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公開日:2017年5月19日
更新日:2019年7月15日
欧州サッカーやアカデミー賞など、日本よりも特に欧米で、シーズンを通した表彰は盛んにおこなわれています。ケンブリッジ大学でも同様です。コーフボールクラブでアワードセレモニーが開催されました。まとめていきたいと思います。
Korfys 欧米式の表彰式アワードセレモニー
アメリカの映画の賞として非常に有名なオスカー(Oscars)賞のパロディでコーフィー(Korfys) =コーフ+トロフィー。
比較のためにアカデミー賞の「オスカー」を紹介します。
http://www.mediaite.com/online/how-to-watch-the-oscars-via-live-stream/
確かに、雰囲気は非常に似ています。
封筒
オスカーと言えば、金の封筒ですが、こちらも本格的です。マジで金の封筒。
すごいクオリティです。準備にどれだけ時間かかったんだろう…。
参考までにこちらがオスカーの封筒。
http://edition.cnn.com/2015/02/20/entertainment/oscars-envelope-things-to-know/ http://www.hollywoodnews.com/2014/02/21/oscars-billion-viewer-envelope/
非常に本格的です。
表彰
事前に各賞の説明と、該当すると思う人の名前を記入するGoogleフォームが回ってきます。それにお互いに投票します。もちろん自分には投票できません。ドレスコードはサッカーのクラブ賞やアカデミー賞のようにブラックタイ。要するにタキシード。なんとも本格的です。
シャンパン
会場にはショットとプロセコ(シャンパン)
非常に上品なお祭りです。
表彰
各賞は、トップスコアラーやコーチが選ぶMVPなどのスポーツとして定番のものから、写真写りが一番いい人や最も足がガラスのように壊れやすく捻挫ばかりしていた人など様々です。詳細はケンブリッジ大学コーフボールクラブのFacebookページの写真をご覧ください。写真:Cambridge University Korfball Club
私は興味本位でイベントのひとつとして参加していた感じです。1stチーム(1軍)ではトップスコアラーも誰だか分っていたし、MVPも予想ができていました。そして最後のPlayers’ Playerというのは確かに意味が分からずに、主催者に意味を問い合わせてしまったくらいです。Players’ Playerというのは、通常Players’ Player of the Year (PPY)日本語ではプレイヤー・オブ・ザ・イヤーと呼ばれ、選手が選ぶ年間最優秀選手を指します。なお検索してもなかなか見当たらなかったのですが、例えばこちらです。アイルランドサッカー協会によると、プレイヤーとしての最高栄誉だそうです。
The Professional Footballers’ Association of Ireland Players’ Player of the Year (often called the PFAI Players’ Player of the Year, the Players’ Player of the Year, or simply the Irish Player of the Year) award is given to the footballer the League of Ireland Premier Division, who is seen to have been the best player of the previous season.
The shortlist is compiled by the members of the Professional Footballers’ Association of Ireland (the PFAI), and then the winner is voted for by the other players in the league.
The prize is regarded as the highest awarded by the PFAI – especially by the players – and is seen as the primary “Player of the Year” award in Ireland.
https://en.wikipedia.org/wiki/PFAI_Players%27_Player_of_the_Year
この紹介の前には「いよいよ、最後です。プレイヤー・オブ・ザ・イヤー。一番重要なやつです。」ともったいぶった感じ。
「じゃあキャプテンから、この封筒を開けて、名前を読み上げてください。」
さて、大体上記までの文章の流れで予想がつくかとは思いますが、これに選ばれてしまいました。
「はじめ、おめでとう。」
予想もしていなかったので、とてもてんぱってしまいましたが、何とか受け取りました。スピーチも「皆さんが僕を見捨てずに、タイムアウトでの英語の指示も意味を分からなかったとしても、それでも親切にしてくれたおかげです。」という感じでした。さらにでかいトロフィーまで。これはもはやなにも予想もしていなかったので、とりあえず受け取って写真を撮っただけになりました。「プロゴルフツアーみたいに、キスしとくべきだったね。」と言われて、ちょっともったいないことをしたかな、というのが正直なところです。こんな感じに。
http://www.cbc.ca/sports/golf/golfers-congratulate-justin-rose-on-u-s-open-triumph-1.1354034
終わりに
さて、私はかねてからスポーツ選手として、人間として最も重要なことは、技術力が高いというのはもちろんのこと、それ以上に、「あなたと一緒にやれて本当に良かった」とシーズン終わりや仲間が去る際に、そう自然と感じてもらえるような選手になることでした。これは物心ついてからというもの一貫しています。日本人と比べると欧米人はあっさりさっぱりしていますが、それでも少しはそう感じてくれた人がいた、または一緒に取り組んでいる間に増えてくれた(?)証拠だと言えるのではないかと感じています。今後も、何事にもこの精神を忘れずに取り組んでいきたいと思います。