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仕事での海外出張には幾多の予期せぬトラブルやトラップが潜んでいるという話

2019年9月21日

目次

  • 入国審査
  • キーボードの配列
    • 記号「;」「,」 「.」あたりの取り扱い
  • 英語にたどり着くまでの説明が現地語
    • 関連記事(自動アルゴリズム)
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海外では様々なトラップが用意されている。ただ外国に行くだけでいろいろあるが、出張になると、観光や留学とはまた違った感じの新たなトラップが現れる。

入国審査

出入国管理 Wikipedia

いや、トラップは入国する前から始まっている。一般的に日本では「入国審査はパスポートを出して、言われるがままに指を押し付けたり、カメラに顔を向ければいい」と知られている。

確かに、Sight Seeing(観光)やConference・Meeting(会議関係)では、明確に答えなくても、大体の場合は無表情で「ふーん」という感じか「行ってらっしゃい!」とニコニコで通してくれることが多い。

私自身も実際に「入国審査って緩いんでしょ?」と思っていた。大学院生の時も最強ボーダーのヒースロー空港で根掘り葉掘り聞かれはしたが、それでもビザがあったので、数分ののちに通れはした。

しかし、ここで目的をBusinessとかWorkというとイミグレーションの方、目の色が変わる。いきなりきつい顔つきに変わり、パスポートを1枚1枚めくりながらの尋問が始まる。

さらに数日から一週間ほどではなく、数か月に及ぶとかなり激しい。人によってはどこからか偉い人を呼んでくる。イミグレはついに本性を現したようだ。根掘り葉掘り聞かれる。

「ビザはどこだ?」
「どんな仕事だ?」
「受け入れ先はどこだ?」
「どこに泊まる?」
「なんで宿を移動する?」

かといって、嘘をついて通ろうとすると、ばれたら余計に厄介である。下手したら虚偽申告で強制送還などもあり得る。

個人的な経験では、パスポートのスタンプやビザの数が多ければ多いほど、怪しまれる率も、詳細に調べられる率も上がるようである。情報量が多いからしょうがない。さらに正直に具体的に答えすぎると、余計に怪しまれるというおまけつきである(悪いことはしていない)

最近では、マルチビザ(有効期間内であれば何回も入出国ができるビザ)が複数パスポートに張り付けられている。

先日トランジット中に、ドバイ(アラブ首長国連邦)とバンコク(タイ)に寄っているため、入国人出国日が同じスタンプがいくつかあった。しかも英語やアルファベットではないアラビア語やタイ語で書かれているではないか。
我々も、見慣れない国の言葉を見ると、何となく怪しく見えるのは彼らからも同じで、相当に怪しく見えるのだろう。
とりあえず、ガンを飛ばしているとか思われて不利になるのはごめんである。セロハンテープを張って引きつらせているように口角をあげておく。

「タイで何していた?」
「ドバイへは何をしに行った?当日に入国して出国しているじゃないか?」

年に1,2回しか行っていないところならまだいいが、何か国も何度も行っていると正直覚えていない。「お前、3月4日のランチ何食べた?」とか言われても、思い出すのきついだろう。イチローの朝食カレーじゃないんだから。

世界最強クラスといわれる日本のパスポートでこれなのだから、ハイリスク国として認識されている国のパスポートだともう「入国するのがラスボスレベル」の難易度な可能性がある。第一ターンから全体攻撃を連続でやられ、瀕死状態になり画面が赤くなるあれである。

さらにイミグレの人によっては、日本のパスポートはビザがなくても90日以内なら問題ない、などを知らずに、別室送りにされることまである。理不尽極まりない。さらに90日以内ということが分かったとしても、ひたすら押されているスタンプを目視で数えながら、日数を確認している。シェンゲン協定90日規定のせいであろう。

 

キーボードの配列

出張だと、自分のパソコンを使ってネットで調べ物をしてブログ更新するだけではない。

機密情報などの理由で、現場には、自分のPCを持ち込めない場合もある。そんな時には、先方から渡されるPCを使うことになる。その場合も大体の場合、現地国のPCである。

さてここでどうなるか。そうである。キーボードの配列が国によって違う。ショートカットやファンクションも少しずつ違ったりする。アルファベットだけならまだ良い。QWERTY配列やAZERTY配列なんかもあるが、それでもアルファベットの並びは大体どこもほぼ同じだからだ。
問題は記号である。プログラムのコードを書く際がもうやっていられない。
「;」とか「+」を出そうとしてキーボードの右端あたりやシフトと数字あたりを押すと、
「Ö」
「Ü」
「Æ」
なんかが表示され、文字通り
「Ö、お、おぅ・・・。」
「Ü、うー・・・。」
「Æ、あー、えー・・・。」
とか思う羽目になる。ダメージがでかい。くぁwせdrftgyふじこlp のほうが、読めるだけまだいい。

