• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to footer

はじめのすすめ

  • ホーム
  • プロフィール
  • バズ記事
  • ネタ
  • 試験
  • キャリア
    • プレゼンテーション
    • 海外留学
      • 船井情報科学振興財団
      • ケンブリッジ
  • お問い合わせ

オリンピック/アスリート/選手の引退後のキャリアにはイベントバイトがマッチする3つの理由

2021年8月5日

目次

  • イベントバイトとは?
    • アスリートが希望するスポーツのスキルが生かせる
    • スポーツに関わる仕事
    • 持続可能性のSDGsにも適している
    • アスリートと短期の派遣バイトは置かれている状況・構造が似通っている
  • しかし・・・?
  • アスリートの本音で希望する仕事
      • 関連記事(自動アルゴリズム)
記事をシェアする

公開日:2021年8月5日
更新日:2021年8月8日

オリンピックのアスリートもいつかは引退をする。引退した後のキャリアは度々話題になるが、画期的な方法はまだ出て来ていない。

オリンピック選手は、多くは引退した後に仕事がない様子である。ほかの国でも同様の傾向もあるようである。

五輪アスリートを待つ「第二の人生」…引退後の年収300万円台、正規雇用者5割の現実

引退したオリンピック選手を待ち受ける未来~中国では8割が<失業・障害・貧困>に苦しむ

引退した後のアスリートが希望する仕事は、多くの場合「スポーツで培ったスキルを活かせて、スポーツに関われる仕事」等と言われる。具体例として真っ先に上がるのは、監督・コーチ・協会役員・解説者・コメンテーター・タレント等である。ただしこれは数が非常に限られており、担当している人の任期はかなり長い。さらにスポーツ以外のタレント性のような別の要素も重要になってくる。圧倒的な活躍か、圧倒的なキャラ立ちが無いと厳しいものとなる。

 

ここで、「スポーツで培ったスキルを活かせて、スポーツに関われる仕事」として、今回話題になっているオリンピックのアルバイトのような、スポーツイベントのアルバイトは、どうだろうか?

東京オリンピック2020の五輪アルバイトの実態!潜入捜査!選手村/ボランティア

なぜアスリートにはイベントバイトが適しているかを説明したい。

イベントバイトとは?

まず、イベントバイトについて簡単にまとめておきたい。

イベントバイトは、イベント会場の設営や運営を行う仕事で、立ちっぱなしであったり重いものを運んだりすることが多い。場合によっては怒号が飛んだりもする。

イベントスタッフバイトバイトの仕事内容と評判、きつい?楽?メリットデメリット体験談あり

設営・撤去バイトはきついので2度とやらないと言う愚痴

【マジでやめとけバイトシリーズ】イベント設営のバイトをやってみたっていう話

アスリートが希望するスポーツのスキルが生かせる

先述のようにアスリートが希望する仕事に、オリンピック等のイベント関係のボランティア・アルバイトが、鍛えたスキルを活かせてスポーツにも関われることを希望する傾向があるようである。

ここで、イベントのアルバイトはいかがだろうか?次のようなアスリートが今まで鍛えてきたスキルが生きるだろう。イベントバイトは

鍛え上げられた筋肉を用いて、次々とパイプ椅子を畳み、運ぶ。

グリップするスキルと暑い中グラウンドに立つスキルを活かして「立ち入り禁止」の看板を握って立つ。

高いところへよじ登っていき、設備を設置する

気合いの入った掛け声と礼で、客にパスを渡す。

気合いと根性で年上のバイトリーダーからの斜め上か下のよく分からない理不尽な指示にも耐えて日々作業をする。

まさにトップレベルのアスリートのスキルが役立つ。何ならすぐにでもバイトリーダーには出世するだろう。

スポーツに関わる仕事

イベントバイトでも、スポーツイベントのアルバイトであれば、スポーツに関わることが出来る。

スポーツ大会の床や会場を設営する。

スポーツ大会のチケットをもぎって、スポーツ観戦する観客を誘導する。

スポーツ大会のトイレを掃除する。

引退後もスポーツイベントに関わることが出来る。イベントバイトはスポーツに関わることが出来る仕事である。

持続可能性のSDGsにも適している

最近言われているSDGsの側面もある。アスリートは、試合に出る合間に、イベントのバイトをし、いざ大会に出ている時には、試合に集中する。引退後には、イベントバイトを行えば、イベント運営の持続可能性も満たせ、SDGsにもぴったりである。以上、アスリートは、イベントの派遣アルバイトなどでスポーツに関わっていくのが最適解なのではないだろうか?

