短期留学 -海外の大学夏期派遣プログラムや英語語学留学の費用効用比較-


ケンブリッジでは毎年夏の時期になると、普段の学生は研究室で働いているような大学院生などを除いては、ケンブリッジから去っています。代わりにこの時期には、世界各国の中学・高校生や大学生が、各カレッジと提携して、数週間から数か月にわたる各種夏期講座・サマースクールが開講されています。いわゆる夏期短期留学というものでしょう。例えばケンブリッジ大学と提携している日本の大学の講座まとめはこちら。

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慶應義塾大学もケンブリッジ大学のダウニングカレッジとの提携で、毎年8月に一か月間のサマースクールが開講されています。

 

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ケンブリッジ三田会(ケンブリッジにおける慶應OB会、非公式団体ですが、適宜開催しています。興味があれば個別にご連絡ください。)も、ダウニングカレッジ側からご連絡をいただき、ディナーに招待いただきました。

また、短期留学といえば、各種語学学校への数か月の滞在も一般的です。こちらは、世界各国にある語学学校が、多くの場合は留学エージェントなどと提携しています。ホームステイなどのあっせんも行っていることが一般的です。

一般的に言って、いきなり数年にわたる長期留学や、仮に1年間だけだとしても海外で生活をするのはハードルが高いかと思います。今回は、それらの短期留学の比較を行います。

大学の公式プログラム

まず、大学の公式プログラムです。一般的に、日本の大学と海外のいわゆる名の知れた大学への1か月ほどのプログラムが多い印象です。

メリット

大学が毎年用意しているプログラムであるため、安心できる

大学が公式に提携しているプログラムが、怪しいことはまずないでしょう。身近な先輩で参加している人がいればどんな状態であったかを直接聞くことなどもできます。体験談を聞く機会などもあるのではないでしょうか?

単位になる(ことがある)

大学の公式プログラムであれば、卒業単位に含めることができる場合があるでしょう。大学の授業期間外で単位になるのは、都合がいい人もいることでしょう。

デメリット

日本人ばかりになる

日本の大学から集団で派遣されていくと、結局日本人ばかりになり、普段会うことはないような肝心の現地の学生と交流する機会が一人で行く場合と比較して、極端に少なくなる可能性が高いです。

選考が厳しい

場合によっては、学内選考が倍率何倍にもなっていて思うように参加できない場合もあるでしょう。こればかりは大学とプログラムによりそうです。

 

語学留学

メリット

期間や国を選べる

大学が提携している夏休みや冬休みに行われるプログラムでは、おそらく英語圏の何校かから選択する形式になるかと思います。この場合には、プログラムが開講されている都市以外に行くことはまずできないでしょう。

語学学校は世界中の都市に存在しているので、行ってみたい都市を選択することができます。例えばサッカーが好きな人はスペインに行ってみるとか、ビーチリゾートが好きならはマルタ島に行ってみるとか、こういうこともできてしまいます。コーフボールをやりたい人はオランダへどうぞ。(何しに行くんだよ、っていうのはおいておいて。なんだかんだワークライフバランスって、重要ですよ。それでも、英語を身に着けに行くなら英語圏かオランダ・ドイツあたりまたは北欧あたりがよさそうです。)

実際、生きた言語は身につくのは、座学で得た知識を実践で使う時なので、こういった「課外活動」で場数を踏むのは重要ではないでしょうか?

日本人が少ない

日本人で団体で行く場合と比較して、必然的に日本人が周りにいる数は減ります。よって英語が、それ以外の言語で話す必要が出てくるので必然的に練習になります。

デメリット

怪しいところが結構ある

留学エージェントは、たびたび名前が変わってくるところや、知らぬ間につぶれていたところなど、結構怪しいところが結構あります。これらを避けるためにはある程度信頼できる期間を探す必要があるでしょう。

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留学エージェント選びを失敗しないための5つのヒント | 留学費用・準備のココア

エージェントがうまく連絡できていない

個人的には私は大学学部生の全くと言っていいほどに英語ができなかった際に、留学エージェントを利用してオーストラリアへ3週間ほど語学学校へ通いました。

私はその際、エージェントと語学学校で連絡がうまくいっていなかったのか、到着日時が微妙に違っていたり、ホームステイ先の食事日数が異なっていたりと、細かい部分に問題がありました。

 

こういった問題も例えば、留学機関のEFは、エージェントとは異なり、語学学校が直接運営であるので、こういった問題はおきないでしょう。また、日本よりも海外でも知名度が高いようで、日本人比率が低くなる傾向にあります。この結果、日本人でつるめなくなり、必然的に英語で話す機会が増え、語学力の向上に役立つでしょう。ついでに調べてみましたが、EFではマルタ島にもオランダにも現地語学学校が存在しました。またEFでは複数都市を選ぶコースもあるので、行ってみたい都市を何個か移住してみるのもいい経験になるのではないでしょうか?

一般的に言えること

どのようなコースに通うとしても、金銭的にはかなり高くつくように思います。しかしながら、「次は自分でどうにかできる」と思うためには、最低限1回はどこかで1回目を経験する必要があります。例えば両親が駐在員ですでに海外にある程度精通しているなどの恵まれた経験をお持ちの方はそれで問題ないと思いますが、統計的に言って、日本人全体と比較して数が足まで多くないでしょう。最終的には、どこに行っても自分次第になることは間違いないでしょう。

今となっては、海外に行く際にも、パッケージツアーなどは全く使わず何語の国だろうが直接連絡をしたり、交渉をしたりできるようになっていますが、最初からは厳しいものがあるでしょう。仮に語学学校へ行っていなかったら、今のように自分で手配することはできてないと思います。

本ブログの他の記事にあるように、海外大学などに出願する際には自分から連絡を取って交渉することが重要になってきますが、こういったことができる様になったのも、語学学校を通して、海外に慣れたという面が後押ししている部分も大きいでしょう。

実際私はケンブリッジ大学に進学する際に、自力で交渉し、渡航費・滞在費がすべてまかなえて、かつ日当が出るインターンシップを獲得しました。こういったことは、もし仮に一度でも短期留学を通した経験がなければ、交渉することすら想像できなかったと思います。

よって一見ちょっと高く見えますが、将来への投資だと思えば、安全に一度海外に行くとっかかりとしてはいいのではないでしょうか?

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よって、何度も大学のパッケージや留学期間を通しての短期留学はお勧めしませんが、1回は歴史がある機関に頼って、海外に行ってみるのは、後々効果があると個人的には感じています。

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