カジノの本場ラスベガスでのライブポーカーおすすめ観光


このブログやTwitterを見ていただいている方はご存知かもしれませんが、私はポーカーの特にテキサスホールデムを、割と真剣にプレイしています。低レートとはいえ、普段はオンラインサイトで公認の解析ツールをつけてまじめにグラフや確率・統計を駆使して行っている。低レートであれば、時給換算で普通のアルバイトくらいは勝てるくらいの私。今回はせっかくラスベガスに来たので聖地で意気揚々と頑張ってみることにした。

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ラスベガスとポーカー

ラスベガスはポーカーの世界大会も行われるような言ってみれば「聖地」。

WSOP | 2016 | Tournament Schedule and Results

カリフォルニアに用事のついでに数日の滞在であったため、出歩いたのは平日の昼間。

そもそもラスベガスには様々なカジノがあり、ブラックジャックの隣に並んでいるものもあったが、私が探しているタイプの大人数のテーブルはなかなかなかった。

ポーカールーム

やっと見つけたこのカジノ。ベネチアンというイタリアのベネチアをモチーフとしたホテル。会場に行ってみると、それ専用のテーブルがいくつも並んでいる。

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もはやベネチア。

聞いてみると、ノーリミットテキサスホールデムの最低レートの最低バイイン(要するに、必要最低参加額)は、SB/BB が1/2 USD100ドルバイインの上限300ドル。要するに一周プレイするには、最低でも座っているだけで3ドル。テーブルに着くのは100ドルということになる。

よって、この最低レートの100ドルバイインでやってみることにした。ノーリミットなので、掛け金はいくらでもよい。有名な「オールイン」の掛け声があるのはこのゲーム。

ゲーム

さてゲームは、入り口で登録(といってもニックネームと興味があるゲームを伝えるだけ)9人テーブルが埋まったら開始された。年齢国籍バラバラ。私くらいの年齢から、おじいちゃんまで。女性も1人いた。みなさんチップでトリック(シャッフルしたり、ジャラジャラ鳴らしたりするやつ)をやっている。ライブゲームはポーカーソサエティやメイボールでやったこともあるが、まじめなディーラーと多種多様な人と同じテーブルに着くのはこれが初めて。そしてなんとなく柄が悪いような雰囲気も受ける人もいた。自分でもカードが配られるだけでドキドキしているのがわかる。f:id:HajimeShinohara:20160806100926j:plain

チップをジャラジャラ鳴らしている人たち。かなり強そうに見える。さてどういうプレイが始まるのか?と思って、最初数ハンドは、ギャグみたいなものしか配られなかったので、フォールドして様子を見ていた。そしたらいろいろとおきた。

—ポーカー興味ない人は読み飛ばしてください。—

まず

アンダーザガンリンプ。

あ、アンダーザガンリンプ、だと…!?

アンダーザガンリンプは、要するに一番不利なポジションからリンプイン、つまり一番不利なポジションから、弱い参加方法をとるやり方で、典型的なひどいプレイとして知られている。サッカーやバスケでいうところのドリブルができないレベル、じゃないだろうか。強い手であえてやって罠を張っている可能性もあるが、ただ見た感じそうではなかった。危険でもなさそうなフロップですぐにフォールドしたので。

それに対してコールで全体の9人中6人が参加するような状況。最低限知っているようなプレイヤーがやると、通常の参加は多くても4人程度になる。

また、プリフロップでレイズしてもほとんど誰もフォールドしない。これも一般的にレイズされると、特にポジションがない場合には降りることが多い。

…な、なんだこれは?テキサスホールデムポーカーじゃないのか?

そして、オールインとコール。オールインでボトムペアとミドルペアの戦い。

こういうやり方をすると、私が解析ツールをつけてやっている相手の手を読んだり戦略的にやるポーカーとは異なり、ただオールイン合戦をするギャンブルになってしまう。

オールインにコールというのは、もはや常識的には、絶対に勝っている手でなければできない。というのも、オールインは全額かけているので、それに対抗するのに、トップペアでもないワンペアは少々つらい。場合にもよるが、最低でもスリーカードやストレートが必要だというのが常識的。

これを見たとき、インターネットのプレイマネーというチップを買って楽しむタイプの最低レートで、私が一番最初にやり始めた時を思い出した。確かにコールとオールインばっかりだった。

さて、いろいろありましたが、長いので省略して、オールインにビビりつつ、何回かフォールドし、何周かしているうちに、ブラインドなどもあり100ドル中30-40ドルくらいが減っていた。(減るの、結構早いね…。)

運命の一瞬

それでもやっていると、手元に88が来た。既に多かったのでリンプイン。5人。

フロップ

8 T Jの確かレインボー。

要するにこのとき8のスリーカードが完成。

私はチェック。

相手、ベット。確か10ドルくらい。

2人かコール。とフォールド。(この時点で約40ドル。)

さすがに、79や9Qは持っていないだろうと思い、常識に反するし、それでも持っている確率は相当低い。TT JJを持っていたとしても、セットに対するオーバーセットは、確か確率が1%くらいで、気にしなくてもいいという”常識”もある。他も持っていてもAJとかなんじゃないか?などと考える。

またレイズして、コールされると、どっちみち全額入れることになりそう。余計ややこしいことにもなりそうなので、私はここでこういった。

“I am all in.”

