弾く担当のOrgan Scholar(オルガン特待生)など、日本ではなじみがないものも応募されています。オルガンもあれば、他の楽器もあり、演奏会援助やリサイタル援助もあるらしい。夏季休暇中のフィールドトリップの助成など、見てみると結構興味深いものが多印象です。どれも受賞すると、カレッジの年間会報に名前が載ったり、授賞式・レセプションに招待されるなど、特典がいっぱいです。

多くの場合、表彰名は、著名な先人や出資者の名前を冠していて、助成対象者は名前のもととなっている人ゆかりのことが多い。

奨学金では例えば、「オーストラリア人でマスターコースの人」や、「クラッシックスの博士」など。各採用人数は毎年1人か2人程度で非常に少ないものの、たぶんそもそも出願資格がある人が非常に少ないので、意外と通るかもしれませんね。(日本人限定というものはなかなか見かけません。残念ながら…。)

Fees and Scholarships | Jesus College Cambridge

大学院生は、学部に所属しているので残念ながら何もありませんが、学部生は各カレッジの各コースに分かれているため、各コースの高得点者(首席?)は同様に年間会報に記述されています。

スポーツ

さて、筆者が比較的詳しいのは、スポーツの助成・表彰です。スポーツでの表彰も盛んで、大体のカレッジで行われています。これもソサエティ自体の助成金と、個人に対する表彰など多岐にわたる。ソサエティ自体は、それぞれのソサエティのキャプテンや部長が申し込む。

個人賞の場合は、個人で応募する。個人賞は、応募資格はカレッジごとに異なるが、往々にして、大学の代表レベルの選手であれば応募できる。所属するカレッジのジーザスカレッジでは、Douglas Timmins Awardsがそれにあたる。

f:id:HajimeShinohara:20160601051747j:plain

http://www.bluebirdnews.co.uk/college-sports-bursaries-the-complete-list/

 実際に応募し、ありがたいことに表彰いただきました。実際に年間会報に名前と競技名が載っています。

Douglas Timmins Award,  Hajime Shinohara (korfball)

クリックしてAnnual-Report-2015.pdfにアクセス

個人的には、受賞も非常にうれしいが、コーフボールというイギリスでも、クリケットやサッカー、ラグビーなどに比べればまだまだ知名度が低いコーフボールで受賞できたことが大きいと感じています。

これはハリーポッターでいうところのグリフィンドールのスポーツ賞です。

 

なお、表彰も、ボートは通常の競技とは別に募集しています。確か上記のDouglas Timmins Awardもボート以外の大学代表選手、という応募形式だったような…。

同じく言ってみればハリーポッターでは競技人口が多く、盛んなクィディッチのみほかの競技と別で特別扱いを受けているような状況です。ボートのみ大会が別にあったりと、ボートの重要さはかなり高い様子。

f:id:HajimeShinohara:20160601053114p:plain

Home

当然といえば当然ではあるが、自分の所属カレッジ以外には応募資格がありません。これも多くの人が受賞機会がある良い制度なのかもしれません。

もちろん、大学のものとカレッジのものは独立なので(そもそも細かいことを言えば自治が全く別)、同じ成果でダブル受賞もあり得ます。

終わりに

Sir(サー)の称号などをはじめとして、表彰が好きなイギリスの文化が表れているのかもしれません。

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Filed Under: ケンブリッジ, コーフボール, スポーツ, マイナースポーツ, 海外留学

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はじめ(Hajime)

慶應義塾大学卒業後、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所にてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得。外資コンサルにて、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした業務に従事し、現在外資系IT企業の研究職としてAI人工知能や量子コンピューター関係の研究を行う。あるスポーツの日本協会会長、国際連盟委員。大学体育研究所研究員。

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