アスリートと短期の派遣バイトは置かれている状況・構造が似通っている

またオリンピック選手はじめ、スポーツ選手は各大会ごとに、代表者や出場者が選出されるいわば超短期の非正規派遣アルバイトとほぼ同じ仕組みになっている点でも共通している。派遣バイトでも、毎回の会場ごとに参加する人が変わる。このように構造からも類似している。

アスリート・国際連盟・日本協会(各国協会)の関係と非正規雇用・グローバル本社・ローカル支社・の類似性

オリパラ/アスリートの位置づけは非正規アルバイト・志願奴隷になるスポーツ大会の構造

「30代フリーター」から始まるアスリートの引退後・セカンドキャリアについて

 

しかし・・・?

上記のように、アスリートの身体能力を中心としたスキルセットと、イベントバイトで必要なスキルセットが一致している。よってアスリートはイベントバイトが向いている。・・・本人の気持ちを除いては。しかし肝心のオリンピアン・アスリートたち自身は、こういった仕事はやりたくはない様子である。聞いている限りでは、おそらくヒエラルキー・社会的地位の問題である。

仮にオリンピックのメダリストがオリンピックのボランティアやスポーツイベントのバイトをしていたら、上司に当たるイベントバイトのバイトリーダーこのような会話が始まりそうである。

バイトリーダー「おいバイト君(オリンピックメダリスト)、これ運んどけっつったろ?マジ使えねーな。」

メダリスト「なんだと?俺はオリンピックのメダリストだぞ!」

バイトリーダー「あ?んなもん関係ねーよ。早く運べよ。」

メダリスト「少なくとも名前で呼んでください。」

バイトリーダー「ん?バイト君はバイト君だろ。」

メダリスト「・・・辞めます。」

こんなことになりそうである。

イベント設営の仕事で、お立ち台を組み立てて、マイクをセットする業務なんかをやっても「前は自分が立ってたのになぁ・・・」と思うのだろう。

アスリートとイベントバイトは同じ身体を使う点で共通している。しかし各国代表のアスリート特にメダリストは、該当のスポーツの競技者内ではヒエラルキーの頂点である。名前で呼ばれ、本人にスポットが当たる。一方でイベントの派遣アルバイトは、イベント運営のヒエラルキーでは、最底辺に近い。そして人数合わせて的で、名前で呼ばれることもなく他の誰とも替えが効く。この点がプライド的に嫌だということだろう。

アスリートの本音で希望する仕事

アスリートは「スポーツのスキルが生かせて、スポーツに関わる仕事」のような説明をすることが多い。しかしながらこれは、本音で希望する仕事では、少し違うもののように感じる。要するにアスリートの希望する仕事は「スキルが生かせて、スポーツに関わる仕事」というよりも、「社会的地位が高い仕事」・「チヤホヤされる仕事」ということなのだろう。

「スポーツに関わる仕事」というのも、アスリートは経験として、コートやピッチに立っている時は、周囲から「優勝候補の凄い人」のような羨望のまなざしで見られたり、競技力の向上に関していろいろと質問をされたり、モテたりしたという成功体験があるからではないだろうか?一方で競技関係以外では全く相手にされないのにも関わらず。逆に言えばチヤホヤされさえすれば、スポーツに関係なくてもいいのかもしれない。チヤホヤされないのであれば、スポーツに関わっていても嫌、ということになる。

 

しかし、該当するスポーツの業界・特に競技に直接関係する領域を離れてこのような仕事に就くには、基本的に高い知能が必要となる。

 

