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公開日:2019年12月21日
更新日:2019年12月27日
2015年4月に始めた本ブログも継続4年を過ぎ、2019年も終えようとしている。世間は年末恒例の総括やまとめをする時期になっている。大体の場合は達成したことを、月別や重要潤などで並べるのが通常であるようである。このブログではこんな感じになるんだろうか。
- ブログの移行後100万アクセス突破!
- デンマークで、現金に困ってカジノのポーカー大会で凌いだ!
- コーフボールの日本選手権で、ベスト4(ベストイレブン相当)を受賞!
とかになるだろうか。しかしそれらについて詳細に書いても、読み物としては正味あまり面白みがない。そこでこの記事ではトピックごとに選んでまとめる方向にしていきたい。部署別報告方式のようなものである。
アイテム
今年買ったもので、有効だったものを紹介する。
ノイズキャンセリング・ヘッドフォン
以前使っていたノイズキャンセリングヘッドフォン(3000円くらいのやつ)が壊れたので買い替えることにした。評判などを調べ、こちらを購入した。
これはすごい。飛行機に頻繁に乗るので、このヘッドフォンをして、必死に映画を見まくる。耳栓もしてヘッドフォンもすると、飛行機でもジェットエンジン音をほとんど感じなくなるレベルである。ついでにアナウンスも聞こえなくて「はい窓開けて!」とか聞かれてもわからないくらいになる。値段が10倍するだけある。
もうこれなしでは、飛行機は厳しい気がする。
ついでに、飛行機で快適に過ごすために、こちらを購入した。
ノンワイヤーで、ウレタン素材。シルエットもいいし、着け心地もよく楽につけられる。
怪しい目で見ないでほしい。荷物検査でもこれに注目しないでほしい。
・・・?
あなた心が汚れていますよ。ただのアイマスクですよ。
電動歯ブラシ
電動歯ブラシ。
これは凄い。どんなに激しく歯ブラシで磨くよりも、短く勝手に激しく磨いてくれる。磨いた後は歯医者行った直後のようになる。これぞ文明の利器。これを携帯することで、ホテルのアメニティに歯ブラシがなく絶望することもなくなるだろう。
もうこれなしでは、歯磨きは厳しい気がする。
びよ~んてなるやつ
なんか電化製品ばかりである。電化製品でないものであれば、こちらが重要な買い物であった。
「びよ~んてなるやつ」である。100円ショップで108円。
社員証やパスが入ったこの「びよ~んてなるやつ」に入れ、仕事中もこれを引っ張ってみたり、ヨーヨーのように振り回したりしている。
ただしこの「びよ~んてなるやつ」、これを当たり前と感じるまでに慣れてしまうと潜んでいる危険がある。メガネかけてないのに、つい癖で「クイッ」とメガネを直す動作をしてしまうような感じで、他所でゲスト用で渡される「びよ~んてならないやつ」でも、いつも通り思いっきり引っ張ってしまい「ブチッ」と引きちぎってしまう恐れがある(経験積み)。用法にはくれぐれも注意が必要である。
もうこれなしでは、仕事は厳しい気がする。
これに伴い「びよ~んてなるやつがないと仕事できない!」という新手の言い訳を思いつきました。ぜひ使ってほしい。
飲み物
オフィスに給茶機があるのにもかかわらず、キラキラ系銀座男子である筆者は、超贅沢な遊びとして「コンビ二の紙パックの飲み比べ」を行っていた(1日1パックのみ)。
毎日コンビニの棚を観察していると、しれっと売られている新商品が結構ある。少し紹介したい。
牛乳屋さんがつくったキャラメルラッテ
キャラメル味のラッテ。(最初カフェラテだと思って、買ったていたら、飲んだ際に違う味がした。)
杏仁ラッテ
杏仁豆腐味のラッテ。結構甘い。杏仁豆腐を溶かしてストローで飲んでいるような感じであった。
杏仁豆腐味よりも、むしろパッケージのパンダに惹かれて買った感じである。パッケージも「可愛いは正義」が応用されるようである。
アイリッシュティーラッテ(期間限定)
アイルランド式のアイリッシュティーのラッテ。本場のものはアルコールが入っている。
