【バーシティマッチ】オックスフォード・ケンブリッジ対抗戦まとめ


さて本ブログでは何回かバーシティに触れたが、それ自体の説明はまだしていない。まとめておくことにする。

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The Varsity Match

バーシティとは?

定義

そもそも「バーシティ」とはなんだろう?辞書で調べてみると以下。

[AS MODIFIER] British (Especially of a sporting event or team) relating to a university, especially Oxford or Cambridge:

www.oxforddictionaries.com

バーシティとは大学対抗戦で、特にオックスフォードとケンブリッジの試合を指す。ということで大学同士の試合です。日本の早稲田・慶應の対抗戦・早慶戦や東大・京大の東京戦のモデルにもなっている様子。大学カラーはオックスフォードがダークブルーとう紺色、ケンブリッジがケンブリッジブルーというエメラルドグリーン。両方青でBlueなので、Battle of the Blues「青どおしの戦い」と言われることが多い。

例えばこちらはラグビーのプロモーションイメージ画像。

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Varsity Rugby Matches 2015 | Alumni

 歴史

オックスフォードとケンブリッジの毎年恒例のバーシティマッチは1829年から始まった。

Many annual competitions are held between Oxford and Cambridge, including the annual Boat Race. First contested in 1829

Oxford–Cambridge rivalry – Wikipedia, the free encyclopedia

なんと日本のWikiにも書いてあった。

6月10日 – テムズ川でオックスフォード大学・ケンブリッジ大学間初のボート・レースが行われ、オックスフォードが優勝。

1829年 – Wikipedia

1829年。日本は江戸時代。ペリーが浦賀に来航したのが1853年だからそれよりも約25年ほど前。そんなころからやってるんですねぇ…。

この約200年弱の間、数えきれないエピソードがありそうですが、それは今回は割愛しましょう。書ききれなくなりそうなので。

オックスブリッジにおけるバーシティ

さて、バーシティは大学対抗戦であることが分かりました。辞書でも言及されているように、Varsityと言った場合は特にオックスフォードとケンブリッジの試合を差します。そんなオックスフォードとケンブリッジのバーシティはどんな感じなのでしょうか?

宣伝が盛ん

プロモーションビデオ

各競技共に1年で1試合だけですが、宣伝にも力が入っています。各競技でプロモーションビデオを使ったり等。こちらは全競技共通のプロモーションビデオ。


VARSITY 2016 : Coming soon

アカペラ

こちらは、アカペラサークルによる合唱。YMCAの替え歌でGDBO!


‘GDBO’ (To the tune of YMCA) – As performed by AcaPembroke

1試合だけ特別扱い

どこのページもVarsityの結果のみ別扱いで表示されています。

とりあえずまずは所属のコーフボールクラブ。

korfball.soc.srcf.net

オックスフォードのサッカー部。Varsityの欄が別にありました。結果、オックスフォード50勝ケンブリッジ49勝。接戦というよりも完全な互角。見る人が多いのか、ナイキなどもスポンサー。

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The Varsity Match | OUAFC

ボートクラブにいたってはRace ResultsでVarsity の結果が表示されました。

www.cubc.org.uk

ということで思いいれも強いようです。

開催時期

開催時期は一部の競技を除いて第2タームの終盤に当たる2月末または3月始めの2週間の土日に集中している。競技によってはバーシティがシーズン最終戦ということもある。

開催会場

開催会場も一部を除いて奇数年がケンブリッジ、偶数年がオックスフォードで開催される。オックスフォードからケンブリッジまでは片道車で2時間くらいかかるのだが、1試合の為にわざわざ向かう。

特にラグビー・クリケット・ボートの3競技の力の入りようは相当なものです。会場はラグビーはラグビーの聖地、トゥィッケナムスタジアム、ボートはテムズ川(ロンドン)で行われる。

大学の先生たちも「オックスフォードだけにはまけるな!」と競技自体に興味がなくてもそこだけは譲れない人たちも多い様子。ほんと、伝統のお祭り騒ぎ。

BBCも取り上げる

Wales centre Jamie Roberts was forced off injured as his Cambridge side were edged out by Oxford in the 134th Varsity match at Twickenham.

www.bbc.co.uk

注目されていることもあってBBCも記事にしています。しかも毎年。

出場資格

公式にかなり長い決まりがありますが、基本的には、「オックスフォード大学またはケンブリッジ大学の正式な学生であること」です。詳しくはこちらをどうぞ。

総力戦

各競技の試合は独立して行われ、独立に集計されるが、これに加え、全試合の合計が集計され、ページではリアルタイムでアップされている。

こちらは2016年の2月28日現在の2016年バーシティの結果。

Final Tally – Oxford 23-22 Cambridge

http://www.bluebirdnews.co.uk/live-varsity-weekend-28th-feb/

お互いに一部の競技(ボートのみ?)以外での日本で言うところのスポーツ推薦が一切無いため、毎年拮抗する印象。総合で勝ったから何?というところではあるが、出場選手は結構気にしている様子。もはや大学版の運動会。色をダークブルーとライトブルーから赤と白に変えたらもはや運動会。

その他

このほかにも新しい競技を始めるときは、とりあえず「もう一方」に聞くあたり、仲がいいのか悪いのかがよくわからないような関係。そこも含めて、伝統なのでしょう。

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