個人的にはスポーツ団体の関係者や選手としても、アスリートへ等は次のような提案を常々している。

「スポーツを楽しむには時間的な余裕・金銭的な余裕・精神的な余裕が揃っていないと難しい。国際大会に行くには、調整も必要になる。ここで、派遣や短期のアルバイトではなく、場所を選ばない時短高給系の仕事(例えば サイバーセキュリティやAIのエンジニア)をしつつ、国際大会に出るのはどうか?これであれば仕事にも困らず、お金にも余裕があり、引退してもキャリアがある。」

アスリートとアーティストこそ東大へいけ!ドラゴン桜(改)

しかしながら、今までの経験上これは受け入れるのが難しい様子である。傾向として、スポーツ推薦・実業団・プロ等の制度により、どこかのタイミングで机を捨てている(周囲の人が捨てさせることもある)ことや、学業へのコンプレックスが強いことが多いため頭脳労働の適性がどうしても低くなりがちである。

これを根本的に解決するには、机を捨てずに勉強するしかないが、現状ではこの仕組みを変えない限り、続いていくことになりそうである。

記事をシェアする

関連記事(自動アルゴリズム)

  • オリパラ/アスリートの位置づけは非正規アルバイト・志願奴隷になるスポーツ大会の構造
  • 文武両道の人物を目指す重要性/効果/理由/高校/有名人/アスリート
  • 東京オリンピック2020の五輪アルバイトの実態!潜入捜査!選手村/ボランティア
  • 感情と構造のジレンマ

Filed Under: キャリア, スポーツ

Footer

プロフィール

はじめ(Hajime)

ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所においてウィントン特待生として物理学のPh.D.を取得後、国内外のサイバーセキュリティやマネーロンダリング対策を主とした外資コンサルに従事。現在外資系IT企業の研究職として人工知能/基盤モデル関係の研究を行う。

国際コーフボール連盟IKF委員、日本コーフボール協会理事。

200万アクセス突破。直近の目標は書籍化と出版。

詳細なプロフィールはこちら。
寄稿・取材・依頼等のお問い合わせはこちら。

「このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも所属団体の立場、戦略、意見を代表するものではありません。」

  • Twitter
  • Personal website
  • RSS Feed

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

アーカイブ

人気の投稿とページ

  • 総括や要約「まとめ」のコツ/書き方【要旨/紀要/意味/レポート】
  • スタバのモバイルオーダーニックネーム面白い「10文字アート」推し
  • とあるコンサルの憂鬱 高級文房具?派遣?バリュー?辛い?辞めたい?意味ない?
  • ケンブリッジ大学のコピペ:文字の順番を入れ替えても読める研究について
  • 運がいい背番号を真剣に考える。験(ゲン)担ぎ。各種意味。
  • CAMS(公認AMLスペシャリスト)に独学で合格。マネロン資格試験難易度対策
  • 博士号は世界へのパスポート?Ph.D.日本と諸外国のすごさ・価値認識の違い

最近の投稿

  • とあるコンサルの憂鬱 高級文房具?派遣?バリュー?辛い?辞めたい?意味ない?
  • 回転寿司湯飲み醤油さしペロペロ問題に見る「低学歴の世界」の認識まとめ
  • 未経験分野の外資IT研究職への転職体験と採用基準まとめ!ポストコンサルキャリア
  • 外資コンサルを退職し外資IT研究職に転職【退職エントリ】
  • 「広めたい!」「知ってほしい!」の本心の考察・居場所/社会的地位
  • テレワーク/フルリモート在宅勤務から転職した際に起こる事体験談まとめ
  • 勤務先の会社が買収されると待遇や扱いはどうなるのか?企業買収体験談!

ブログ内サーチ



カテゴリー

etc お役立ち キャリア ケンブリッジ コーフボール スピーチ スポーツ ネタ バズ記事 プレゼンテーション ベンチャースポーツ マイナースポーツ リスク 国際会議 旅行 日本と海外 海外留学 船井情報科学振興財団 資格

Tweets by Hajime77com

Copyright はじめのすすめ © 2023

  • ホーム
  • プロフィール
  • バズ記事
  • ネタ
  • 試験
  • キャリア
  • お問い合わせ