こういう攻めている感じの商品の「期間限定」って非常にいい仕組みであると感じる。期間限定なので強制的に終わらせられるし、売れなかったとしても被害が少ないし、なんでなくなったか?も期間限定だから。でわかりやすい説明がつく。
総じて「ラッテたん」いじられ具合半端ない。何にでも入れられてしまう感じ。とりあえずラッテ(牛乳)を入れると、世界は変わるようである。
牛乳は世界を変える。
ということは、世界を変えたい、イノベーションを起こしたい企業は会社に牛乳をかけてみるといいかもしれない。
国
今年初めて行った国はそんなになかったのだが、印象に残ったのは以下である。
ミャンマー
感想:暑い。物価が安い。
スウェーデン
感想:寒い。物価が高い。
デンマーク
感想:寒い。物価が高い。
さて、これ以上に無いくらい雑な国の紹介であることは常々承知である。それでも何事にも気温と物価は良い指標である。
番外編・クリスチャニア自称自治区
感想:ヤバい。麻薬の匂い。
こちらは気温も物価も忘れるレベルであった。
人魚姫
今年見た注目の人魚姫はこら。
コペンハーゲン空港
仰々しいフォルムで日々の飛行機を見つめるその姿、人魚姫。
コペンハーゲンのホテル
金色のボディ。来る日も来る日もホテルを訪れるゲストを見つめるその姿、人魚姫。
コペンハーゲンの町のお土産店
コペンハーゲンのお土産店で、世界中から訪れる観光客を、様々な形態で見つめるその姿、人魚姫。
本家本元のコペンハーゲンの人魚姫像はこちらである。
世界三大がっかり名所のひとつである。いかがだろうか。正直他のものの方が立派である。観光客が寄ってたかってがっかりしに来ている。
なお「注目の人魚姫」とか言っている割には、コペンハーゲンを訪れるまでは思い入れすらも全くなかった。リトルマーメイドのアリエルのほうが先に思い浮かぶ。ちなみに訪れてからも思い入れはそんなに変わっていない。何のためにこの「人魚姫」のカテゴリを作ったのかもわからない。ここで「がっかり」するまで、がこのカテゴリに含まれている。
上級会員特典
今年は知らぬ間に様々なカテゴリで上級会員になってしまった。上級会員になると、様々な特典がある。少し紹介したい。
航空会社
航空会社の上級会員になった。上級会員になると、ラウンジに入れるなどの特典が得られる。
しかしながら「上級会員になったら羽田からロンドンまで1時間で飛んでくれる」や「上級会員になったら時差ボケにならない」みたいな重要な特典はない様子である。
どうやらヒコーキに夢を見ても、特典には夢を見てはいけないようである。
ホテル
海外に行くことが多くなり、ホテルに泊まっていることが多いと、チェーンホテルのリワードポイントがたまりまくっている。
特典として部屋にフルーツが置いてあったりすることがある。しかし上級会員になったとしても、「上級会員になってホテルに泊まったら一日30時間になる」とか「上級会員になってホテルで筋トレをしたら筋肉がつきやすくなる。」とかの重要な特典はついていないらしい。
特典で、そうだ、ホテル、行こう。
京都でもなく、そもそもJRですらないのだが、一気にいかがわしい感じのフレーズが出来上がってしまった。
クレジットカード
これに伴って、クレジットカードも上級特典があるものに変えた。
還元率が高くポイントが貯まりやすくなるようである。それでもやはり「上級会員のカードで買った本については記憶力があがる」みたいな、重要な特典はついていないらしい。
お金で買えない価値は、特典でもついてこないようである。ちなみにマスターカードではない。
何はともあれ、特典というものは難しいカテゴリのようである。
乗り物
Lime
MaaS(Mobility As a Service)。ライドシェアサービス。乗り捨てバイク。
右手がアクセルで左手がブレーキ。好きなところで見つけて乗り、好きなところに止められる。
このLimeに面白がって調子に乗ってコペンハーゲンを一周していたら、1時間くらいたってしまい値段が数千円行ってしまっていた。
気温4℃位でさらに小雨が降ったりやんだりする天気の中、指がかじかむレベルになってしまった。何のために乗ったのだろうか。
ディズニーリゾートライン
夢と魔法に毒されて幻覚を見ていたのだろうか?
