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公開日:2016年8月15日
更新日:2019年7月15日
ラスベガスのホテルは、テーマがあるものが多く、ものによっては、そのテーマの国に行ったような印象を受けるホテルがあります。ベネチアンは、水の都イタリアのベネチアをモチーフにしたホテルです。 むしろ要約に近い感じがします。
今回は、以前の記事のイタリア・ヴェネツィア(ベネチア・ベニス)と、ラスベガス・ベネチアンの比較をしてみます。
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外観として特徴的なものは以下の4つ。
- サンマルコ広場の鐘楼
- 大運河のリアルト橋・カナルグランデ
- ため息の橋
- ゴンドラ
順番に見ていきましょう。
サンマルコ広場の鐘楼
ベネチアのシンボルと言えばこちらの鐘楼といっても過言ではないでしょう。
ベネチアのものはこちら。
おお、似ている。というか大きさ以外多分同じ。多分下の建物を見なかったら区別つかないでしょう。
なお自分の写真では、エフェクトをかけて撮影していたので、以下まっとうな撮影の写真を拝借。
リアルト橋
水の都と言えば川。ベネチアの大運河にかかる大きな橋はこちらリアルト橋。
ラスベガスのものはこちら。
おお、やはり全く同じ。大きさはだいぶ小さいけれども。
ベネチアのリアルト橋の内部は、商店街と一体化し、中は階段になっています。
一方、このベネチアンの橋の中はこちら。
歩く歩道橋。橋のカーブに合わせて傾斜がかかっているVer.
やはり約400年の文明の利器の差は大きい様子。
石造りの橋に変えようと提言され、1557年、ヴェネツィア共和国は橋の設計案を一般から募集した。
1999年にオープンしたのがこのホテルである。
イタリア・ベネチアのリアルト橋からの景色は、こんな感じです。川と船と色とりどりの家が見えます。
対してラスベガスのベネチアンのリアルト橋からの風景はこちら。道路と車と色とりどりのホテルが見えます。tiというのはトレジャーアイランド・ホテルです。
ため息の橋 Bridge of Sigh
オリジナルのため息の橋は、監獄と尋問室をつないでいるためため息の橋と呼ばれるこの橋。本物はこんな感じ。
これに対して、ラスベガスのものはこちら。
おお、例によって似ている!大きさは違うけど似ている!ちなみに、こちら渡れます。
尚、いろんな行き方はあるとしても、この橋、カジノにつながっています。ため息とは関係あるんでしょうか…?
ちなみに、このため息の橋の下は、ベネチアの細い水道をイメージした作りになっています。
よく見ると、絵です。ホテル内に奥行きを持たせた川を作るのは大変だったんでしょうか…?
ちなみにこちらが本物の水道。
ゴンドラ
ベネチアと言えばゴンドラ。ショパンの舟歌などでも知られるこちら。観光名物と言って間違いないでしょう。
welove.expedia.co.jp
ベネチアンのゴンドラはこんな感じ。
なんとラスベガスのこちらのゴンドラは、モーターボートだそうで。
最後に、これは公表すべきではない情報かもしれないが、現場取材の際、ゴンドリエたちが特に秘密にすることもなく公表してくれたのであえて書いてしまうと、彼らは実際にはゴンドラを漕いでいない。各ゴンドラは小さなはスクリューが付いた電気駆動 (←クリックで写真表示) となっており、コンドリエたちは足でそのモーターのスイッチを操作している。
内装はローマ風?のゴージャスなつくり。
ラスベガスでベネチアに言った気分になれるホテル・ベネチアンでした。