伝統のオックスブリッジ戦 とグローバルな文武両道の証 "ブルー"


オックスフォードとケンブリッジには様々な意味での「ブルー」が存在します。

色としてのブルー

一番初めに思い浮かぶのは文字通りの青色です。ケンブリッジ大学の体育会に相当するチームのチームカラーはケンブリッジブルーと呼ばれるエメラルドグリーンのような色です。

いろぺディア

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ケンブリッジブルー(Cambridge Blue):イロペディア・青

 

ちなみに東京大学のチームカラーもこの色と同じです。京都大学はオックスフォード大学と同じ色です。定かではありませんが、起源は第一回の東大と京大のボートレースをオックスブリッジにあやかったためのようです。どちらの色を付けるかはくじ引きだったとか。

http://www.hfc1969.com/takkan/slife046.htm

http://www.5ka9.com/2013/08/toudaicolor.html

チームとしてのブルー

丁度記事が出ましたが、

gendai.ismedia.jp

基本的にはケンブリッジ大学の体育会1軍正規チームをブルース(Blues)と呼びます。オックスフォード大学も同様です。オックスフォード大学のカラーはダークブルーです。色ペディアで探しましたが出ませんでした。オックスフォード大学の公式HPの背景色で代用します。

www.sport.ox.ac.uk

毎年全競技で行われるオックスフォード大学とケンブリッジ大学のバーシティマッチ(Varsity Match)ではライトブルーとダークブルーの戦いが繰り広げられます。

Varsity自体は一般的には代表チームを指すようですが、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の戦いを指すことが多いようでです。

ejje.weblio.jp

上記記事にも記述がありますが、テムズ川のボートはレースは有名で、このレースに出たいがためにオリンピックのメダリストなどが比較的入りやすい大学院のコース等に入学する例もあるようです。

当然のようにユニフォームの色はこのケンブリッジブルーです。f:id:HajimeShinohara:20150408082154j:plain

私のコーフボールのユニフォーム。

尚この色の商品はお土産屋でも販売されておりません。お土産屋で買える一番近い色はこちらでしょうか。ただこの色はオックスフォードの色により近いです。

称号としてのブルー

更に、バーシティに出場し、一定条件を満たすと、ブルー(Full-Blue)、ハーフブルー(Half-Blue)という称号が授与されます。この他にもカラー(colour)と呼ばれるそれに満たなかった場合にもらえる称号があります。

競技自体のイギリスでの人気や不人気によって競技のランクが分けられています。ブルースコミッティによって数年ごとに基準が見直されます。

http://en.wikipedia.org/wiki/Blue_%28university_sport%29

有名スポーツでイギリスで人気の高いサッカーやテニス、グランドホッケー、ボートなどが最高ランクに位置しています。

イギリスらしいことに、アメリカンフットボールなどは、現段階では何も授与されることはありません。

私はコーフボールという競技に取り組んでいます。この競技では、男子はバーシティマッチに1軍にスターティングメンバーとして出場することが条件になっています。女子はバーシティマッチに1軍にスターティングメンバーとして出場することに加え、更にインカレで10位以内という条件が追加されます。今年はインカレで6位に入り、男女ともに受賞することができました。

称号を得ると、そのカラーの製品を身に着ける権利が貰えます。(残念ながら製品が貰えるわけではありません。)

公式ショップで買えます。一番有名なのはブレザーですが、結構高いです。

Product Categories Cambridge Blues Archive – Ryder Amies

私もバーシティにスターティングメンバーで出場し、ハーフブルーを授与されたため、ブレザーを買おうと思いました。

この他にも称号授与者が入会できるクラブホークスクラブと女性版のオスプレイがあります。

Hawks & Ospreys – Cambridge University Sports Department

The Hawks’ Club

Ospreys

特に何があるというわけでもありませんが、中で販売しているホークスバーガーは体育会御用達ということもありやたら大きかった記憶があります。クラブには正規の学生でなくても所属することはできますが、バーシティには出場資格に厳格な決まりがあります。

http://www.sport.ox.ac.uk/student-sport/varsity/criteria/

何やら厳格に書いてありますが、

簡単に翻訳し簡略化すると

  1. オックスフォード大学かケンブリッジ大学の学部とカレッジに入学が許可され、バーシティが行われる年に完全に登録されいて
  2. 大学が正式に認めるコースに取り組んでいて
  3. バーシティが行われるタームに大学規定のエリア(確か中央の教会から数マイル以内という決まりがあります)
  4. 8回称号を授与されていないもの

最後の8回というが良くわかりませんが、それ以外は要するに、交換留学やインターンでは参加できないということです。年齢は関係なく、大学院生も出場できます。このような厳格な基準を取っているため、称号取得者は文武両道な人物として捉えられることが多くなります。

(実際のところ「へー、すごいじゃん」程度でこれといって何も無いような気もしますが。。。)

終わりに

留学において、勉強や研究だけでなく正規メンバーとしてスポーツもやってみるのも異文化交流という点でもおすすめです。

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