フィル・ゴードンのデジタルポーカー【レビュー】


今回は発展版のほうです。

フィル・ゴードンのデジタルポーカー ──HUD(統計ツール)でここまで勝てる (カジノブックシリーズ)

フィル・ゴードンのデジタルポーカー ──HUD(統計ツール)でここまで勝てる (カジノブックシリーズ)

フィル・ゴードンのデジタルポーカー

フィル・ゴードンのデジタルポーカー

入門編、実践編に続きこのデジタルポーカーは、オンラインポーカーの発展に伴い劇的な成長を遂げているポーカー、主にテキサスホールデムの解説をしています。このことを彼はバージョンポーカー2.0として解説しています。

従来の入門編で解説されていたような相手のハンドを読む方式から、相手のハンドのレンジ(相手のハンドの範囲)を読む方式に遷移していることをはじめとして、様々な技についても書かれています。

組み合わせ論などの、単純な入門編での確率計算によるオッズ計算よりも、さらに高度に数学を要するようになっています。

オンラインポーカーでは、ホールゲームとは異なり、パソコンのツールを使って解析をできる点を生かし、HUDという統計ソフトを使って相手の傾向をつかむことができます。このツールの効用や使い方についても触れられています。

HUDは有料ですが、相手の特徴が数値化されて出てくるため、効果は高いようです。さらにその数値で上手いか下手かも大体わかってしまうようです。私は使っていません。そもそもそんなハイステークスでやってないですから…。

HUDについては以下の記事などを参照ください。

neillyparfait.wix.com

入門編実践編と同様にそれぞれのハンドを具体例に挙げている点も理解しやすい「教科書」となっている印象です。

更に彼のポーカー仲間をゲストに呼んでの実践講義形式により、ポーカー2.0のさらなる解説がついている。

後半はポーカーのテキサスホールデムとは別のタイプのゲームである「オマハ」の基本的なルールから、初歩、一流プレイヤーを同様に今度はフィル氏が一流プロである人をアドバイザーとして呼び戦術解説を、共にプレイした実況を基に解説されている。

尚基本的なオマハのルールについては、オンラインポーカー PokerStarsの公式ページでの説明をどうぞ。

www.pokerstars.com

全体的な内容のレベルは、入門編や実践編よりも数段高いため、前者を読み内容を理解し、さらにある程度のセオリーは身体で覚えるくらいまでポーカーをプレイした人向きであると感じました。

総じて読み物としても面白く、ポーカーのためにもなる本です。

個人的には上記3冊を読み切って、私はすっかりフィル・ゴードン氏のファンになってしまった。

もしかしたら監修の百方恵二氏 翻訳者の松山宗彦氏の文章が好きである可能性も高い。

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