夢と魔法のせいで幻覚を見ていたのだろうか。取っ手がサンタさんである。ついでにネズミの耳がついている。
しかもこのサンタさんの耳の部分、これ着るの大変だろう。耳に綺麗に耳カバーをかけるのは相当に難しいはずである。ところどころ折れてしまう。さらにかけられた方は常に布越しに話されることになるのでよく聞こえない。
木製のジェットコースター
チボリ公園内にある木製のジェットコースター。世界で有数の古さを誇るようである。キコキコ言っていて崩れるんじゃないかという、斜め上の恐怖を味わえる乗り物であった。
なんかもう3つ中2つ乗り物というよりもアトラクションレベルではないか。ていうかLimeですらも、あえて乗る必要はなかったのにも関わらず乗っている状態である。
本(Kindle)
たて社会の力学
二ホンのシャカイジンとして、シャカイジン・ケイケンを積んでいる最中に、二ホンでの固有の状況を良く感じるようになったために読んでみたこちらの本。著されたのは40年ほど前のようだが、未だに日本社会・たて社会の構造は変わっていないようである。
こちらを参考にしたものはこちら。
社会人経験(シャカイジン・ケイケン)とは何か?多角的な比較と考察
新訳 バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食
ビットコインはじめ、バブルはなぜこうなるか?についての歴史の本。
「投機のための購入」が増えるとこうなる様子。チューリップも、球根も、バブル経済時の日本企業の株式も、リーマンショックのサブプライムローンも全部これのようである。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
言わずと知れたベストセラー。主にメディアからの洗脳を解いて、もっと客観的・統計的に考えましょう、という話。
確かに特に取材などでは印象に残る画になるところばかり取り上げるので、衝撃的な映像の状態が常に起こっていると錯覚しがちである。実際はもっとましだったり地味だったりするものが多いという話。
なんかこのカテゴリは、何の変哲もない真面目な感じになってしまったが、ひとつのカテゴリ位それでもいいかもしれない。
ブログ記事
一応ブログなので、今年よく引用されていた記事を紹介したい。
以下の3記事である。
海外と日本の就職活動の歴然とした差を実感。海外大博士から見た就職活動
ケンブリッジ大学で物理学の博士を取得してとある日系を受けたら、TOEICの点数を聞かれたり、SPI試験を求められシャカイジン・ケイケンがどうのこうの言われた話である。ちなみに日系だけでなく外資も含まれているし、スタートアップ的なところもある。
大学院(博士課程)の悲惨な待遇は生活保護や刑務所の懲役刑未満という話
これがなぜ今年バズったのかはよくわからないが、国際会議で外国人と話していた時の話。待遇を見ると日本の博士課程は懲役刑よりも悪いかもしれない。
博士号は世界へのパスポート?Ph.D.日本と諸外国のすごさ・価値認識の違い
「博士号は世界へのパスポート、だから、世界に出るのは必要。」
というキャッチコピーに対し
「博士号は世界へのパスポート、だからどこの大学でとるかで行けるエリアが変わる」
という内容を書いたら、これも良く引用されるようになった。
総じて博士関係が多いようである。中身がリアルだからなのか、それとも「何を言うか」よりも「誰が言うか」の方が重要度が高いということなのだろうか?権威主義の日本をよく表している。
その他
キラキラ系銀座男子(笑)
オフィスの位置的に私はキラキラ系銀座男子(笑)に分類されるはずである。キラキラ系銀座男子(笑)は、毎日スーツである。毎日のようにスーツ着るのとか何年ぶりだろうか、か思ったが、よく考えると初めてであった。これはこれでそんなに悪くない。最近はスーツも進化しているようである。
さてこちらがステレオタイプの銀座男子。
よく見ると同じテイストである。
揃えて買ったわけではない。
トレーニングマシン
仕事の関係で海外出張になりがちだが、出張中の夜はやることがなくなりがちになるため、ホテルのトレーニングマシンをよく使っていた。
「環境は人を変える」や「継続は力なり」とはまさにこのことで、レッグプレスに至っては、重荷がホテルが用意している最重量まで到達してしまった。
「風が吹けば桶屋が儲かる。」⇒「出張に出れば、筋力量が増える。」(ただし肉体労働者ではない)
リアル脱出ゲーム
自らお金を払って、自ら部屋に閉じ込められに行って、謎解きをして脱出を試みるというドM極まりない体験型ゲーム、リアル脱出ゲーム。
なんだかギリギリでクリアできないような問題や難易度になっていることがおおい、ように感じる。なんとなく中毒性が高く、主催の株式会社SCRAP沼にはまっているかもしれない。
終わりに
やはりネタを入れるどころか、全体がネタみたいになってしまった。達成事項を並べるだけの自己満足記事よりは面白がっていただけていれば幸いである。
いずれにせよ、このブログの継続的なアクセス数は、読者の皆さんのおかげです。2020年も宜しくお願いいたします。