2人フォールドした。

(よし、これは来たでしょう!!)

1人がコール。

え?コールされちゃった?と思う私。どちらかというとフォールドさせる目的だったんだけども。

開いたのはJQ。要するにトップペア・ガッツショットドローでコール。(JK, JAにも負けてるのに、これでコールするとは…。などと思いつつ。)私の心の中「よっしゃ、カモめ!これだけで100ドルくらいは増えそう。ほんとちょろいバイトだ。」

とか考えながら残りの2枚を開かれるのを見る。ターン・リバーこのとき、ディーラーさん、やたら開くの速かった。

そしてリバーで落ちる9。相手ストレート完成。フルハウスにならず、8の3カードが負ける。

…要するに負ける俺。そしてオールインしたため、この時点でなくなっている100ドル。

あーあ、と思いつつ。フロップの時点でのオールインは、判断は正しかったものの、運悪く相手に当てられて、「それコールするとか何なの?」とか思いまくる私。

残り2枚の段階で9などの特定の4枚が落ちる確率は、約16%。よって約84%は勝てる確率があった。

私のほかにも、常識的にはプレイするハンドではない39sをポジションなしでリンプインしてきた人と、A3sでレイズした人がフロップに落ちた933にA3sがオールインした人に93sがコールする形で、数百ドルなくなっているという完全なビギナーズラック的なプレイなども炸裂していたのを脇で見ていて、なんていうか、これは、よっぽどうまくやらない限り、ただのギャンブルだな、と思ってしまった。

逆に言えばなんでもコールしてくるのであれば、ちょっと手があればオールインすれば利益の出るプレイということになるが、それはオンラインの4面うちで5ドルとかなら全然いけるんだけど、そんなに何百ドルもやる気にはなれない。まあここに付け込まれていると言われればそれまでだけども。

—ポーカーの具体的な話終わり—

「追加入金しますか?」ということを聞かれたが、私は、せっかくいろんなショーや煌びやかな建物が並んでいるエンターテイメントの都で、このポーカーのルールでやっている「オールインしまくるギャンブル」を、柄の悪い感じのおじさんたちとやっているのが、時間の無駄にしか思えなくなってしまったため、(まあ、自分も客観的にみるとそうかも知れないのだが、)オーシャンズ11などの映画にも出てくるベラージオの噴水ショーやシルクドソレイユの公演を見ることにした。

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有名な噴水の湖。こんな感じ。

www.youtube.com

夜ほかのホテル (ウィン Wynn)ではこんな感じ。

www.youtube.com

いやー、これはこの「ポーカー」をやってるより楽しいでしょう。

そもそもそんなに上手くないのは承知の上だが、数年後には、こういう低レートのなんだかよくわからないゲームではなく、世界大会のトーナメント等で、またラスベガスでポーカーできたらいいな、と思い “Nice hand, I will leave, have a good day.”といってポーカールームを後にした。

終わりに

運が悪く負けてしまったが、それでもポーカーの聖地で“I am all-in.”と言えたので、まあよかったとしましょう。決して負け惜しみではない。と言っておきたい。念のため。これも念のため付け加えておきたいが、「負け惜しみでしょ?」という突っ込み待ちでもない。

とまあ、やはり聞いてはいたが、最低レートは、もはや、ルールや基本戦略がわかっているのかどうかも怪しい人が結構いた。

これだから、ポーカーで暮らしている人がいるというのは、十分納得です。私でも行けそうです。←勝ってから言えよ、というのはやまやまですが。

これを見た感じ、おそらく私はこの10-20倍くらいのテーブルでやれば、普段私がネットでやっている数セント-数十セント程度のBBと比べると、同じレベルのポーカーができそう。日本人でプロ選手の木原さんという方も以下のコメントを出していましたが、これはどうやら本当のようだと実感できました。

「自分の実感で“オンライン50倍段”というものがあります。遠くない将来、100倍段になるのではと考えています。オンライン30倍段とは、オンラインのキャッシュゲームで※(6)『0.5ドル/1ドル』のレートで勝ち越すことのできる腕前であれば、レートを50倍してライブキャッシュの『25ドル/50ドル』の卓で圧勝できるという意味です。ライブでは100ハンド(3時間)で30BBほど稼げるので、長期的に見て時給300ドルは出ます」

ポーカーの世界チャンピオンを直撃「スキルを磨くならオンライン一択」 | 日刊SPA!

ただしそのためには最低でも数十万-数百万円が必要。そんなライブポーカーのために数十万円を使う勇気はないです。ゲーム以外の要素がいろいろ厳しいですね。

参考ページ

この方と同じポーカールームでした。気付いたらシルクドソレイユの同じショーを見ていました。

namakeru.com

d.hatena.ne.jp

アメリカ 世界のポーカールーム事情まとめ

【海外ポーカー情報】ラスベガス | テキサスホールデム ポーカー戦略・考

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