こちらはデンマークのキーボード配置。もはや「$」に至っては見当たらない。

さらにうっかりEnglish Keyboard(UKとUSでも違うよ)などにしていると、書いてあるものと押したもので表示がさらに異なる。Windowsに慣れている人がMac使いづらいというのなんてもう誤差の範囲だろう。

一応の解決策は、コメントアウト(人間向けのコメントで、プログラムのコードとして認識されないようにする方法)で、英語キーボードに一時的に設定を変えて打ち込み、コメントとして記号を羅列しておき、必要に応じて、ここからコピペして使っている。よく分からないサバイバル術が身についている。

記号「;」「,」 「.」あたりの取り扱い

入力ができてもさらに問題があることもある。例えばこちら。 同じものが次の値段で売られていたらどちらを買うだろうか?

A. 1,000円
B. 1.000円

もちろんBで上は1000円で下は1円?

実は、これは国や地域による。国によっては「.」「,」の使い方が逆のこともある。よって、上のものは、文化によって表記が違うだけで、1000円のものが1円で買えるわけはない。

米国、英国、中国、韓国、南アフリカ、南米の一部の国など
日本と同じく「1,234,567.89」が主流。

イタリア(イタリア語圏)、ドイツ語(ドイツ語圏)、スペイン語圏、ポルトガル語圏の多くの国、トルコ、インドネシアなど
「1.234.567,89」とカンマとピリオドの使い方が、日本型と逆。

スイス、イタリア(スイス語圏)、ドイツ(スイス語圏)
「1’234’567.89」と、小数点がピリオドなのは日本型と同じですが、桁区切りが「’(アポストロフィ)」と独特です。

スウェーデン、ノルウェー、スロバキア、チェコ、ロシアなど
「1 234 567,89」と、小数点が「,(カンマ)」、桁区切りが「_(半角スペース)」とこちらも独特です。

ちなみに、国際度量衡総会による国際単位系(SI単位系)では、この形式(小数点はカンマでもピリオドでも可)としています。

カンマとピリオドGlobal Biz Gate

さらに「;」と「,」 の扱いが逆のこともある。許可が出た準備をしてあったコードを使ったとしても「;」「,」が逆だと、ことごとくエラーになり、動かない。

これらの事実を先に抑え、Replaceやオプション等で早いうちから対応をしておかないと大変なことになる。途中で気付いたら悲惨である。

英語にたどり着くまでの説明が現地語

これは観光だけでもそうかもしれないが、現地に長めに滞在する際はSIMカードを購入する。

このSIMのトップアップ、該当の番号に電話をする必要がある。

しかし、かけてみた。デンマーク語である。検索したブログによると、「自動音声中」で3→2と押せばいいと書いてあったので押してみたが反応なし。

デンマークでsimカードを買う:)Hygge( Working holiday in Denmark)

結局、SMSでも出来ることがわかり、コメントを送ると返事が返ってくる仕組み。

Top UPと送っても反応がない。

放置していて翌日「Balance」と打つと残額が表示されるらしい。

ここでピンときた。Linux系のコマンドと同じはずだ。であればコマンド自体がデンマーク語であるはず。 成功。ついて一週間目にしてデンマーク語をテキストメッセージで送るという謎展開に。

最近では、ミャンマーでも似たような感じであった。こんな感じで送ってくる。コマーシャルもビルマ語。

いやいやー、Englishのページにたどり着くのに、現地語がわからないと雰囲気で押す以外になくなる。

スーパーマーケット。この表示の後に言語を選ぶ画面が出る。最低限は現地語をできないと入り口に立たせてもらえない感じさえする。

文章の場合にはGoogle Translateの画像翻訳でどうにかなるし、言語にもよるが、英語なら結構きれいに訳が出る。

【Google翻訳アプリ】カメラをかざして日本語・英語間でリアルタイム翻訳する方法

しかし、ミャンマー語はGoogle Translateにすら対応していなかった。現地人にやってもらえて事なきを得た。

 

やれやれである。知っての通り、私は英語はほぼ不自由がないレベルが、こういうトラップには辟易している。英語が全くできなかったら、もう助けを求めることすら厳しいかもしれない。

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(社) 日本ベンチャースポーツ連盟代表理事会長。VS Holdings OÜ in e-Estonia.
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横浜CELESTEコーフボールクラブ#77。
デュアルキャリア推進。
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直近の目標は書籍化と出版。

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