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公開日:2016年1月30日
更新日:2017年1月7日
対極の日です。最初聞いたときは何それ?って感じでした。日本語で検索しても全く出ませんし。対極は、イギリスから見て対極、要するにオーストラリア・ニュージーランドの日ということになります。1月26日
オーストラリアを祝うディナーがありました。
Antipodean,対極の日
さて、そもそもこの日ですが、イギリスではオーストラリアの日として知られています。日本でも辛うじて1行のWikipediaでの説明がありました。
オーストラリアの日 (英語: Australia Day)は、毎年1月26日に祝われる国民の祝日である。Anniversary DayやFoundation Day、若しくはANA Dayとも呼ばれる。
1788年1月26日に植民を目的としたイギリスの艦隊がシドニー・コーブに到着した事に因んで定められた。数十年間は認知されていなかったが、1818年にニューサウスウェールズ州の知事ラックラン・マッコーリーが祭典を開いた事で定着した。1994年には全土で祭典が開かれる様になり、音楽演奏会も行われ、首相の声明文も読まれる。現在では広く支持されているものの、アボリジニやその擁護者達からは批判的な声も聞かれる。
イギリスでは現在ではオーストラリア・ニュージーランドの日として知られているようです。
最初聞いたときは、「そもそも自分から見て反対って言っているあたり、なんとも身勝手なつけ方だなぁ・・・。」
と思い、次に対極の日と聞いたときは
「ニュージーランドとかフィジーは対極として数えてないんかい!いくらオーストラリアの大陸と比べると小さいからって、無視するのどうなの!」とかと思ってしまっていましたが、由来がオーストラリアを占領する際に、初めてイギリス人がたどりついた日、となっています。
「え、じゃあニュージーランド関係ないじゃん。なんでニュージーランドの人も対極に乗っかっちゃってるんだろう?これって日本人がChinese New Yearにお祭りしてるのと同じなんだろうか?」
とか
ていうか、確かにオーストラリア、歴史的に、イギリスからの移民が占領したからと言って、昔から住んでたアボリジニいるのに、占領上陸した日記念していいの?アメリカもインディアンを追いやって現在の国になってるけど、アメリカの独立記念日は、一応占領し始めた後の話だからまだなんとなく分かるような気がするけど、植民地にするためにたどりついた日をオーストラリアの国の日にするのどうなの?
と思ってこちらも調べたら、
1月26日 オーストラリアの日
Australia Day 1788年最初の移民団がシドニー湾から上陸した日であり、建国記念日とはされていない。
なるほど。一応この日が建国記念日と同等の扱いを受けているとのこと。
一般的に歴史上の制定は、突っ込みどころ満載なことを最近まじまじと感じておりますが、まあそういう経緯でとりあえず1月26日はオーストラリアの日ということだそうです。(やっぱニュージーランド関係ないじゃん。ちなみにニュージーランドの建国記念日は2月6日だそうです。近いから一緒に誕生会やってるようなもんだと思えばそれでいいか!)
Antipodean Graduate Hall
はい、ということで前置きが超長くなりましたが、オーストラリアの日のディナーのお話です。
テーブルデコレーション
まず、テーブルが緑と黄色の二色柄。オーストラリア代表の色ですね。
何でこの色なの?と考えたそこのあなた!、私も思いました。ついでにこれかいてるときに調べました。
オーストラリアに生息する「アカシア」という植物の色なのです。
そして、この植物はオーストラリアの国花と指定されているようです。
ということで国花のようですよ。んで、その花がこちら。
ああ、言われてみれば、黄と緑だ・・・!
はい、ということでまたひとつ賢くなりましたね。オーストラリアの黄色と緑は国花アカシアの色。
ディナーカード
続きまして、例によってディナーカードです。挫折するほど難しい単語の数々。
スターター
Salad of Cured Ocean Trout and Crayfish Tail Avocado, Mango and Green Chilli Mayo
オーシャンマスとザリガニの尾、アボカド、マンゴーとグリーンチリマヨネーズのサラダ。
はい、こちらです。Troutっていう単語が分からなかった私は、「なんだ、サーモンか」と思っていました。
マスとサケは違うらしい。という話になり、結局その場では分からず、今日これを書きながらマスとサケの違いを調べました。
もっと細かく説明すると「海で養殖されたニジマス」です。
味はというと、トラウトのほうが脂が乗っており、現地の人や今まで会った日本人もトラウトのほうが好きっ!!って言う人が多いです。サーモンはも少しさっぱり?した感じです。(私はサーモンのほうが好きですね。)
はい、皆さんまた賢くなりましたね。オーシャントラウトは、マスはマスでも海で養殖されたやつらしいですよ!(超難関クイズ番組でもびっくりなくらいの細かい知識な気はする。)
検索してシドニーのブログが出てくるあたりオーストラリア感でてますねぇ!
ま、味は「サーモンです」って言われても分からないくらいサーモンでした。
メイン
はい、次がこちらです。
Chargrilled Rump of Lamb with Macadamia and Mint Crumb
付け合せMarinated Eggplant, Creamed Sweet Potato, Roasted Beets
炭火焼きの子羊の尻肉、マカデミアとミント(クズ)を添えて
なすのマリネ、マッシュスイートポテト、ロースとサトウダイコン
訳がもはやGREもびっくりですが、要は、ラム肉でした。おいしいですね。
ヒツジはオーストラリア関係あるのかな?と思いましたが、人口よりもヒツジの数が多いニュージーランドがお隣にあるので、それへの配慮でしょうか?
ちなみに去年はキウイの肉が出ました。キウイ?キウイフルーツじゃなくて鳥の方ですよ!
確かにキウイフルーツに似てるかも・・・?
デザート
デザートはこちら
Pinapple and Kiwi Pavlova Toasted Mashmallow and Crumbled Anzac Biscuits
パイナップルとキウイフルーツの焼きメレンゲケーキ、マシュマロとアンザックビスケット
さて、よくわかんないけど、メレンゲのさくっとしたデザートでした。
さて、アンザックビスケット・・・?
検索結果がこちら
オーストラリアには、アンザック・ビスケット “ANZAC Biscuit” というクッキーがあり、ベジマイト Vegemite やあの巨大なオージー・バーベキューと同様に、オーストラリアを代表する食べ物となっている。
徹底的にオーストラリアなんですね。執念すら感じる。
チーズ
チーズは普通でした!ポートワインも普通でした!
なんとなく全体的にトロピカル。
オーストラリア・チャント
最後にオーストラリアの応援歌?で締めです。こちらです。
どこと無く一本締めとかに似てるような、似ていないような・・・?
ということで1月26日はオーストラリアの日です。覚えておくといいことあるかも?