イギリスでの日本酒/日本食/和食イベント。 海外/進出/展開/ケンブリッジ


こんにちは篠原肇(@HajimeShinohara)です。日本人たるもの海外にいても、日本食や日本酒が食べたくなることはあるかと思います。続々と海外進出をしており、おいしいものも増えている印象ですが、それでも「日本食」とは異なる印象のものが多い印象です。今回日本酒と和食のイベントがあったので参加してきました。

日本酒・日本料理の海外進出

日本酒「sake」は各国に続々と浸透し、海外新ちゅつをしています。海外での反応も非常に良いようで、「sake」の検索トレンドが順調に右肩上がりになっています。私も日本人であると知られると「Japanese Sake」は好きか?とよく聞かれています。

http://umasake.top/?p=48

これに相まって、日本・日本酒、日本料理関連で様々なイベントが開催されています。

ケンブリッジでの日本酒・日本料理のイベント

日本酒・和食のプロモーションイベントは世界各国で精力的に行われているようです。

今回はケンブリッジ大学で、日本酒と日本料理のイベントが開催され、ありがたいことに招待いただき、参加させていただきました。

 
イベント名:THE WORLD OF SAKE AND THE ESSENCE OF WASHOKU
主催はSake Samurai Association UK。詳しくはこちらのサイトを参照ください。
代表のRie Yoshitakeさんが挨拶をされておりました。

会場はケンブリッジ大学のカレッジのひとつコーパスクリスティカレッジ(Corpus Christi College)のダイニングホール。暗いキャンドルディナーの中を、スマートフォンのカメラでフラッシュ無しで撮影しているため、どうしても写真のクオリティがよくないですが、ご了承ください。

このザ・洋風のハリーポッターのような雰囲気の中、日本酒と和食が振る舞われました。

料理

料理は、人気で予約もなかなか取れないという、ミシュラン三ツ星の京都菊野井で修業を積まれたHayashi Daisukeさんがコーパスクリスティカレッジのケータリングチームと合同で担当されていました。

林シェフは、日本料理アカデミーUKの副理事長も務めており、先週行われたスイスの世界経済フォーラム(ダボス会議)においても日本政府の料理を担当されておりました。古くは洞爺湖サミットでも料理長として世界のVIP達に食事を提供していらっしゃったようです。現在はロンドンの日本料理店TOKIMEITEの総料理長を担当されております。

 

ダイニングホールでは非常に珍しい、各料理がサーブされる際に、毎回料理の説明がありました。確かに料亭の宴会ですと説明がありますね。

最初に来たのがこちら。Ushio Shiru(Clam clear soup)。

洋風のさらの上に和風のお椀が乗っている。また参加者の大半は日本人ではなかったため、箸ではなく、コースディナーのようにフォークとスプーンが並んでいる。まさに和洋折衷。和風のお椀を銀のスプーンで飲むというスタイル。

個人的には中身は、貝のスープだったので、スプーン単体では少々てこづっていた。ただ、スプーンとフォークの数を数えたところ、また周りを見渡したところ、おそらくスプーン1本で食べるのが正しいようであった。へんなところで手こずっていましたが、味は絶妙でした。

続きまして、スズキと乾燥野菜。同時に魚に合う日本酒がつがれる。(後述)。完全に和食なのですが、洋風のテーブルセッティングに乗っており、フォークとナイフで食事をしていると、どうしても洋食に見えてきます。※味はもちろん和食です。

5コースにつき、大きな皿がもう一つ。豆乳のブイヤベース。こちらも豆乳と海の幸の和食ですが、このセッティング上ですと、フレンチあたりに見えますね。

この時点で、プレドリンクから数えてすでに4-5杯は日本酒を飲んでいます。飲みやすいのでどんどん飲んでいましたが、この辺りから、だんだん「飲まれ」始めていたように思います。

デザートは、ゆずアイスと抹茶のケーキ。まさかイギリスでゆずアイスと抹茶ケーキを食べられる機会があるとは思ってもいなかったので、非常に驚きました。大変おいしくいただきました。当たり前なのですが「あ、ゆずだ。」と思わず口に出してしまいました。なおお酒はこの際に出てきた梅酒(後述)が特に印象にのこっています。

日本酒

日本酒は、著名な酒蔵(宝酒造・明石鯛・浦霞・西の関)の方々が、説明と共に、料理に合わせて提供してくださる形式でした。

テイスティングのようにグラスが番号が付いたシートの上に並んでいる。料理に合わせて料理に合うお酒が注がれていきます。私はそんなにお酒は強くないのですが、非常に口当たりがよく、飲みやすかったので、この日はもう何杯飲んだかわかりません。(次の日が日曜日で本当に良かった)

ワイングラスに日本酒を入れるのも、斬新な印象でした。ワイングラスの形が微妙に違うのは、何か意図があってのことなのでしょうか・・・?なお熱燗はお猪口に注がれていました。

特に浦霞の梅酒がおいしく印象にのこっています。ワイングラスにピンク色の梅酒が入っているのは、見たところ、見た目はロゼワインにそっくり。

おそらくこちら?

食後酒も、通常は辛くてあまり得意ではないのですが、今日は飲み干してしまいました。

日本酒の食後酒って、コニャックなどと比較しても飲みやすかったりするんでしょうか・・・?

終わりに

どれも非常に飲みやすく、いろいろ飲んでいるうちに途中からは半ば飲まれていた感じがします。ハリーポッターのようなダイニングホールで、フォークとナイフのコースセッティングのテーブルに、サーブされる懐石料理という和洋折衷も興味深く、非常に楽しいディナーでした。改めて招待いただいたことをありがたく思います。

また、一般的にこのような日本のディナーの際には、私が日本人であることが分かると、外国人の方々から、様々な質問を受けることになります。

例えば今回では、

  • 御猪口の底の青いマークは何なのか?
  • Sea bass って日本語で何?
  • ゆずって、オレンジとレモンとどう違うの?
  • 海苔と昆布、どう違う?

などなど。

日本人であることはこういうことを知っていて当然という認識がある以上、こういった意味での知識や教養も必要になってくるのではないか、と日本人として見られた際に日々勉強不足を感じる今日この頃です。それも含めていい経験になったと思う一日であった。

産経フォト:日本酒と和食の魅力紹介 英名門ケンブリッジ大で

 

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